【ボイトレ見本あり】声優のようないい声を手に入れるための方法



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  みなさんが性別問わず他人に好感を持つ瞬間ってどんなときですか?

 

顔が綺麗だったりかっこよかったりする人? スタイルが良かったり体格が良い人? 運動ができる人?

 

僕は「声がいい人」です

 

声って素敵。民族や文化に関係なく、みんなに与えられた万国で通用するアピールポイントです。

 

しかも声って、顔や背丈と違ってある程度変えられるし、歳をとっても衰えにくいんだよ!

 

今回は、そんな素敵な可能性を秘めたあなたの声を、もっと素敵にする方法を教えます。

※動画けっこう貼ってるのでパソコンで閲覧推奨です。

 

まずは僕の声でごあいさつ

 

な、なんか恥ずかしい……

 

「いい声」ってなんぞや?

 一言で「いい声」といっても、色々ないい声があるし、「キンキンの甲高い声が好き」だとか「とろけるような低音が好き」だとか感じ方は人それぞれだったりするんだけど「聞いていて心地良い声」というのはある程度人間の本能に基づいた傾向があります。

 

基本的に人が「いい声だな」って反射的に感じるのは、遠くまで聞こえる所謂「とおりの良い声」です。

 

男性有名人で言うと

 

  • 玉木宏(俳優)
  • 速水奨(声優)
  • ケンドーコバヤシ(芸人)

 

ほか多数……

 

女性有名人だと

 

  • 戸田恵子(女優・声優・歌手)
  • 日高のり子(声優)
  • 渡辺直美(芸人)

 

ほか多数……

 

好み出まくってますね!! 恥ずかしい! 僕はこういう方々がいい声だと思ってます。みなさんざわついたスタジオの中でもひときわ目立つ声をしていますね。まずは彼らのような「よくとおる声」を目指しましょう。

 

いい声を手に入れるために直さなければいけない癖

 よく演劇や歌唱なんかで「腹から声を出すこと!」と念仏のように唱えまくる指導員がいますが、僕はこの抽象的な指導法、大嫌いです。

 

もうね、どれくらい嫌いかと言うと、どわぃ嫌いです。

 

だってお腹から声なんて出ませんもん。出るのはお腹が減ったときの「ぐぅ~~……」くらいじゃね?

 

とにかく「腹から声が出る」なんてことは幻想であり、過去の遺物だと思ってください。そのうえで、日本人は世界的にも珍しい発声法をしてますので、その発声法で身につきやすい「悪癖」を潰していくことから始めましょう。

 

悪い癖をなくすだけでも、声って結構良くなるんだよ!

 

  • 声の高低を喉を絞ることでつけている
  • 声自体に響きがなく、遠くまで聞こえない
  • 言葉のコントロールを口先だけで行っている

 

悪い癖をパッと挙げるとこんなもんです。裏を返すと、これを直せばあなたの声はずいぶん良くなるということ。

  

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悪い癖の直し方

声の高低を喉を絞ることでつけている

 これは歌唱にもつながるお話であり、ここを克服すると途端に声を出すことが非常に楽しくなります。喉を絞ってしまう原因は、高い声を出す際に気持ちが先走って喉に力を込めてしまうこと。

 

この問題は非常に根深い話であり、僕だけでなくプロでも連続で声を出したり一定以上の高さを出そうとするとこの悪癖は顔を出してきます。だから根気強く、丁寧に是正しましょう

 

喉を絞った声を緩和する方法は「息を吐くときと声を出すときの違いを知ること」です。息を吐くときと声を出すとき、僕らはどちらも肺から口を通じて空気を出しています。その違いは「声帯が働いているか、いないか」だと言うことはわかると思います。

 

でも、声って一様じゃないですよね。例えば「息が混じったような、ため息のような声」「耳にギンギン響くエッジのある声」って言うのがあると思います。

 

これはどちらの特徴も極端になってはいけません。前者は声帯が開きまくり、後者は閉じまくりの状態になります。

 

まずはこの特徴の中間地点をいい感じに探してみましょう。

 

以下はその練習音声です。

 

この練習を真似して、ちょうど良いポイントを見つけたら以前の自分の声と聞き比べてみましょう。変化があれば自身での声のコントロールが板についてきたことになります。

 

やったなぁ!! これで最初のステップクリアじゃん!!

この練習を経て「息を出すことで声に変換している」という意識をしっかり持てるようになったら、次はそれに高低差をつけていきます。ここを見ている人は、今までは喉を絞りまくって「あ゛---!!」と高い声も絞り出していた方が多いと思いますが、さっきの「息→声・声→息」の応用としてスタッカート(短く声を切る)を利用した出し方があります。

 

名づけて「気合法」

 

名前から変な推測をしちゃいそうですが「気合で高い声を出せ!!」って話じゃありません。

 

みなさん物を持ち上げるとき「よっ!!」と声をだしたりしませんか?

 

または、不意にお腹を殴られたときに「うっ!!」となったことはありませんか? あったらちょっと怖いけど

 

これが発声のヒントになっています。どちらも一瞬お腹に「グッ!」と力が入った状態で発声しています。そしてその声は決して低い声ではなく、自分の持つ声の中でもかなり高い声だと思います。

 

この時に出る高い声を出してみます。

 

↓ではその練習音声を聞いてみてください

 

なんでこの時は高い声が出しやすいかと言うと、「喉に余計な力が入っていない」から。高い声を出すために力を入れるべき場所以外に余計な力を使ってる人が、重いもの持ち上げたり殴られたりすることで、そっちに意識が行ってしまい、結果喉を締める余裕がなくなったってことです。

 

つまり、喉を意識せず声を出すことが板についてくれば高い声を出しやすくなると言うこと。普段はみんな「これから高い声出すぞ~~!!」って気を張りすぎて余計な力を使っちゃってるって事ね。

 

僕はこの練習のとき主に疲れる(使っている)部位は「横隔膜~下腹部よりちょい上あたり」で、そこを小刻みに凹まして空気を吐き出し、小刻みに膨らまして息を吸ってます。喉は気にしないほうがいいんだけど、あえて言うなら胃から口にかけて一本のパイプが通ってるイメージ。

 

「イメージじゃわかんねーよ具体的に言え」って人もいるかもだけど、「喉の○○という筋肉を開き、横隔膜周辺の○○筋を収縮させてください」って具体的にいう方がもっとわからないと思うのでこういう説明にしています。

 

イメージでやるって大事だよ! 想像力を大切に!

 

この「はっ!」だか「ほっ!」という発声練習で得た声をヒントに、楽に声を出す方法を探ってみてください。

 

声自体に響きがなく、遠くまで聞こえない

 テレビで歌なんか聴いててよく思うんだけど、日本人って声の響きが乏しい人が多いですよね。音がこもっているというか、本人は結構頑張っている感じなのに声がこちらまで届かない。

 

じゃあ「響き」ってどうやってつくるの? という話なんだけど、例えば携帯やスマホで何かの音を再生してるとき、MAXまで音量上げてるのに音が小さいときってどうする?

 

僕はスピーカーに手を当てて音を反響させます。

 

こうすることによって、音が反射する空間が増えて「響き」が増します。

山で「ヤッホー!!」とか、遠くの人に「おーーい!!」って言うとき、口を手でカバーしたりするのもそう。手が「メガホン」の役割を担ってるんですね。お風呂なんかで歌うと小さい声でも大きく聞こえるよね。あれも浴室で「響き」が豊かになった結果、つまりお風呂が巨大なメガホンになってるんです。

 

理論は分かった。でもどうして日本人は声の響きが乏しくなってしまうのか?

 

日本語はその言語特性上、流れるようにしゃべることができず、どうしても一音一音区切りながらしゃべらなきゃいけません。だから外国人からすると、日本語をしゃべってる人って「マシンガンみたい」と比喩されることがあります。そのため喋るときと同じように歌うと日本語一音一音に響きを作ってる余裕がない。一方で英語は単語と単語をくっつけて流れるように話す言語なので発声にはかなり有利です。

 

前置きが長くなったけど、この「響き」を味方につければ「力を入れずに遠くに届く声」を出すことが可能になります。感覚を掴む練習法としては、ハミングが最適。

 

ハミングって、あの鼻歌とかでよくやるやつね。んんん~♪

 

あれって基本口閉じてるじゃん? じゃあその状態で「なるべく大きく聞こえる音出して」ってなったらどうする?

 

力入れて「んーーー!!」ってやっちゃうと、すぐ疲れちゃう。

 

そこで「響き」を使ってみよう。さっきのメガホンの例えで言ったように、ちょっと方向を変えたりや空間を作るだけで音って大きく聞こえるんだ。もちろん音量を上げたわけじゃないからエネルギー量は変わらない。

 

それで「人間の響かせる空間ってドコよ?」って話だけど、声が出る器官から最も近くにあって、空間を作りやすいのは「口内」と「鼻周辺」です。上手い歌手なんかは、その延長として頭部全体、ひいては胸部まで響かせる対象にできるけど、いきなりそんなん無理だし、まずは口内と鼻だけでも十分だと思います。

 

早速やってみましょう。

 

ここでもイメージを大切に!

 

「この辺開いたるわ!」という気持ちでやってみましょう。

 

ちなみに僕は鼻の穴から頭の毛穴まで開くイメージでやってます。もちろんそのときの顔はすごいぞ! 人に見せられないよ!

 

このときもなるべく力は入れずに、息を効率よく声に変えるつもりでやりましょう。こういうのは「サボり屋さん」のほうが向いてます。頑張り屋さんは喉で頑張っちゃうから。

 

ハミングをやっていて鼻のあたりとか、唇のあたりが振動し始めたら、その振動を自分のできる限り大きくしてみましょう。その際、喉を絞めたり首に力を入れずに、体内で息の流れる方向を調節する感覚で行うこと。それが自在にできるようになると喉に力を入れなくても大きな声・遠くに届く声=響く声がつくれます。

 

慣れたら「ハミング→口開けて声を出す」をやってみましょう。逆ももちろんやること!

 

「んん~♪→あ~~♪」という感じ。細かくいうと「んん~♪→んぬぁ~♪→あ~♪」というプロセスかな。

 

ナ行を経由していく感じでね!

 

ナ行って「鼻での響き」を出しやすいとこだから、ここで「鼻で響かせるってこういうことかー!!」っていう感じで感覚を掴んでみてください。

  

言葉のコントロールを口先だけで行っている

 最期は総括的なお話で、「喉を絞らず、鼻や口内の空間をフルに使いましょう」ということです。

 

日本語の便利なとこって「あんまり口を動かさなくてもしゃべれる」なんだよね。「えー、英語も口動かさなくもしゃべれるよ?」って人はその英語を録音してみると、ネイティブとは程遠いカタカナ英語(もはや日本語)になってるから。それではダメなんです

 

前項ではハミングで主に鼻(鼻腔)の空間を有効活用する話をしました。今回はそれに加えて「口内」の空間を活用する術を説明します。

 

ここで問題!(デデン!

 

口内で一番体積を独占していて、なおかつ自分の力で響きのスペースを作れそうな部位ってなーんだ?

 

え……歯?

 

ブブーッ!! 君、歯の形変えられるんか? こえーよ

 

正解は「舌」です。多分9割9分の人は正解してるよね!

 

「滑舌」というくらい言葉と声と舌は密接に絡んでいまして、「舌を制する者は声を制する」と言うくらいです。ちなみに嘘です

 

ただ、舌を適切に使うことで、更に声が出しやすくなることは確かなので説明します。

 

日本人がしゃべってるときって、舞台役者でもない限り口も動かなきゃ舌もほとんど動いてないのね。もうほんと日本語ってめんどくさがり言語。これではせっかく喉の力が抜けても、その声が外に出ていくときにブチ壊しになっちゃいます

 

喉の力を抜き、口腔内周辺まで来た音をそのまま外に運ぶには、口腔内に十分な空間を作ってあげることが必要です。そして口内空間に広がりを持たせるには舌を「凹ます」事が重要になってきます。

 

小中学校の歌の授業とかで「口の中にピンポン玉を入れてる感じで」とかの指導あったでしょ? 当時は僕も先生に対して「何言ってんねんこいつ」状態だったけど、今その大切さがわかりました。先生ごめん

 

口にピンポン玉入ってるって事は、舌は通常通りにはポジショニングできないよね? 窒息しちゃう

 

少しでも口内空間を増やしてピンポン玉で窒息しないように舌を凹ませて口腔内の容積を広げてあげる。その状態が声を出すには適している状態なんだ。

 

別のイメージで言うと、あっついあっつい食べ物食うとき、少しでも口内を広げてやけどしないようにするじゃん? あんな感じ

 

その状態で声出してみ? なんかオペラ歌手みたいになるでしょ?

それ!! それが「いい声の素」なんです!

 

「なーんだ、オペラの声なら俺もできるよー」とか思ってるしし座のあなた!!

 

これまで挙げた悪い癖を直して得た「オペラ声」と、見よう見まねだけの「サルまねオペラ声」は全然違います。というか、本物のオペラは僕らでは到底まねできないくらいの凄まじい口腔内の空間と響きを持ってます。

 

ロボットに例えるとガンダムガンガルくらい違う。

 

しかし、そのオペラ声に近づくことはいい声を手に入れる上で非常に大切なので積極的に練習しましょう。

 

 

 以上、まずは3つ挙げた声を出すときの「悪癖」を意識して直してみてください。

 

併せて、いい声を出すのに非常に効果的なのは「ものまね」をすることです。題材は何でもいいので、まずは自分の目指す「いい声」の声優さんを探してみましょう。両方の練習を反復することで声を出す時に意識を置く体の部位や呼吸の強弱がつかめてくるはず。

 

僕はこの本も参考に練習してますが、特にこの記事を読んでいる初心者の方にはぴったりの一冊です。

関連記事↓ 

ものまねのコツを掴んだ僕が上達方法を教える – にちプチ 【Nichi-Petit】

 

練習する上での一番の敵となるのは「練習で自分の思うイイ声が出ないこと」です。正直僕もこの練習音声、自分で聞いてて吐き気がするくらいですが、練習ってこんな地味で泥臭いもんです。こういう練習の反復を経て、スピーチなり舞台などの本番で光る声が手に入ると信じています。

 

大事なのは、どちらもできるようになること

 発声の悪癖を是正することは、いい声を出す上で間違いなくやらなくてはいけないことだけれど、それで得た声は基本的に無個性なものになりがち。めっちゃ美人とか美男の人も特徴ない顔してるよね

 

どうやって個性出していくかというと、それまでの自分が出してた声と、今回得た声をいったりきたりすること。

 

今回の練習って基本「いったりきたり」っていうの多いよね。そういう練習を重ねることによって「声を出す」という動作に含みを持たせることができる。つまり「喉や舌ってこんな風に動くのか」って認識できるようになるんだな!

 

そうすると「いい声の素」とそれまでの自分の声の中間点が少しずつ把握できるようになってくるから、声を自由に変えることができるようになるわけだ。個性を植えつけるのは、あくまで今まで自分が出していた声であり、そのうまい「中間点」を見つけることに他ならない。だから、この記事の練習をして「いい声の素」を手に入れたとしても、決して今までの自分の声を捨てないでほしい。

 

真の個性ある「いい声」とは、今回得た声と、あなたの元の声を合体させて初めて完成となるのだから……いいこと言った

 

声で遊ぶって、楽しいよ!

 

そんな話です。

 

 

エンド



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