どうもこんにちは、子育て奮闘中のせいじ(@seiji_1986)です。
赤ちゃんってホント可愛いですよね。なんちゅーか、ちょっと前までは赤ちゃんのことを「天使」とか呼ぶのをしゃらくせーとか思ってましたが、いざわが子をこの手に抱いたとき、「わぁ……天使やんけ」という言葉しか出てきませんでした。ぎゃはは
でも、毎日の子育てや家事に忙殺されて、日を追うごとにそんな感情が薄れがちなのも事実。
そうやって豊かな心を失いつつある時に助けになってくれるのがベビーモニターなんですが、種類が多くて「どれ選べばええねん」状態だと思います。
僕もコスパや性能面を考慮して、あーでもないこーでもないと色々悩みまくりました。
そこで今回は悩める超新米パパママのために、わが家で大活躍中のパナソニック製ベビーモニター『KX-HC705』の使用感や買う決め手となった点も交えて紹介します。
これで子育て中のパパママの自由な時間も確実に増えるのでぜひ参考にしてね!
もくじ
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パナソニック ベビーモニター KX-HC705概要
こちらがわが家で大大大活躍中のKX-HC705の外観です。
モニターとカメラがセットになっているんですが、カメラは人みたいに目が二つ付いててかわいいよね。片方はカメラレンズで、もう片方はマイクです
ほんで、KX-HC705の特徴としてみんなが期待してる「離れた場所で赤ちゃんの映像を見る」以外だと、以下のような機能があります。
- 温度表示機能:赤ちゃんがいる部屋の気温を表示する
- 音声検知機能:赤ちゃんの泣き声や動いた時の音を検知してお知らせする(感度を設定可能)
- 動作検知機能:赤ちゃんの動きを検知してお知らせする(感度を設定可能)
- 暗視機能:暗い部屋でもナイトモードに切り替わり、赤ちゃんを見守ることができる
- 2倍ズーム機能:赤ちゃんの顔などをしっかり確認したいときに拡大できる
- 双方通話機能:モニタで赤ちゃんの泣き声を聴くことができて、話しかけるとカメラから赤ちゃんに声を送れる(マイク/スピーカーのオン/オフ切り替え可能)
- 子守歌再生機能:心音や胎動音、子守歌など赤ちゃんが落ち着く音を流すことができる
このように、KX-HC705はベビーモニターとしては必要十分な機能を備えており、特別な設定等なく開封後すぐに使うことができます。
中でも音声検知機能と動作検知機能は赤ちゃんの微妙な動きや泣き声などが別室にいてもしっかり確認できるので、家事や休憩時間が充実します。また、暗視機能は部屋の明るさを変えても見守り続けることができるので、ホントに助かってます。
また、DECT準拠方式という1.9GHzの電波帯域を使用し、混線のない安定した通信のおかげで不安なく使うことができます。
KX-HC705の良いトコ
ここではKX-HC705を使い続けていて感じた良いところを説明します。
メリットの総評としては「思った以上に信頼性が高く、これなしの子育てには戻れない」って感じですね。
操作がめっちゃ簡単
このベビーモニターは、子育てで大変な家庭の方でも特に説明書など読まなくても使えちゃいます。
ホント、ただ箱を開封してカメラを電源に繋いで、モニタに付属の電池を入れるだけでOK。
操作や設定に迷うことなくすぐに使えるのは本当にありがたいです。
音声検知や動作検知の感度については設定可能ですが、細かい操作を覚えてからでも全然大丈夫です。
通信がめっちゃ安定してる
このベビーモニターの最大の売りはこれだと思ってます!
他のベビーモニターの大部分が2.4GHz帯の電波を使っているのに対して、KX-HC705はDECT準拠方式の1.9GHz帯の電波を使用した通信なので、Wi-FiやBluetooth、電子レンジが使用している2.4GHz帯の電波に干渉しません。
ここら辺詳しく掘り下げると長くなるので割愛しますが、一言でいうと
「同じチャンネル使ってないからお互い邪魔せんぞ」
ってことです。
例えば、2.4GHz帯を使ってる他メーカーのモニターは電子レンジが動いてる部屋で使うと電波が途切れ途切れになったり、完全に止まってしまったりがありますが、KX-HC705はそその影響がかなり少ないです。
極端な話、わが家では動いてる電子レンジの上にモニターを乗せてても電波を受信して映像を表示してくれてます。
子育てしつつも家事もやらなきゃということであれば、キッチンに入って電子レンジの近くで見守る事もあると思うので、安定した通信はベビーモニターに必須の機能だと思います。
映像の受信範囲が広い
現在僕は鉄筋コンクリート造3階建てのメゾネット物件という、若干特殊な家に住んでいます。
コンクリートといい、3階建てといい、電波を邪魔する要素てんこ盛りです。
でもこのベビーモニターの1.9GHz帯はWi-Fi等の2.4GHz帯よりも波長が長いので、遮蔽材の影響を比較的受けにくく、遠くまで電波が届きます。
その理由も説明すると長くなるので割愛しますが気になる人は調べてみてね。面白いよ
んで話を戻すと、わが家のベビーベッドは1階にありますが、2階は電波良好、3階もカメラを設置した場所の真上ならば十分電波受信出来ているということで、見事に全階カバー出来ちゃってます。
これが普通のWi-Fi(2.4GHz帯)なら、2階の時点で電波ギリギリ、3階となれば全く通信できません。Wi-Fiのように壁や床一枚隔てただけで極端に電波が弱くなるということがないのは安心ですね。
国内メーカーゆえのサポート
色々なメリットを捨てても「安さが一番!」って考えの人もいると思いますが、外国メーカーの超安いカメラを買うとサポート面が不安。
カスタマーセンターが英語オンリーだったり、そもそも窓口が存在しなかったり。
KX-HC705はパナソニックが窓口なので日本語でのサポートが受けられます。
いざという時の手続きが心配ならば、絶対国内メーカーの大手を選んどいたほうが無難。
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KX-HC705の悪いトコ
良いところがある一方で、一部それが裏目に出ていたり、トレードオフとして犠牲になっている部分があったりします。
とはいうものの、デメリットの総評としては「使用に問題があるというほどではない」というところですね。
モニターの画質はイマイチ
海外含む他のメーカーだと数百万画素を打ち出しているところもある中、KX-HC705は30万画素という、数字で見るとかなりショボい感じ。
これは仕方ないところもあると思うんですが、最近の高画質なスマホ動画等を見ている人にとってはかなり微妙なんじゃないでしょうか。
これはうちの子のセクスィーな状態ですが、画質的にはこんな感じです。(モニターを写真に撮ると更に劣化して見えますので、これよりもう少し画質が良い程度と考えてもらえれば!)
赤ちゃんの動きや表情を見る分にはそんなに不自由しませんが、「ハナクソつまってる」とか「ベッドが濡れてる」とかいうのを識別するには足りない感じです。
ただ、フォローするならば「画素数多い=画質が良い」とはならないのと、安定した通信のためにデータ量を犠牲にしているところはあるので、バランスは保てていると思います。
他メーカーの画素数高めのベビーモニターの画面も見ましたが、ぶっちゃけ感動するほど画質に差がある感じでもなかったので、業界全体が画質は微妙って感じですね。
スマホアプリ連携等の拡張性がない
これは他メーカーとの一番の差かもしれません。
簡単操作がゆえに、凝った機能はほとんどありません。音声検知と動作検知くらいやな
僕としては、
- 録画機能:ベビーモニターごしに赤ちゃんがめっちゃかわいい表情するときがあるから
- 画面キャスト機能:モニター以外で様子を映し出せると夫婦別々の家事をしてても見守れるから
- スマホとのペアリング機能:スマホで操作や閲覧とかできるとモニターの置き場を考えなくて良いので楽だから
この辺りがあるといいなーとか思いました。
まあこれを叶えようとすると価格が大幅に上がるうえ、この製品の最大の売りである安定した通信を犠牲にしかねないので、多分実装されることはないでしょう。
付属物だけでは設置場所が限られる
KX-HC705には壁に設置ができるようにアタッチメントがついているんですが、ネジで壁に穴をあけなきゃいけないので設置が面倒だし、賃貸ではそもそも壁に穴をあけるのがNGなので、設置できません。
そうなると普通の置き型の状態で使うしかないんですが、平たい場所で赤ちゃんの全身が映せる場所ってなかなかないんですよね。
わが家ではそんな問題を解決すべく、クランプ型のカメラ用雲台を使ってベットの枠に挟んで使ってます。
普通のクリップと違ってガッシリと固定できるうえ、ドライバーがなくても脱着可能なのでめちゃくちゃ重宝してます。
これなら窓枠や棚など、突起物がある場所なら大抵固定可能!
おまけに先端は自由雲台なので、固定後もアングル変更が可能で、もうこれがないベビーモニターライフは考えられません。
詳しい設置方法は以下の記事に掲載してるので、併せて参考にしてください。
関連記事:わが家のベビーモニターをベッド脇に設置できるように改良してみた! | にちプチ 【Nichi-Petit】
KX-HC705を使えば幸せになれるのはこんな人です
これまでに紹介した特徴を加味すると、KX-HC705は
- キッチンでも赤ちゃんをしっかり見ておきたい人
- 2階建て、3階建てなど活動範囲が広めの家の人
- 「値段の安さより質」って人
- 「拡張性より簡単操作のほうが重要」って人
他にもベビーモニターはいっぱいありますが、僕の場合「国内メーカーの信頼性」「機械が苦手でも使える簡単な操作」「DECT準拠方式の安定した通信」を満たしていることがKX-HC705を選んだ大きな理由ですね。
僕自身ガジェット好きなので、持っているカメラやスマホなどには多機能性を求めますが、ベビーモニターについては安定した動作を守ってくれれば無理に拡張性はなくても大丈夫だと思ってます。
そうなると、ほぼすべてのパパママはこのベビーモニターを使っておけば間違いないです。
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ベビーモニターで自由な時間が増えると、子育て中も豊かな気持ちでいられる
便利な世の中になったとはいえ、それでも子育てはめっちゃ大変です。
四六時中気を張って赤ちゃんの相手をしていれば余計にそう感じちゃいます。
そんな方々に僕が同じ親として言えるのは「頑張りすぎないで!」ってことです。
頑張りすぎて余裕がなくなると、夫婦仲がギクシャクしたり、赤ちゃんへの態度が悪くなったりと、子育てに悪影響が出ます。
ベビーモニターはそんな大変な子育てにゆとりを持たせてくれる画期的なツールなので、ぜひ活用して充実した子育てライフを過ごしてください!
そんな話です。
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