お芝居が好きで舞台に出てたこともありました。せいじ(@seiji_1986)です
性格って難しいですよね。変えようと思っても怒りっぽい性格をしていると、どうしても怒りが表に出るもの。
マイナス思考が板についていると、クヨクヨしがちな性格はなかなか努力では直らないですよね。
僕は昔せっかちで怒りっぽく(いわゆる癇癪もち)、しかもひねくれ者だったので学校の友達にも嫌われて孤立していました。ほんまにめっちゃ孤立してた
今回はあの頃の僕のように、自分の性格を変えたくてもなかなか変えられないあなたのために、なりたい自分に導く効果的な方法を紹介します!
今では結婚もして、妻からは「怒りっぽかったなんて嘘みたい」なんつースウィートな評価を頂いたりしてるので、効果は抜群ですよ!
もくじ
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演技することで人は理想の自分になれる
あなたは人生において「演技」をしたことがありますか?
例えば「おじいさんの役」をやってみたり、「少女の役」をやってみたり……学校とかでは度々そんなチャンスがあったかもしれません。
そして自分の性格を変える最も簡単で効果的な方法は、まさにその演技をすることなんです。
なりたい自分、理想とする自分を思い浮かべて、それを演じてみてください。
「演じる」というと大それた感じに聞こえるかもしれませんが、演技は俳優の専売特許ではありません。
子供が苦手でも小さい子の前では笑顔を作ったり、偉い人の前ではへりくだった態度になったり、誰でも多少は自分を偽って演技をしています。その延長だと思えばOKです。
そして、日々演技を重ねるうちに、あなたの性格はガラリと変わっているはずです。
「役割」が行動を決め、「行動」が人格に影響する
人は役割を与えられると、そのように行動する傾向があります。
それを裏付ける有名な実験がジンバルドーが行った「スタンフォード監獄実験」です。
この実験はランダムに集められた学生を囚人役と看守役に分けて演技をさせたところ、囚人役は看守役に媚を売ったり無力感に襲われるなど囚人らしく、看守役は次第に威圧的な行動や罰を進んで行うなど看守らしくなり、最終的には暴力沙汰に発展して2週間の予定だった実験は6日間で中止になったというもの。
俳優でもないただの学生が「与えられた役割」というだけで短期間で人格を変えてしまったんです。
身近な例だとレストランの店員さんなんかは「店員」という役割を演じてますよね。そして、長らくそういった仕事をしていると日常にも「営業スマイル」が現れることがあります。これは、店員を長く演じているうちに「愛想よくすると相手の反応も良い」という居心地の良さを学習したため、日常でもそのように振舞っている一例。
つまり自分に対して「こうあろう」という役割を与えてそのように振舞うことで、あなたも理想の自分に少しずつ近づいていくことができるんです。
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日常に少しずつ演技を取り入れていく
そうですね、理想の自分といっても「これが理想の人物像だ!」と、確固たる結果を見据えている人は少ないと思います。
まずは、今自分が単純に「これはアカン」と思っている部分をピックアップして反対のことをやってみるといいですよ。
例えば「でも」「だって」が口癖ですぐに人の話を否定しがちな人(過去の僕です)は、「なるほど!」「いいね!」と言葉を置き換えて話してみましょう。
ざっくりと自分が「内向的」と思っている人は、コンビニの店員さんなどに会計の際「ありがとうございます」と言ってみましょう。慣れてきたら軽く笑顔を見せてみたりするとなお良し!
最初はぎこちないかもしれませんが「これは演技だ」と言い聞かせると最初のハードルはグッと低くなって、回数を重ねていくうちに演じるのが当たり前になってきます。
そうやって自分の行動に居心地の良さを感じられれば自分を変える第一歩は見事クリア!
このようにちょっとした行動を少しずつ変えていくことで、新たな人格が形づくられていき、最終的にはそれらが積みあがった姿(理想の自分)が見えてきます。
僕も否定的な態度を少しずつ軟化させていくことで少しずつ友達に恵まれ、結婚して子宝にも恵まれました。今も夫婦生活楽しんでるぜ
まずはほんの小さなところから徐々に変えてみましょう。行動あるのみ!
新しい人間関係を始めてみると性格は変えやすい
確かに急激な変化を見せると周囲の人はびっくりするかもしれません。
また、自分自身の変化を受け入れ切れていない段階は、周囲の反応にも不安を感じるものです。
しかし、良い方向に変わるのを快く思わない人というのはいませんし、急に変わる必要もありません。
それでももし自分の変化を旧知の友人や親兄弟に見られるのが嫌ならば、まずは新しい人間関係を構築してから新しい自分を作っていくのも一つの手。
いわゆる「高校デビュー」とか「大学デビュー」みたいなもんですね。
人間関係が広がると、それだけ視野も広くなり、自分自身を俯瞰する力も身についてきます。
僕も色々な人と知り合うことで、怒りっぽい性格を見つめなおして「怒るって損だな。笑顔で人が集まってくれる方が得!」という考えに行きつき、実際そのように振舞うことで友達はすごく増えました。
行動にするモチベーションをマイナス思考が邪魔する場合は、まずその思考パターンから見直すのもいいと思います。
関連記事:落ち込みやすい人必見!マイナス思考は「コラム法」で改善しよう – にちプチ 【Nichi-Petit】
そうして自分自身を見つめなおすことができる余裕が身についてから、旧知の友人や親兄弟に心を開くのもアリだと思います。
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あなたはなりたい自分になれる!
アドラー心理学では性格的な概念を「ライフスタイル」と呼び、解釈ひとつで容易に変えられると考えています。
そして「自ら変わりたいと思い努力をすれば、性格は死ぬ1,2日前まで変えられる」とも。
関連記事:アドラーが唱える「ライフスタイル」について【執筆中】
年齢をいくら重ねても遅いということはありません。思い立ったときにやってみてください。
そうして日々の研鑽を積み重ねて、あなたの周りに人が集まってくれば、あなたはきっと「理想の自分になれた!」と思うはずです! イェイ!