もっと仲良くなれる!夫婦ゲンカの仲直りはアイ・メッセージで解決!

ケンカの仲直りはアイ・メッセージで
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どうも、結婚8年目ですが楽しくやってます。せいじ(@seiji_1986)です

お悩みさん
夫婦ゲンカをしたあと仲直りはするんだけど、なんとなくよそよそしいというか、夫婦仲がぎこちない気がする……相手はもしかして自分にまだ不満があったりするのかな……?

夫婦ゲンカのあとって独特の雰囲気がありますよね。

生まれも育ちも違う他人同士が一つ屋根の下で暮らしてるだけでも大変なのに、そこでケンカが起こったとあれば、普通はその場から逃げ出したくなります。

その後なんとか仲直りは果たしたとしても、ケンカの記憶は簡単に拭いきれず、後を引いてしまうことも珍しくありません。

なぜ仲直りしたはずなのに、相手はよそよそしいんでしょうか?

理由は単純。

相手は夫婦ゲンカで怒っていたあなたと、今仲直りしている穏やかなあなた「一人の人間(人格)」として結びつけることができずにもやもやしているんです。

つまり、あなたがどのような理由・思考で夫婦ゲンカを始め、今仲直りに至ったのかをきちんと理解してもらえばその相手のもやもやは消え、よそよそしさも解消されるはずです。

今回は夫婦ゲンカを乗り越えて、今までの関係に戻る効果的なコミュニケーション法をご紹介します!

もくじ

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夫婦ゲンカの後にはアイ・メッセージで相互理解を!

夫婦ゲンカに一旦の区切りがついたら、原因や責任の所在・問題自体の解決ではなく、まずアイ・メッセージで自分と相手の考えていることを明らかにしましょう。

アイ・メッセージは「僕は〇〇と思っている」というように「自分」主語にしたコミュニケーションなので、普段の会話よりもさらに自分の思考がわかりやすく相手に伝わります。

まずは、ケンカをするきっかけとなった出来事の前の自分の思考を思い出しながら、アイ・メッセージでパートナーに気持ちを伝えてみましょう。

ケンカをしている時よりもずっと自分と相手の気持ちがしっかりと伝わるようになるはずです。

パートナーの知らない部分を知ることで、うまく付き合う材料になる

reason

「夫婦ゲンカはお互いの気持ちを言い合う機会だから必要」と考える人も多いと思いますが、これは半分本当で半分ウソです。

夫婦ゲンカをしているときは相手と張り合うことや、言い負かすことにも気持ちが傾いてしまうため、自分が思ってもいないことを口走ってしまうことがあります。そして、それを真に受けた相手も反撃を開始して、ついには泥沼に……

一方でアイ・メッセージは「自分」を主語にして相手を攻撃することなく自分の正直な気持ちを伝え合うため、お互いが考えていることを理解しあって歩み寄ることができる最高のコミュニケーションなんです。

そもそもケンカはお互いのことを知ろうとしない姿勢(認知的ケチ)から生まれるので、定期的にアイ・メッセージで気持ちを伝え合うことが大切です。

関連記事:夫婦関係がうまくいかない最大の原因は「認知的ケチ」だ! – にちプチ 【Nichi-Petit】

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効果的なアイ・メッセージの具体例

method

では夫婦ゲンカの後にはどんなアイ・メッセージを送ると良いのでしょうか?

良い例と悪い例を交えながら説明していきたいと思います。

まず、相手と仲良くしたい気持ちを伝える

パートナーとアイ・メッセージのやり取りを行うにあたっての理由付けとして、「あなたと仲良くしたい」という気持ちをまず伝えましょう。

Point!

良い例:ケンカをしてしまったけど、僕は君と仲良くしたい。

悪い例:仲良くしたいのに、君と話すとケンカになってしまう。(ケンカの原因が相手にあるかのような言い方)

最初に自分から良い例を示すことで、相手も悪い気はせず乗り気になってくれるはずです。

「仲良くしたい」という素直な気持ちを示すことを、心理学用語で「自己開示」といいます。

自己開示は相手の心を開くためにも効果的なテクニックなので、仲直りの際は積極的に自己開示していきましょう。自分が心を開けば、相手も心を開いてくれるというわけですね。

ケンカになるきっかけのできごとが起こった時の気持ちを話す

当たり前のことですが、どんなケンカにもきっかけはあります。

そのきっかけとなったできごとが起こった時の気持ちをアイ・メッセージで伝えてみましょう。

ケンカの具体例がないとわかりにくいので、「自分が大切にしていたものをパートナーが不注意で壊してしまった」とします。

Point!

良い例:あれは僕が20年大切にしてきたものだったので、壊れてしまったのがとても悲しかった。

悪い例:あれは僕が20年大切にしてきたものだったのに、君が不注意で壊してしまったのが悲しかった。(主語に相手が含まれていて、責め立てる内容になっている)

良い例のように伝えると、ケンカの時に捲し立てるのとは違い、相手は「あんなに怒っていた理由はこれだったんだ」と冷静に理解できます。

また、相手のアイ・メッセージを聞くことであなたの悲しみや怒りを軽減することもできます。

相手
あなたの大切なものを壊してしまって、私は悲しい。

これだけでも相手が悪意を持ってあなたの大切なものを壊してしまったわけではなく、自分と同じように悲しんでいると冷静に理解できて、相互理解が促進されました。ケンカの最中はわかっていてもその事実を冷静に受け止められませんが、冷静になると相手の気持ちを察する余裕もできますよね。

最後に

あなた
これからは、大切なものはもっとわかるように保管するね。

など伝えると、相手は自分にも配慮してくれたと理解して、コミュニケーションがさらに円滑になります。

「完全なる解決」を望まないことが大事

attention
お悩みさん
アイ・メッセージで自分たちの気持ちを理解したとして、自分ばっかり反省しても相手が改善に向けて動いてくれなきゃまた夫婦ゲンカが起きちゃうんじゃない?

アイ・メッセージで相互理解が深まったとしても、ケンカの原因となったできごとが解決したわけではないのはその通りです。

しかし、仲直りの最大の目的は「関係を修復し、また仲良くなること」です。

反省して原因を突き止め問題解決……は理想ですが、それを徹底してしまうとビジネスライクな関係になってしまう上に、自分自身にもうっかりや逃げ道が作れなくなるなど、非常に窮屈な夫婦生活を送ることになります。また、改善を強要したところで相手の気持ちはますますあなたから離れていってしまいます。

真面目な気質な方は最初は気持ち悪いかもしれませんが、夫婦ゲンカの原因の解決は一旦手放してみてください。

うちの場合、妻はお腹が減ると途端に不機嫌になって受け答えが冷たくなって気まずい空気が流れ、時には夫婦ゲンカにつながることがありますが「二度とそんな態度を取らないで」とは全く思いません。

人間である以上、時には不機嫌になってしまう事だってありますし、本人も好きでそうなっているわけではありません。怒ったり泣いたり衝突が嫌だという気持ちも十分わかりますが、解決を相手に期待するのはプレッシャーにもなります。

相手が「包丁で切りかかってきた」とか「殴りかかってきた」のように命に関わることでない限りは「この問題を解決するのは本人次第」と長い目で見るほうがあなたもパートナーも良い関係を維持できます。

個人心理学を開拓したアドラーが唱えた学説によると、そういった原因が相手にある時、それを是正するかしないかは相手の課題であるため強制するべきではないとしています。このように自分と相手の課題を明確に分けることを「課題の分離」といいます。

クサい台詞かもしれませんが、夫婦生活は縛るものではなくて、お互いが気付きを与えあうことで関係が深まっていくものだと思っています。

だから僕は妻から「あの時は不機嫌になってごめんね」と謝られたら、「そんな時もあるし、これからも不機嫌になっても受け止めるよ」と伝えてます。不機嫌になる癖を直すか直さないかは妻次第、ということですね。僕だって何か別のことで不機嫌になったりして、お互い様なところもあるしね!

夫婦間の問題に過敏になってしまった時は課題の分離を念頭に置き、「大丈夫だよ」とプレッシャーを解いて、相手が気持ちよく課題を解決できる後押しの方法を考えるようにしてみましょう!

せいじ
「すまんな」「ええんやで」の精神やな! ぎゃはは!

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アイ・メッセージは普段の生活にも活用できる!

まとめ

今回夫婦ゲンカの仲直りに使ったアイ・メッセージですが、日常のあらゆる場所で使える便利なコミュニケーションです。

例えば人を誘うとき「一緒に来ない?」という言葉だけよりも「あなたが来てくれると(僕は)嬉しいな」とさり気なく自分を主語にして気持ちを乗せると、言われた方はさらに親しみを感じてくれます。

誰かから親切にしてもらった時、ただ「ありがとう」とだけ言うより「ありがとう。おかげで(僕が)助かったよ」と言うほうが相手は「役に立てた」と思うはず。

夫婦ゲンカの仲直りだけでなく、もっと関係を深めるためにもアイ・メッセージをどんどん活用してくださいね!

そんな話です。

エンド

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