イエーイ! 仕事も子育ても楽したい。好きな動物はナマケモノのせいじ(@seiji_1986)です。
皆さん、子育て頑張ってますか?
え? 毎日2時間しか寝てない? マジで……!?
毎日気を張って臨む子育てってホントに辛いですよね。僕らも最初はほぼ毎日つきっきりで泣く子をあやしては泣き、あやしては泣きのような感じで夫婦共に憔悴しきってました。
だからこそ言わせていただきます。
ホント、無理しないで……
いいんですよ、少しくらいサボっても。
いいんですよ、少しくらいパパやママがワガママになっても。
今回は、日々の子育てで張り詰めた空気を、少しでも楽にできるようなお話をしたいと思います。
もくじ
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寝かしつけで泣き止まない赤ちゃんはしばらく置いてみよう
子育てってめちゃくちゃ大変ですよね。
特に産まれたての赤ちゃんなんて、「弱さ」がおむつはいて寝っ転がってるようなもんです。
そこで僕ら親が考えるのは
「この子を泣かしちゃいけない! 泣いたら泣き止むまで自分たちが頑張らなきゃ!!」
ってことですよね。わかるわかる
でもね、そこまで頑張らなくても大丈夫。
いいんですよ、泣き止まなければベッドに置いて好きなだけ泣かせても。両親がそんなボロボロになってまであやすのが子育てじゃないと思います。赤ちゃんの泣くパワーには、パパとママが束になっても叶わない時があります。
そんな時はあやしを一旦止めるのも一つの手。あえてベッドに置いてみましょう。
早く環境に慣れてもらうのが赤ちゃんにとっても楽な道
赤ちゃんはとっても敏感な生き物です。
ベッドの硬さや抱っこの角度、部屋の気温などが少しでも気に入らなければめちゃくちゃ泣きます。
たとえそれが子育てで推奨されているベビーベッドであっても、赤ちゃんに良いといわれる抱き方であっても、ベストな気温であってもです。なんだったら家の壁紙の色が気に入らないとか、パパの足の臭さに無性に腹が立って泣いてるのかもしれません。ぎゃはは
冗談は置いといて、とにかく赤ちゃんは気に入らないことがあればそれが理不尽なことでもバンバン泣くということです。
しかし、そこで泣くからと言って親があれこれと手を焼いていると、「あやし」に誤魔化された赤ちゃんはなかなか周囲の環境に慣れず、ずっと辛い寝かしつけが続いて親も赤ちゃんも両方とも不幸になってしまいます。
そこで、一度赤ちゃんにとってベストな状態を作ったら、泣いていたとしてもそのまま静観して、その環境に慣れてもらうように見守るというアプローチが必要なわけです。
オーストラリア・フリンダース大学のマイケル・グラディサー准教授によると、ぐずる赤ちゃんを泣かせても健康上は問題がなく、むしろ無理やりあやしを行った時よりストレスレベルも低いことが唾液サンプルから判明したとのこと。また、その後の調査でも感情や行動面で異常は認められなかったということです。
関連記事:寝ない赤ちゃん“泣かせても問題なし”と判明! ママのストレスも和らぐ『睡眠トレーニング法』
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ギャン泣きを乗り越えたら、楽な子育てが待っていた
うちの子はとにかく横になるのが大嫌いで、ベッドに着陸した瞬間泣いては嫁か僕のどちらかが抱っこして落ち着くのを待ってました。徹夜でわが子を見ていたこともあったわ
その間は食事も落ち着いて取れず、心身共にボロボロ。子供の世話を一生懸命しているにもかかわらず、子供に対して「もうええ加減にしてくれや……」と可愛がる余裕さえほとんど無し。
そんな生活に業を煮やしたある日、僕は嫁にある提案をしました
親心的にはかなり辛い選択でした。
嫁もかなり心を痛めたと思いますが、承諾してくれました。
そこで僕らが試してみたのは、赤ちゃんが泣きだして5分あやしても泣き止まないようならベビーベッドに置いて、別室からベビーモニターで様子を見るという流れだったのですが、結果は大成功。
様子見の最初の3分間はこの世の終わりかってくらい泣き叫びましたが、徐々にその勢いは弱まり、5分を過ぎるころには落ち着いてそのままおねんね……
それからしばらくすると、大嫌いだったベビーベッドにも慣れ、授乳とおむつ替えさえきちんとしていればしっかりと寝る子になりました。
このように、赤ちゃんが泣くことに対してあえてそのまま見守ることで、赤ちゃんが自発的にその環境に慣れることを早めてくれるので、いつまであやしても泣き止まないご家庭はこういったアプローチをしてみるのも良いかもしれません。
関連記事:おすすめのベビーモニターはこれ一択!パナソニック・KX-HC705レビュー – にちプチ 【Nichi-Petit】
結果として、親である僕らも心身ともに余裕が生まれて赤ちゃんに優しくなれますし、実際うちの子はめちゃくちゃよく笑うようになりました!
追記:1歳を超えたうちの子ですが、自分で寝る力がしっかり身についたので、寝かしつけなしで今もしっかり寝てくれてます。部屋の電気消して30秒くらい頭ヨシヨシして、「おやすみ~」と部屋を出るとしばらくコロコロ転がってそのままウトウト……本当に楽です。
「見守る=子供を放っておく」ではない
ネットで寝かしつけ関連の記事を見ると、「泣かせっぱなしなんてとんでもない」「泣くのは赤ちゃんのコミュニケーション。それを無視するとサイレントベビーになる」などと新米パパママの不安をあおるような記事が多いですが、とても的外れな話だと思います。
親に健やかな心身があるからこそ、子供にも優しくなれる。
これがわが子とのふれあいを通して学んだ子育ての教訓です。
ネットのもっともらしい意見に流されて、毎晩寝ずに赤ちゃんをあやし続けて育児ノイローゼになっていったところで誰も得をしません。
また、子育て関連の掲示板などを見ていると「泣いている赤ちゃんを泣き疲れるまで置いてても大丈夫ですか?」という新米のパパママの質問に対して自称ベテラン(?)の方が「そんなことをするなんて赤ちゃんがかわいそう。あなたは親失格」のように、鬼の首でも取ったかのような育児マウントをいくつも見ましたが、正直そんな攻撃的な人に育てられる子のほうがかわいそう。
ネットで見かける偏りのある価値観は気にせず、まずは自分たちのことを大切にしてから子育てに邁進していきましょう。
わが家でも、泣いた赤ちゃんは完全放置ではなくベビーモニターでしっかりと寝るまで観察しています。以前吐き戻しでのどを詰まらせて息ができず、顔が紫色になったことがあったので最低限落ち着いて眠るまでは見てます
ちなみによく赤ちゃん関連の記事で見かける「サイレントベビー」という言葉は医学用語でもなく、「サイレントベビーは問題行動を起こす子供になる」という話も事実無根です。
そもそも「サイレントベビーになる実験」なんて非人道的なことをやっている国や研究機関など表向きはなく、信用するに値しない話。わが子が間違った方向に成長することを避けたいあまり、こういったことを妄信してしまわないように気を付けましょう。
何もかもが簡単にネットで検索できるようになった昨今、入ってくる情報が多すぎてわが家でも一時期混乱しまくっていたので、たまには試行錯誤して自分に合った子育ての方法を探しても良いと思います。
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子育てはガンガン楽していこう
いくら「楽をする」と言っても、子育ては本当に大変です。
特にママは、パパが出来ない「授乳」というミラクルエースな苦労がプラスされるので、より大変だと感じるはず。
だからこそ、抜けるところは抜いて少しでも抜いて、心身ともに余裕を作っていきたいですよね。
余裕があれば、赤ちゃんが見せる笑顔もさらに可愛く思えるし、小さな変化や成長にも気づけるもの。
まずは親であるあなたの心身が健やかであること。それが赤ちゃんにとっての幸せにもつながるんですね!
そんな話です。
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