ものまねのコツと上達方法を初心者向けに教えるよ!



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 ものまねが上手くなりたいと思っているあなた。「純粋に目指している芸能人・声優がいる」とか「忘年会の余興で何か出し物をしなきゃいけない」理由は様々だと思います。

 

……では聞きます。

 

僕はものまねが好きだ!

ものまねをやっていると楽しい!

ものまねする対象物が好きだ!

 

ものまねに対して、そんな気持ちを抱いていますか?

バカげた話だと思われるかもしれませんが、それだけの情熱があればものまねは上手くなります。

まずはものまねが好きであること。まずはものまねが好きであること

大事なことなので2回言いましたが、好きじゃなかったら続けられないっしょ?モチベーション保てないっしょ!! 「ものまねが好きであること」という最初の関門を通ればこの記事に書かれていることを実践して、上達できると思います。

「ものまね」とは何ぞや?

  この記事では一言で「ものまね」と言ってますが、ものまねっちゅーのは一つではありません。

ものまねを大まかに分けると「声帯模写」「形態模写」ってのがあって、「声帯模写」は声を、「形態模写」は仕草や容姿なんかをまねすることです。コスプレもある意味形態模写やな

難易度でいえば、よほど難しい題材でない限りは「声帯模写」のほうがハードルが低いです。そして、この記事では初心者向けの「声帯模写」寄りで話すからそこんとこヨロシクね!

ものまねができると言っても、僕もまねできない対象はある。そらもうたくさんあります

男の僕が女性声優のものまねはかなりキツいものがあります。それは急にかけ離れた目標を追いかけているから。だから、どんなことにもファーストステップは必要です。次の項では順を追ってものまねが上手くなってゆく行程を2ステップで紹介します。

ものまねStep1.自分の声を知る

 自分の声を知ることはとても大切です。自分の声を知って、それに似た声を探せば、自ら似せるのに大きな努力が必要ありません。簡単なものから始めると達成も早いのでモチベーションも保ちやすくてオススメです。楽勝ゥ!

というわけでまずは自分の声を録音してみましょう。録音内容は何でもいいです。歌まねをしたければ歌ってみるも良いし、喋ってる声まねだったら何かセリフをしゃべってみるも良い。今はスマホで高音質で録音できるアプリがあるので気軽にできます。

そして聞いてみる……

 

どう? 死にたくなったやろ? 鼻毛むしりたくなるような気分やろ?

 

大体の人がそうなる。「俺の声キモすぎ……」と。大丈夫、これはほとんどの人が通る道だから心配しなくてもいいです。自分の声に違和感を覚えなかった人は……それはそれで才能があるかも

自分の声を録音したら、それを何度も聴いてみて客観的な視点を持つまで繰り返してみましょう。慣れるまではつらいけど負けないで!

  • なんかかすれっぽい声だなぁ
  • 「サ行」がなんか聴き取りにくい
  • 低音のエッジがスゴイな
  • 鼻にかかったような声だ

こんな感想が出てくればしめたもんです。少しずつ自分の声の特徴を知ることができています。

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ものまねStep2.自分と似た声(音)を探す

 自分の声をひとしきり聴いた直後、自分の知ってる限りの歌手や声優・音で、一番自分に声が近いものを探してみましょう。

人によっては、それが動物であったり、別の何かの音かもしれない。そこは自分のニーズに合わせて探してね。ちなみに僕の最初のものまねは「錆びた扉が『ぅうぉ~ん』って鈍く軋む音」だったよ! そのあと「盛りのついた猫の鳴き声」「小さいけどリアルな音のオナラ」をやって、「進撃の巨人・リヴァイ兵長(声優・神谷浩史さん)」やって、小野D(声優)やったり、若本(声優)やったり……と少しずつ難易度や志向を変えていきました

一つやり始めることで、そこから少しずつ派生したり成長して次の題材も見つけるのが楽しみになるので、まずは簡単なものからトライしましょう。ものまねが上手くなるには量をこなすことが大事。小さな達成感を積み重ねること!

 

ものまねが上達する練習サイクルは

  • 自分の声を聴く
  • 自分の声と似た声(音)を探す

これをひたすら繰り返すことです。これをこなすうちに自分の声に変化が訪れ、気付けば出せる声の範囲が広がっています。出せる声の範囲が広がっていれば、自分の声に似た声(音)も必然的に増えてくるのでものまねのレパートリーが増える……というわけです。

声の変化を掴むきっかけが欲しいという方は関連記事も用意してますのでこちらもあわせて読んでみてください。

ものまね練習の注意点

 ここまで読んでくれた人は、今頃ウキウキで最初の題材を練習してると思います。そこで注意していただきたいのは、「完璧に似せようとしないこと」です。

一個の題材にこだわりすぎると、上手くできなかったときモチベーションが落ちてしまい、ものまねの練習自体億劫になってしまいます。僕もこだわりすぎてめっちゃ落ち込んだことがあります。「俺全然似てへんやんけ……こりゃ他のものまねももう無理やな……」ってなったもん

設定した目標がある程度似てきたら、「まあ、こんなもんやろ」ってとこで一旦やめときましょう。初級でそんなにうまくできるわけないし、色々ものまねやって掴んでいって戻ってきたころにはその初級もうまくできるようになってきてるもんだから大丈夫よ!

まずはここから少しずつフィールドを広げていくこと。色々なものを真似することで以前は意識してなかった「気づき」もいっぱい出てくると思うので、そこは「質より量」主義で続けましょう!

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ものまねが上達するために絶対外せない習慣

対象をよく観察する

 ものまねを上達させる最大のコツは対象人物(モノ)を好きになること。愛着を持つこと

誰でも愛着があるものはよく観察し、知ろうとします。「この人はどうやってそんな声(音)出してんだろ……?」という疑問はめっちゃ大事。

喉仏の上がり方とか、なかなか見られないけど舌ベロの位置や形、首の筋肉の張り方、胸やお腹の動き方など……視覚的に得られた情報を元に、自分も同じ動きをしてみましょう。最初は似てないけど、それはまだ自分がその動きや姿勢に慣れてないから。ものまねをしていて体に違和感が無くなる程度に反復してみると、少しずつ似てくるよ!

対象の所作をまねるこの行為……つまり声帯模写と形態模写、実は繋がりがあったりするんですね。

喉の動きを意識する

 声まねをする時に一番よく使う部位は喉(声帯)です。声を聴き慣れれば分かりますが、大体の声優さんは喉の奥が開いています。喉が開く感覚って、日本人(日本語)は言語の特性上ほとんどないので、しっかり意識しましょう。

オペラ歌手のものまねは喉の動きを把握するにはとてもいい練習。「お~~~~」みたいな感じで、俗にいう「ええ声(地声)」を出してみましょう。この声はエッジが利いていて非常に聴き取りやすい声。

次に力を抜いて「ほぉ〜〜〜〜」という感じのフクロウみたいな声、「ファルセット」を出してみましょう。その際気をつけるのは「息をたくさん混ぜる」こと。喉を笛に見立てて声を出してください。最初から声にエッジのある裏声「ヘッドボイス」を出そうとすると、喉に力が入る癖がついてしまうのでおすすめしません。まずはファルセットで情けない声量でも構わないので力を抜くことに全力を尽くして下さい。

「力抜きながら声出す」って、大体の声楽や発声のHOW TOサイトで紹介されてることだけど、初心者にんなこと言われても簡単にはできないよね。だからこそ上達には大切なテクニックであり、声を出す要の技術だから脱力は常に意識するようにしましょう。喉の脱力こそ基本でありながらプロでも一筋縄ではいかない永遠のテーマです。僕も日々精進中です

また、脱力の練習は力が入ってる状態から抜くのは結構難しいですが、脱力状態から少しずつしっかりした声を出していくのは比較的やりやすく、練習を反復すれば感覚が掴みやすいです。具体的な題材だと、歌手の井上陽水さんは声の出し方を変える上でかなり良い練習になりました。彼は独特な声をしてますが、ものまねしてみると喉の使い方が非常にうまいのが分かります。力を入れなくても響く声が出せる発声で喉がとても開いています。

そうやって少しずつ脱力と喉の開きを意識していくと、「あ、なんか今の響き(体の振動)いい感じ……」と気持ちいい瞬間が訪れます。それを掴むまで反復練習すれば、喉の使い方に幅が少しずつ広がってきて「喉にこんな風に息を送り込むとこんな声になるんだな」というのが理解できるようになります。

他にも腹式呼吸や空気を吐く方法など、大事なことはいっぱいあります。でも最初のステップはやっぱり「喉」。喉に全神経を集中することから始めてみましょう

イメージを大切に

 ものまねをやる上でイメージ=想像することはとても大事です。

たとえばものまねの対象になりきっている人は「本物ならどんな話し方をするか」をしっかり考えています。想像を膨らますことでただ声だけが似ていた人が雰囲気まで似てきて、それらを総合して「似ているものまね」として完成します。

初心者が陥りがちなのが、このイメージをおろそかにしてネットで得た知識をもとに、やれ「輪状甲状筋」だの「閉鎖筋」だのと、論理的な発声法だけに傾倒してしまうこと。確かに声を出す上で体の仕組みを知っておくのは大切ですが、それだけでものまねが似るわけではありません。理論だけに偏った練習をしてしまうと「声色だけ似てるんだけど、全体的に似てないものまね」になってしまいます。もったいなーい!

ものまねが似ている人達の共通点は声だけでなく「息遣い」「所作」が似ているところであり、身体全体でものまねしてるんです。発声理論だけのアプローチに頼るのではなく、もっと対象をイメージして同じ動きをしてみたり、同じ表情をしてみましょう。そうすると今まで働かなかった体の部位が動き出し、結果として今までと違った声が出せるようになります。声の自由度が増えれば、さまざまな方向・方法から対象にアプローチできるので、今まで似なかったものまねも似せられるようになってきます。

ものまねがうまくならない3つの理由

 ものまねを練習していても、一向に上手くならない人もいます。本項ではその「上手くならない理由」について掘り下げていきます。

圧倒的な練習不足

 ものまねのコツとして筆頭に挙がるのは「質より量」です。よほどの天才でもない限り一回や二回やったくらいで「できた!」なんてことにはなりません。「なんか上手くいかない」と思いつつ続けていると、ふとした時に喉の奥やお腹の感覚に変化が訪れて「もしかしたらこうすると似るかも」とアプローチが変わります。

僕は昔ある劇団に所属してたんですが、当時の師匠が「演技力向上にはものまねをやっておくと良い」と言っていました。その度に同僚は「僕も、ものまねができたらなぁ……」とつぶやいていましたが「普段からものまねする癖つけたらいいじゃないですか」と言ったところ、返ってきた言葉は「やろうと思うんだけど時間がなくて……」でした。

ものまねをする時間がない……? あなたは一分一秒を誰かに管理された世界に生きているの? なんだったら今稽古してるこの場所、声出し放題だぜ?

わざわざ練習の時間を設けようとするのは、上達しない理由の一つ。1日の内に「これから1時間ものまねします!」って時間を設けるような人の方が珍しいと思います。何その時間

ものまねの練習はあくまで楽しく、日常生活の一部としてなんとなーくやることが大事。マンガを読んでる間でも、ちょっと休憩でゴロゴロしてる間でも、何か声を出せる時間がある時はとにかく何かしら声を出してみましょう。声を出し続けることがものまね上達の一つのカギです。

恥ずかしがっている

 これもダメなやつ。「今からものまねやります……ヘヘ」みたいな。この「ヘヘ」の照れがダメ。

楽しみながらやるのは当たり前だけど、真面目にやんないとダメ。楽しい=不真面目・ふざけてるではありません。このへんはスポーツとかやってる人ならわかると思う

 

やるときは思い切り! 似てなくても思い切り! 真摯に!

 

ものまねやる以上は大半の人が自己満じゃなくて、誰かの前で見せるためだと思う。もちろんフィールドは様々。お笑いのライブから飲み会の席までいろいろあるでしょう。そんな場所でものまねが上手い人はとにかく真面目にやる。ものまね芸人さんとか見てるとわかるでしょ? 半笑いでなんかやってない

もうクソ真面目。本人みたいにクッソ真面目。ていうか半笑いでものまねやってる人は寒い。見てるこっちも不快になるレベル

もう1回言う。恥ずかしがってる人、絶対ダメ!

漫然と練習している

 歌でもスポーツでもそうですが、何も考えず、ただ与えられたメニューをこなしているだけの人は何をやっても上達しません。特にものまねは人(物)をまねすることですから、まずは対象を徹底的に分析しなくてはいけません。

「この人はどんなふうに声を出しているんだろう」「この音を出すには喉をどういう風に動かすんだろう」ということを常に考えていないと、店先で「いらっしゃいませー!」の練習をしているバイトと変わりません。

あなたがやろうとしていることはものまねなのです。その練習には何の意味があって、今目指すものまねの対象にどう近付けるかをしっかり考えて練習しましょう。

ものまねしやすい題材はこれだ!

 ものまねの上達には「自分に合ったものまね」が好ましいんですが、題材を見つけることに苦労している人は、手始めに以下のものまねをやってみてください。

 

米良美一さん・・・いわずと知れた『もののけ姫』の人。この人の澄んだファルセットは裏声の勉強に最適です。とっかかりとしてはとてもやりやすい題材ですが、マジで似せるのは極めて難しい。この人の歌を力まずに歌えるようになったらそれだけで驚愕の発声技術。

 

平泉成さん・・・吐息交じりのかすれた声が特徴的な俳優さん。喉開いて息吐きながら(漏らしながら)喋るとうわずった声になるよね? それ殆ど成だから。もう君成さんだから。僕はこの人のものまねをきっかけに色々な声の出し方を発見しました。

 

トレンディエンジェル斎藤さん・・・「男がカッコいい声出そうとするとこうなる」の典型です。「声カッコいい!」って言われてる友人のほとんどが斎藤さんに声が似てる(もしくは斎藤さん成分がある)ので、一般的な高さの男性の声であれば結構寄せやすい。イケメンボイスを目指す人なら通っておきたい声種

 

田口トモロヲさん・・・プロジェクトX! この人は声の抑揚を少なめにナレーションしてるから、演技的な声の出し方が苦手な初心者の最初のステップにはピッタリだと思います。「すごく個性的!」っていう声じゃないけど、とても魅力的な声。本気で似せようとするとすごく難しいです。

 

志村けんさん・・・「バカ殿」や「ひとみばあさん」で一世風靡。「喉絞りまくった男の声」って感じで、一般的にはよくない発声と言われがちだけど、声の幅を広げるためには絶対に通っておいた方がよいものまね。

 

・・・猫のものまねは男女共に比較的やりやすいので、やってる人も多いと思う。猫の鳴き声は鼻腔に響かせる感覚を掴む上でとても有用なので、人物ものまねがやりたい人にも是非押さえておいてほしい。ちなみに僕は「発情期の猫のものまね」が得意だぜ!

 

ゲームボイス・・・特定のものではないけど「短いネタ」は長時間喉を絞ったり開いたりしなくて良いので、とっかかりを作りやすいです。例えば、格ゲーのキャラボイスで「波動拳!」とか、ダメージ食らった時の「うっ!」とかでもいい。ちなみに僕は「ストⅡ」のサガットが得意です

僕のレパートリーの一部をメドレー形式でYouTubeに投稿しましたのでこちらも参考にしてください↓

ものまねの上達に役に立った参考書・練習環境

また、ものまね初心者に役に立つ参考書として、僕は以下の書籍を推します。

 

 

お手本のCDがついており、練習メニューが人物に留まらず擬音まで対象になっているので、喉の感覚を鍛えるにはとてもいい一冊になってます。お手本と自分の声を録音して聴き比べながら、少しずつ声の出し方を変えてゆくことが上達への近道。

 

また、声の出し方を根本から変えたいという方は、ボーカル教室で声の出し方を学ぶほうがさらに上達が早いです。

ここで「ボーカル教室って歌やろ? ものまねとジャンル違うやんけ!」と思っているいて座のあなた!!

 

それは大きな勘違いだ!

 

舞台俳優だろうがアニメ声優だろうがシャンソン歌手だろうが、活躍の場は違えどみんな「声」を鍛えて初めて最高のパフォーマンスを発揮しているに他ならない。そしてあなたがものまねするのは他でもない「彼ら」です

かく言う僕も、しばらくボーカル教室に通いながら歌を歌って自分の声を研究しました。結果通う前と後の歌は大違い。以前は喉ガラガラのギャーギャー声だったのが、今はかなり楽に歌えるようになりました。出せる音域がアップしたってこと

これは通常の話し声はもちろん、そしてものまねをする際の声にも大きく影響しています。つまり、声の出し方の「あるジャンル」を学べば、他の分野にも応用がきくということ。

大手のボーカル教室であるシアーミュージックは、ボーカル、ギターだけでなくなんと「話し方コース」という分野まで取り扱っているので発声を極めたい人には願ったりかなったりじゃないだろうか。 僕はボーカルコースでもいいと思うけど……

また、近所迷惑を心配して小声で練習する人がいますが、抑えた声ばかり練習していては声の出し方のバリエーションが増えません。大きな声が出し放題の環境というのは発声練習ではかなり重要

無料体験レッスンもやっているので、「自分の声を変えたい」「自分の声に自信がない」って人は今すぐチャレンジ!

自己流で道を模索するのも良いけど、あまりにも手間と時間がかかりすぎるのがネック。ちょっとでも疑問ができたら、マンツーマンで先生に素早く質問して答えを貰ったほうが何十倍も早く成長します。これは絶対

 

ただ!

何年もダラダラ通うのではなく、自分なりの「声の出し方」について一応の結論が出たらあとはスクールを離れて自己研究をしたほうが良いです。そこで得られた技術って減るもんじゃないので、僕も今は通ってません。また壁にぶち当たったら通おうと思ってます。

ものまね上達法まとめ

 スポーツもそうだけど、感覚をつかむまではひたすら反復練習の繰り返しでつまんないけど、一度感覚を掴んだら「コレかぁ~~~~~!!」って瞬間が必ず来るので、それを目指して頑張ってください!

声ってスピーチや演技と色々な場面で使うから役に立たないってことはないので、自分が持つかけがえのない財産だと思って、日々研鑚していきましょう。

現場からは以上です。

 

エンド



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