字幕vs.吹替え!どっちで見るべきか?メリット・デメリットも解説

字幕vs.吹替え
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「この映画って、字幕と吹替えどっちで観たほうが楽しめるんだろう? 2回も観るのめんどくさいし……」

この悩みって、外国映画あるあるですよね。

そして、結構深刻な悩みだとも思うんです。

字幕か吹替えかというだけで、作品に対する評価や視聴したときの満足度は大きく変わります。

両方観るのも良いんですが、2回目の視聴というのは1回目と違い、物語を知ってしまっているため、作品に対するワクワク感が大きく削がれてしまうというデメリットがあります。

というわけで今回は、年間300本の洋画・海外ドラマを観ているせいじが、洋画を観る際の字幕・吹替えを選択する基準を説明します!

字幕で観るか吹替えで観るかという基準が分かっていれば、映画の内容に対する理解度にも差が出るうえ、作品を視聴したときの満足度を最大限に引き上げることができるので、お金を払って映画を観に行っても損をしませんよ!

もくじ

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アクションは字幕、サスペンスは吹替え。好きな声優が出演している場合は吹替え一択!

まずざっくりと大別した基準は、「アクションは字幕」「サスペンスは吹替え」です。

これはほとんどの洋画に当てはまるので、最初の判断基準として覚えておきましょう。

あなたが好きな吹替え声優さんが出演しているとか、「この生声じゃないとダメ」というハリウッド俳優とかでなければ、この基準に当てはめておいてまず間違いないでしょう。

一方であなたが好きな声優さんが出ていれば、ジャンル関係なく吹替え一択です。

僕の場合、江原正士さんや石丸博也さん、磯部勉さんが声を当てている場合はまず吹替えで観ます。

字幕か吹替えかは、会話の情報量で決めている

字幕・吹替えが扱っているもの、それはどちらも「会話(音声)情報」です。

そして字幕と吹替えの選択基準には、その情報を処理する人間の脳が大きくかかわってきます。

まず、人間の脳というのはマルチタスクに向いていません。カナダの名門マギル大学心理学部のダニエル・レビチン教授は「人間の脳はマルチタスクができるようになっていない」という見解を示しています。

つまり、人間は異なることを同時進行するのが基本的に苦手ということです。

そして、マルチタスクの中でもさらに難しいのが、同じ器官で別々の動きをやること。

例えば、目で見ながら耳で聞くのはできますが、片方の目で上を見ながら、もう片方の目で下を見るって難しい……というかできませんよね。

そう、人は字幕を見ているとき、本編の映像はほとんど見ていないのです。

そのため会話の情報量が少ないアクション映画は、字幕をあまり見なくとも理解がしやすいので字幕で視聴しても快適に観られるのです。

反対に、字幕情報の多いサスペンスや推理ものなどは、字幕表示の制約が大きくかかわってきます。

洋画の字幕表示というのは「1秒間に4文字」という一定の基準があります。

この基準も、人間の処理能力を考慮して、快適に観られる指標として決められました。

外国語音声の劇場用映画の場合、通常は台詞1秒に対して4文字以内、一度に表示される字幕は20文字までが基本。1行あたりの文字数は、かつては13字だったが現在では10字(例外もある)。簡単な挨拶程度のセリフの場合、字幕に出さないことが多い。なお、字幕では簡潔さがモットーとされるため、逐語訳にこだわることなく意訳を積極的に取り入れる必要があり、必ずしも原語の台詞に忠実な翻訳がなされないこともある。

日本語字幕 – Wikipedia

この厳格な基準は誰にでも当てはまります。とても早口の登場人物がいたとしても例外ではありません。

そうすると、どうしても意訳が必要になってくるので、情報の欠損が生じます。

一方で吹替えの音声は非常に柔軟で、登場人物が早口ならば、同じ演技で言葉を詰め込むことができます。

言葉が足りない訳は、物語の理解を阻害して非常にストレスになります。

そのため、会話の情報量が多いサスペンス映画は吹替えで観るほうが理解もしやすく、快適に視聴できます。

つまり、情報量としては圧倒的に「吹替え>字幕」というわけです。

今回は会話内容中心に情報量を説明しましたが、登場人物自体が多い物語も吹替えのほうが観やすくなります。

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字幕と吹替えのメリット・デメリットまとめ

  • 字幕メリット・・・俳優の本物の演技(声)を耳で感じることができ、空気感を共有できる
  • 字幕デメリット・・・字幕を追っていると俳優の演技を目で見ることができず、細かな感情を映像から受け取ることができない
  • 吹替えメリット・・・情報量の多い内容でも理解しやすく、言葉に俳優の個性を乗せることができる
  • 吹替えデメリット・・・俳優の本物の声を聴くことができず、下手な声あてだと雰囲気を壊すことがある

せいじ流・作品別の選択肢はこれだ!

ここでは僕の好きな作品を例に字幕・吹替えのおすすめを挙げていきます。

字幕がおすすめな作品

ROBOCOP(ロボコップ)

分かりやすいストーリーと重厚なアクションを含む本作は字幕で観るのが超おすすめ!

それほどスケールの大きな話ではありませんが、その分サイボーグの悲哀や主人公であるロボコップのカッコいいシーンがてんこ盛りなので是非字幕で楽しんでください!

関連記事:映画好きなら絶対観ておくべき『ロボコップ』の魅力を紹介する | にちプチ 【Nichi-Petit】

大脱走

第二次大戦中の強制収容所での話なんだけど、アメリカだけでなくイギリスやオーストラリア、ドイツが登場する多国籍な作品。

吹替えの弱点はこう言う多国語の微妙な文化や発音やアクセントの違いを全部普通の日本語にしてしまうため個性がつぶれてしまうところですね。

この作品は字幕で見ることにより各国の訛りや、当時アメリカ人やアイルランド人がイギリス人に持っていた反感などがよく伝わってきて、歴史好きにもおすすめ。

ショーシャンクの空に

映画通の中では何かと評価が分かれる作品ですが、僕は大好きです。

これは物語の進行もそれほど速くない(作品内の時間進行は別)ので、俳優の演技をじっくり堪能しながら字幕で見ることができます。

特にあちらの国の刑務所生活という非日常を描いているので、生の声を聞いて雰囲気を感じても損はないと思う。

物語の内容も非常に分かりやすく、人間ドラマの面白さを教えてくれる作品です。

アベンジャーズ

今勢いに乗りまくっているマーベルアメコミ作品。

派手なアクション・オシャレな演出・美男美女俳優の豪華絢爛な内容は、ぜひ彼らの生の声でのやり取りで感じてほしいです!

吹替えの評判がイマイチというのも字幕視聴の理由でもありますが……

吹替えがおすすめな作品

プリズン・ブレイク

この作品は最初字幕で観ていたんですが、登場人物や関連する人物の設定がどんどん増えていき、俺があいつであいつが俺で状態になり、あえなく撃沈。

その後吹替えで再度見始めたところ驚くほどハマってしまい、ラストエピソードの視聴後は号泣するに至りました。もう嫁が引くくらい泣いた

敵勢力がワラワラ出てきて、それに右往左往するような作品は吹替えの方が細かい情報も乗せきれるので、理解がしやすいです。

ハラハラ展開が好きな人はぜひ観てほしい作品。

24 -TWENTY FOUR-

これは小山力也さんのためにあるドラマ

主人公のジャック・バウアーが色々な事件に巻き込まれる作品で、しかも24時間を24話に分割しているため、描写が非常に細かい。

……ということで、字幕だとその情報を載せきれないことも結構多いです。特に政治などの話が主題に絡んでくると字幕はその制限のせいでところどころ意味不明になりがち。

実際両方見たけど、最後まで視聴に耐えられたのは吹替えのほうでした。

ちなみに、老若男女全方位におすすめできるほどめちゃくちゃ面白い。

フルハウス

誰もが知ってる偉大なホームコメディー。

当時はジェシーおいたんに憧れた人も多いんじゃないでしょうか?

これは字幕でも見たことがあるんですが、アメリカ流のボケやツッコミも、日本人が見たら普通のやり取りにしか見えない時がありますし、字幕にされても読むことに必死になって純粋に笑えなかったり……ということで結局吹替えに落ち着きました。

コメディーはそういう文化の違いに非常に影響されやすい作品なので吹替えで観る方が断然面白いです。

ターミネーター2

これは完全に声優の実力ですね。

というか、シュワちゃん作品は玄田哲章さんがハマりすぎていて、シュワちゃん本人の声すらちょっと違和感を覚えるほどです。

THE FLASH(フラッシュ)


THE FLASH / フラッシュ<ファースト> コンプリート・セット(4枚組) [Blu-ray]

主人公バリー・アレンがめちゃくちゃ可愛いDCアメコミ作品。

これは正直字幕と吹替えがどっちも秀逸なドラマですが、バリーに声当てしてる福山潤さんがすっごいチャーミングなキャラをうまく演じているので僅差で吹替えです。

そのおかげでクロスオーバーしてる作品は全部吹替えで視聴!

関連記事:超面白いドラマ『フラッシュ』のあらすじ・観どころを紹介 | にちプチ 【Nichi-Petit】

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最終的な軍配は、わずかに「吹替え」にあり!

 

字幕と吹替え、どちらにもメリットデメリットはありますが、究極的には吹替えが作品を楽しめる可能性は高いというお話でした。

もし洋画を観る時に字幕か吹替えで悩んだ時は参考にしてみてください!

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