【脛骨・腓骨骨折07】転院白紙!女院長独裁病院の壮大な茶番劇

骨折ダイアリー
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前回の骨折ダイアリー:骨折ダイアリーVol.6

2016年5月4日 AM11:00

ブログ開設のあれこれが一区切りつくと、今度はの消毒の時間。

今日も院長が消毒に来る。そう、あのふんぞり返った女院長だ。

できれば会いたくないのだが、消毒しないとバイキン怖いもんね。うん

しかも今回は紹介状の件なんかも合わせて聞かなきゃいけない。超大忙し

消毒の時間が近づき、また包帯交換。

担当は……

ボチャ子。

ワォオーーーーン!!!! またかよ!!!

まあでも……昨日こいつの雑さはやんわり伝えてるから何とかなるだろう。うん

淡い期待を抱きつつ、包帯交換が始まる。

……

おお、普通だ。雑とか丁寧とかじゃない。普通。

でもいい。普通なら何にも文句はない。やっぱり言ってよかった。

ボチャ子「もう少ししたら院長来ますので待っててください。」

ぼく「はい」

うん、ボチャ子にしては合格点じゃない? 普通の対応だもん。

よくやったよこの子は。もう二度と来ないから褒めちぎるよ

しかし、女院長が来るのが異様に遅い。

確かに、「5分待って」って言って20分以上待たせる女だからな。どういう神経してんねん

これが友達との待ち合わせとか、病院でも外来の診察の待ち時間なら別にいい。どっかで適当に暇をつぶすか、スマホポチポチやってればいいから。

しかしこのケースはアカン。

何せ包帯を外された足はまだまだ感染症の心配が多く、そのままでは布団にすら置くことを許されない。

つまり、消毒でチョンチョンされるまでは、以下のような感じで足を浮かせてナランチャのポーズで待っていなければいけないのだ。きつい

ナランチャ

出典:『ジョジョの緊要な冒険』第51巻

だから包帯交換は、消毒の直前にやるのが普通。あたりまえ体操よりもあたりまえな思考だ

ところが、包帯を外し終わってから、一向に女院長は来ない。

20分ナランチャのポーズ取るの本当にしんどいんだぞ?

今日は15分ほど経ってヤツはやってきた。

ちなみに女院長はこんな顔

女院長

相変わらずエラッそーに看護師数人従えて「別に遅れてませんが?」みたいなツラで入って来る。

この時点で若干イラッとするが、我慢。転院の話をしなきゃいけないからね

とりあえず消毒をする。こんな数か所の小さな傷を綿でチョンチョンするのに大げさな……といつも思っていたが、大事な医者の責任だから黙ってる。

しかし、こいつがやると途端に胡散臭くなるというか、医者じゃなくてもできるんじゃね? と錯覚してしまう。さすが、ヤブ医者の鏡だ

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女院長の転院阻止ゲーム開始

消毒が終わり、本題に入ろう……としたら向こうの方から口を開いてきた。

といっても、前向きな感じではない。とてもめんどくさそうに、そして突っかかるような口調。

今回はそのやり取りを会話形式でお楽しみください☆

女院長
転院したいということでお話は伺っています
せいじ
はい
女院長
正直に言わせてもらうと、転院はお勧めできません

急な方向転換に面食らう。ずっと「転院はできますから」と話してただろうが。今頃何言ってんねん

せいじ
どうしてでしょうか?

ここから女院長のわけのわからない理論展開&脱線が始まる。

女院長

あのね、医者の立場ってすごく弱いんですよ。あなた方患者に『紹介状を書いて』って言われたら、断ることができないんです。

でもあなたは怪我をしてしかも重傷ですよね? まだうちの病院で安静にしている必要があると判断してるんで、転院はお勧めできません。

せいじ
ん、おっしゃっている意味がよく分からないんですが、転院はできないんですか?

僕が知りたいのは、「転院ができるか、できないか」の話だ。医者の立場の見解も理解はしてるし、それも承知の上。

でもこの病院に後数週間入院し続けるのは嫌だ。粗末な部屋でお金も無駄だし、精神衛生上よろしくない。

幸い松葉杖はうまく使えるようになったので、転院先の病院までの20分ほどの移動を我慢すれば何とでもなる。

心配なのは、手術に関する医師同士の引継ぎくらい。

総合的に見て、この病院にいる理由は全くない。

僕は女院長の話の本質が見えなかった。

女院長
だから、こちらとしては手術して責任のある立場なので十分治癒してからでないとダメだと申し上げているんです。
せいじ
それは分かっていますが、これからの仕事の都合と等も考慮して転院先の方が条件が良好だったので転院したいんです

転院先の設備はこの病院のオンボロとは比べ物にならないほど新しい。家からも近く、見舞いに来てくれる嫁の負担も減らせる。

しかも、婦長があれだけ親切な対応……転院先に移動しない理由は皆無だ。

本当は「おめーとボチャ子のせいで転院してーんだよ!!」と声を大にして言いたいのだが、そこは社会人としての配慮でボカして話すので、とても伝えづらくて苦労する。

正直な話、一番足の容体が悪くて苦しかった時にボチャ子に無視されたり、水泡ブッツブツの足を丸裸で20分以上放置された時点でこの病院は信用できないと思った。

何が責任のある立場だよ。辞書で「責任」の意味もっと調べてから出直してこいや! と思いつつも、怒ってはいけない。

僕は自分の中の理性を総動員して女院長の話を聞いた。

女院長
どうしても転院したいというのなら止めはしませんが、9日以降になります

??????

何言ってんの? 何でそんな先延ばしになるの?? 「以降」って具体的にはいつ?

(5月)9日て。あと5日間もここで過ごさなアカンの?

あと5日間、何回おまえの面拝まなきゃいかんの? 何の苦行ですか? 試練? OMG!

蝕まれる理性

女院長のケンカ腰な口調も相まって、この時点で僕の理性がだんだん怒りの感情にボコられ始めた。

せいじ
どうしてそんなに先延ばしになるんですか? 入院当初からこの件は話していたし、できれば今日手続きしてほしいんです。
女院長
それはできません。
せいじ
何か問題があるんですか?
女院長
緊急性がないからです

んぁん? 緊急性? 君さ、さっき患者の要請は「断れない」って言ったよね?

あれか?職質は「任意」と言いつつ実際は強制でやってます、みたいなやつか?

せいじ
何をもって緊急性があるって言うんでしょうか?
女院長
内臓疾患などの重篤な症状などは緊急性のあるものとして考えられます。

内臓疾患て。そんなんなったら転院とかいうレベルじゃなくなるじゃん。でもストレスで胃に穴は開きそう

このやり取りをさせられてる時点で一刻も早く転院したい思いにターボがかかる。

まさに冗長。

こんなやり取りが一体何になるのか?

せいじ
緊急性がなくとも、こちらの要請は断れないとおっしゃっていたのでやっていただかないと。
女院長
ですから、緊急性がないのでできません。
せいじ
言っていることがさっきと矛盾してません? 断れないならやってくださいよ。(もうお前の顔見たくないんじゃ)
女院長
あなたご自身のこと分かってますか? 足を骨折してるんですよ? しかも水泡ができていて、経過も良くない。そんな状態で新しい病院に行かれて何かあったらどうするんですか? 我々の責任だと思われるんですよ? 紹介状も誰が書くと思ってるんですか? そんな簡単に事が運ぶと思ってるんですか?

確かこの辺でプチンと来たと思う。この冗長なやり取りにも、コイツの偉そうな物言いにも。

さすがに「テメーこのやろう!!」みたいなことは言わないけど、声は大きくなったと思う。

せいじ

いやいやいや、昨日受付の男の人に紹介状のやり取りは手間がかかるか直接聞いたら「そんなことはない」って言ってましたよ。

緊急性があろうが無かろうが、それほど手間もかからず、今日予定がなければやっていただいても良いじゃないですか!

転院先にはずっと話してあって、受け入れる準備までしてくれてるのだから、あなた(女院長)がやることは紹介状をファックスするだけじゃないですか!

この時点で院長は若干「受付が余計なこと言いやがって……」みたいな顔になる。

女院長
それはその受付が勝手に言ったことですよね? 私はそんな話聞いていないし、知りません。

おおついに……コイツは自分が組織の中の一人であることを否定してきたぞ……部下だろうが上司だろうが外部に向けて何か発信して、それが間違いであろうが何だろうが責任を持つのが組織だろう。同じ組織内で「私は知らない」が通ると本当に思ってるのかこいつは

せいじ
あなたが知らなくても僕からすれば病院から得た正式な回答です。それを知らんぷりするあなたがおかしい!
女院長
それはあなたの気持ちですよね?

いや、違う。事実や

このセリフを聞いた瞬間浮かんだ画像

あなたの感想ですよね

でも、僕が言っているのは自分の願望でも気持ちでもない。ただ、病院からの回答に従って手続きを促しているだけだ。

破綻し放題の女院長の理論に対して、情けなさにも似た感情が浮かんできた。

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インビジブル結論

もうね、こうなると売り言葉に買い言葉。院長も「何か言ってやろう」という気持ちをむき出しにして僕にかみついてくる。

しかも、人の話を最後まで聞かず途中で遮って話す。こちらが何か話している途中でも、問答無用の切り捨て御免!! 町奉行に突き出したるぞコラ

女院長
だから、緊急性がないから無理だと言ってるじゃないですか。そういうわがままを言い続けられてもこちらは困ります。こちらはあなたの骨折を治すために一生懸命にやっているというのに

ここでついに僕に限界が訪れる。もういい。この冗長なやり取りをすぐにでもやめたい!!

声をさらに荒げて言った。

せいじ

あなた(女院長)さっきから長々と話しこんでいらっしゃいますが、話が全然僕の中に入ってきてないの分かってます? こちらが質問したことに明確に答えず、自分の思いや所見を述べることだけを優先してるからですよ! 併せて言うと話もチョコチョコ脱線してますし!

僕が知りたいのは転院するにはどういう手続きが必要でどうすればそれが早期に実現できるかってことが知りたいんですよ! いい加減きちんと質問に答えてくださいよ!!

もうね、質問→回答の仕組みを小学校から学び直せと言いたい。

それでも女院長の脱線重機関車は止まらない。僕の心の荒野を荒らしに荒らしまくる。

女院長
ここまでこちらが親身にやっている治療に対して文句がおありなんですか?

ああ、あるよ

まずお前は親身じゃない。「親身」の意味を辞書で調べて5万回暗唱してから出直してこい。

ダメだこの女。今まで「人の話を聞かない」という悪癖を注意してくれる友達がいなかったんだろう。

もう不満をボカすだけじゃ埒が明かないと思った僕は、この病院(女院長&ボチャ子)の対応の悪さもぶちまけた。

せいじ

親身親身と分かったようなこと言ってますけどね、毎日毎日消毒に何分待たせるんですか!? 病人扱いするわりには「包帯外してる間は足を下につけないで」と20分もそんなきつい体勢を強いといて。

遅れてきたことには何のお話もなく当たり前のように。リハビリの時間の段取りもいい加減! 結局は忘れてただけじゃないですか! もうね、こういう管理体制の病院には正直居たくないんですよ! だから一刻も早く転院したいんですよ!

しかし帰ってきた回答は……

女院長
私の謝罪がほしいってことですか?(腕組み)

あー駄目だ。人と話してる気がしない。こいつとは500回輪廻転生しても分かりあうことができない。

誰が謝れといった? やるしかないならとっとと転院の手続きをしてくれとさっきから言ってるだろうが!

もうね、一つの筋の通った話ができない。これだけ話しているのに一つとして解決していないんだから。

「話の矛盾を指摘される→話を逸らす」のくり返し。そういうプログラムなの? 無限ループ?

今まで会ってきた人間の中で一番人の精神を逆撫でする力に長けている。ここまで来ると才能と言ってもいいんじゃないかな

とにかく、こんな人間が医者をしていることに恐怖を覚えた。

カムバック理性

ここで冷静にあたりを見回すと、他の取り巻きの看護師さんはみんな下を向いて神妙な顔をしている。

ボチャ子も同じく。

そらそうよね、院長と患者がケンカしてんだもん。どう食い込んでも分が悪いよね。

特に話しているのはあの女院長。仲裁なんかに入ったらあとでいじめられることだろう。かわいそう

周囲の看護師さんに対して申し訳なさを覚えた僕は、「早く話を終えなきゃ」と急ぐ。

すると、院長がさっきの腕組み姿勢のまま

女院長
まあ、待たせたことはこっちが悪かったですすいません。(棒)

急に謝ってきた。

しかし、誰がどう見ても心のこもっていない棒演技。

もうね、演技経験者だったら見た瞬間憤死するレベルの棒。

僕が今まで見た中で最大級に謝る気のない謝罪。

これは果たして謝罪なのだろうか? 挑発と言ったほうがしっくりくるぞ

リアルにこんな感じ

それが謝る態度かよ! とも言いたかったが、話がこじれるし脱線して長引くのでそこは黙殺。

せいじ
はあ

色々思いはあれど、謝罪の言葉は受け入れる。もうコイツの言動だけでなく、態度まで言及しだしたら、そのやり取りの時間だけで僕の足が治ってしまう。

それくらい話がまとまらない相手だった。つらい

また女院長が口を開く。

女院長
つまりあなたはうち(病院)がスケジュールを詰めて手術して差し上げたことも考慮に入れず、ただ非難するだけなんですね?

本当に余計な一言が多い女だ。

もうここまでくるとアレだ、人類の敵だ。

人類の敵でありながら医者をやっているという自己矛盾に、彼女はいつ気づくのだろうか?

せいじ
それはまた別の話です。その件に関してはとても感謝しています。ありがとうございます。

ここは素直にお礼を言った。偶然とはいえこの病院に担ぎ込まれて手術を受けることができたのは良かった。

まあ、手術してくれたのは仏先生だけどな!

この場にいなくて直接お礼が言えないのが残念。

女院長
……で? こんな話を続けて何がしたいんですか? あなたさっき「消毒で待たされた」と言ってますけど、この話している時間もあとの患者さんを待たせてることになるんですよ?

イラッ☆ 何がしたいって「転院」って口から舌が吹っ飛ぶくらい言い続けてるやんけ! 誰のせいでこんなに話が伸びてると思ってるんだバカ! もう今は「転院」とかじゃなくてこの女との無駄話を早く終えたかった。とにかくこいつと関わりたくない。

せいじ
じゃあもう転院の話は結構です! どうすれば退院できますか!?
女院長
今からですか?
せいじ
はい!
女院長
治癒してない以上は退院を認めることはできません。
せいじ
もう居たくないんです、この病院に!!

この言葉が堪えたのか、もう院長は言葉長めに語ることはなくなった。

女院長
そうですか……だったら出ていくしかないですね。
せいじ
出ていってもいいんですか?
女院長
病院としては自主退院という形になります。部屋代もその日までの請求で終わりです。
せいじ
法的に何か問題があるわけではないんですね?
女院長
ありません。
せいじ
ではそうします。この話は以上です!!!

自分の思い描いていた手続きとは違うけど、この動物園を出ていくことはできるわけだ。

最後に院長が捨て台詞を吐く。

女院長
やはりうちの治療に対する努力については評価していただけないということなんですね。失礼します。

「恩知らずのわがままな患者のせいで大変な思いをした」とでも言いたげに、ツバを吐くように部屋を出ていく女院長。

僕としては「以上」と言ったからにはもう話すことはない。言いたいことはいっぱいあるけど

形はどうあれ、この病院は出ることになりそうだ。

僕はこのことを一刻も早く伝えるため、即嫁に興奮気味の電話をした。

つづく



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