毒親と絶縁すべきどうかは、基準を設けて冷静に考えよう

毒親と絶縁したい
スポンサーリンク

「自分の親が毒親なんだけど、このまま親子関係を続けていくべきだろうか……?」

毒親を持った方なら1度は考えることではないでしょうか?

親子関係って難しいですよね。

なまじ血が繋がっていることで適度な距離が保てず、結果お互いが大いに傷ついてしまうことなんて結構あります。

その結果の選択肢として「絶縁」という手段がありますが、これも簡単に下せる判断ではありません。

僕自身、「もうこれ以上は……」と一時期絶縁を考えたこともありました。

そこで今回は、毒親との関係で悩むあなたのために、同じく毒親を持つ僕が「どう親と付き合い、どう関係を整理するのが良いのか」をお話しします。

この記事を読めば、あなたが毒親に対して考えている抜け道のない迷路のような思いが整理され、毒親からの解放もしくは適切な関係性の構築に繋がります。

大きな悩みが一つ減ると、人生が拓けて見えますよね!

ではいきましょう。

スポンサーリンク

こんな人のための記事です

  • 毒親との人間関係にうんざりしている
  • 毒親と絶縁するべきか悩んでいる
  • 毒親との絶縁を考える一方で、自分のパートナーの目や世間体も気になってしまう

毒親と絶縁するかしないかは、基準を決めて考えよう

自分の親が世間一般でいう「毒親」に当てはまるからといって、「即絶縁」というのは完全な悪手です。

これは毒親のみならず、普段の人間関係にも言えることですが、「自分が我慢できる基準」というのを明確に決めることが大切。

  • あなたはどんなことをされたら嫌ですか?
  • どんなことをされたらストレスが溜まりますか?
  • 何が起こったら自分の人生に影響が出てしまいますか?

そこをしっかり考えて、自分なりの「人間関係を清算する基準」を設けて毒親との関係も考えてみましょう。

では、なぜ「即絶縁」するのがNGなのか、次の項で説明します。

スポンサーリンク

場当たり的な感情の動きで人間関係を切るのは後悔の元

毒親と絶縁するかしないかにわざわざ基準を設けるのは以下の二つの理由があります。

  • トレードオフを明確にして、絶縁のメリットデメリットを考えられる
  • 基準を設けることで、今後細かく悩むことがなくなる

トレードオフを明確にして、絶縁のメリットデメリットを考えられる

人間関係にはトレードオフがあります。

言い換えると「何か関係を変えることで、何かが犠牲になる」ということ。

つまり、その時に親に対して負の感情を抱いたからといって、関係性をバツっと切ってしまうと、後々考えてもいなかったことで後悔することになるということです。

例えば、勢いだけで関係を切ってしまったはいいものの、その後自分の親があなたのことを親戚一同に悪く吹聴することも考えられます。

あくまで切ったのは親子の縁だけのつもりであったのに、これからは親戚からも腫物扱いされ、孤立してしまうかもしれません。

また、親戚含め血縁者との関係にも見切りをつけたとしても、今(もしくは将来の)自分のパートナーがそれをどう思うでしょうか?

親子の縁が切れてしまったことを隠すのはかなり大変です。

亡くなったことにすればその場では波風が立ちませんが、バレてしまえばパートナーからの不信感もひとしお。

大切なのは「きちんと理由があって、それを冷静に天秤にかけたところで関係を維持するのが困難である」という客観的意見です。

つまりは、周囲を味方につけることができるような状況であることが毒親との親子関係の清算では一番重要なのです。

基準を設けることで、今後細かく悩むことがなくなる

基準を一度設けてしまえば、あとはその基準に毒親との関係を当てはめて判断してあげるだけで今後の関係性を決めることができます。

毎回「こんなことがあって……これってもう絶縁してしまったほうがいいのかなぁ?」と悩まずに済むので、日々のストレスが大幅に減ります。

また、自分の中で基準を作っておくことで「この基準に触れたらもう終わりだ」という決まりがついて、毒親との接し方にも余裕が生まれます。

夫婦関係でいう「何かあったときのために離婚届を書いておく」というやつですね。決して褒められた行為ではありませんが、そうすることで「いつでも状況を変えられる」という心の余裕が生まれます。

ただ、その判断基準を毒親に伝えることはトラブルのもとになるのでおすすめしません。

あくまで自分の中の揺るぎない判断基準ということで留めておきましょう。

では、具体的にどういう基準を設ければ整理がつくのでしょうか。

僕の実体験を交えながらお話しします。

「親子の縁を切りたい!」から「距離を保ちつつ、関係を続けていく」に変わった体験

僕は自信を持って言えます。

僕の母は毒親です。

母は離婚を2度経験し、現在独身ですが、今でもその毒は残っています。

毒親の基準や概要については以下の記事でも触れていますので参考にしてください。

関連記事:毒親とは?その特徴と毒親から解放される方法を解説する | にちプチ 【Nichi-Petit】

僕がそんな母と「絶縁したい」と思った時と「考え直す」という結論に至ったときの基準は以下です。

  • 実家と自分の住居との距離
  • 連絡の頻度
  • 環境・心境の変化

一言でいうとざっくりしていますが、以上の3点を考慮しており、「この3つが全部アウトになったら関係を清算しよう」と決めていました。

では、各項目について掘り下げてみましょう。

実家と自分の住居との距離

これは親と自分の物理的な距離です。

この距離が離れているならば、親でも容易に自分とのかかわりを持つことはありません。

現在僕は東京都、母は九州に住んでおり、その距離は1500kmもあります。

これでは、とてもじゃありませんがチョコチョコ顔を合わせることなんてできません。

顔を合わせなければ面と向かって何かを言われたり、嫌なことをされたりといったことはなくなります。

つまり、この時点で物理的な関わりは薄いのでわざわざ縁を切る理由がなかったわけです。

連絡の頻度

先述の物理的な距離と対比してこちらは心の距離ですね。

毒親の特徴として何事にも「過干渉」というものがありますが、僕が同居していたときはそれがとても酷かったです。

心の距離が近すぎて客観視ができず、自分がそうすべきと思う=子供のためになるという思考ですね。

そのため母が一度決めたり、「気に入らない」と判断したものは、僕の心情がどうあれ絶対に覆りませんでした。

「ダメ」だといえば、どう説明しても「ダメ」、「やれ」といわれれば、理由があってやりたくなくても「やれ」という環境で、とても窮屈な思いをした記憶があります。

大人になった今でもこのように「過干渉」が続くようであれば、人間関係の清算を考える一つの基準になります。

僕の場合、弟もいるおかげか、家を出たらあまり変な連絡は来なくなりました。たまにヤバいの来るけど

環境・心境の変化

あなたが子供から大人になるように、親も少しずつ年を取り、変化します。

人によっては、年を経ることで角が取れてすっかり丸くなり、おとなしくなる人もいます。

あなたの親は、子供のころから見て、どういう風に変化していますか?

以前よりガンコになって、親に対して良くない感情を抱きやすくなってきているならば、縁の切り時かもしれません。

それとは逆に、角が取れて多少は人間対人間の会話が交わせるようであれば、縁を切るのは待ったほうが「一つの人間関係のあり方」として自分の懐を広げる肥やしになります。

僕の場合、いまだに母との込み入った会話はしたくない思いがありますが、普通の会話程度であれば不快感を覚えることもないため、この関係を続けていけると思っています。

スポンサーリンク

人間関係は損得勘定を持って考えるほうが都合がいい

これまで示した基準というのは、結構ドライな目線で見て判断しています。

これはこのラインを超えた、これはまだセーフ……そういう感じ。

いわゆる「損得勘定」というやつですね。

人間関係をそういった損得勘定で見るのを「事務的・機械的」と非常に嫌う方もいます。

そういった考え方も理解できるところはありますが、この感じ方の違いは結局のところ「どう表現するか」で変わるだけです。

例えば、

  • 友達が自分と意見が違うから絶縁した
  • 友達と意見のすれ違いがあって、自分としてはどうしても容認することができず、やむを得ず離れることにした

前者は事務的・機械的な判断に見え、後者は苦悩しつつ、様々な過程や人情も含まれているかのような表現になっていますが結果は「友達と縁を切った」というゴールに行きついています。

文面でうまくぼかしてはいますが、本質を見るとどちらも損得勘定の上でこのような結果に至っているわけですね。

それを踏まえたうえで言い切ってしまうと、人間関係を考えるうえで損得勘定は必須です。

さらに掘り下げるならば、人との縁を切るか切らないかを考える時は、間違いなく損得勘定ありきで結論を出すべき。

後々自分が後悔しないためには、自分と親がどんな風に利害関係を共有しているかを考えることが大切です。

毒親との関係性を客観的に見つめることで、毒親から解放されて心も軽くなる

「親と縁を切る」は善でも悪でもありません。

ただ自分の人生において親が障害になるかどうかを冷静に見つめた結果であるというだけです。

そして毒親との縁を切るのは、決して相手を奈落の底に突き落としてケチョンケチョンにすることが目的ではなく、「心身に悪影響を与える元を遠ざけて自分らしい生き方をする」のが本分。

僕も、親の元で育っている間は色々と植え付けられたものがあって自己肯定感の低い人間でしたが、社会に出ることでそれを少しずつ改善することができました。

これは、親ではなく、パートナーを含む周囲の方々のおかげです。

人は、親がいなくても生きていくことはできます。

それくらいの気持ちで親というものをとらえておけば、まずはあなたの心に巣食う「毒親の毒」を消し去って思考が整理され、より良い道を発見することができるはずです!

人間関係に悩むあなたにぜひ読んでほしい本

人間関係って、相手のことを考えたり、自分と相手の未来を思うと、本当に難しい問題ですよね。

そんな時、あなたに必要なのは何でしょう?

それは「周囲からの励まし」「認めてくれる人」「道を示してくれる存在」です。

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』という本は、そういった心の毒やもやもやを優しく溶かして、道を示してくれる良書なので、ぜひ読んでみてください。

内容も漫画中心で分かりやすく、かわいいキャラクターが実際の事例に沿って話をしてくれるので癒されること間違いなしです。

個別のレビュー記事もありますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:人間関係に疲れた人は『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』を読むと楽になれるよ | にちプチ 【Nichi-Petit】

この記事があなたの人生を変える小さなきっかけになれば幸いです!



スポンサーリンク



スポンサーリンク

関連記事



この記事が面白かったらシェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA