どうも、陰キャだったくせに不良に憧れてました! せいじ(@seiji_1986)です
なるほど、やたら不良の目に留まってしまう人なんですね。
でもそれって、あなたの見た目を変えてしまえば全然絡まれなくなりますよ!
僕は身長173cmで体重55~60kgほどのヒョロガリ寄りです。
色白で見た目も「一時退院の患者みたい」と嫁に言われるくらいですが、不良に絡まれた経験はなく、むしろ絡むような人と友達になることもあります。
夜の歌舞伎町やセンター街を一人で歩いたりしたことも何度もありますが、物騒な事件は皆無。
つまり、きちんと対策を取っていればそういう不幸はある程度避けることができるんです。
今回は、不良に絡まれがちなあなたのために、絡まれないようにするにはどうしたらいいかを、心理学も交えてお話したいと思います!
もくじ
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目立つ要素を減らせば不良は絡んでこない
不良に絡まれないようにするにはとにかく外見重視。
「悪目立ちしないこと」が一番大事です。
周りから浮いたファッションをしていませんか?
極端に不健康な見た目をしていませんか?
背中を丸めて歩いていませんか?
これらすべて、不良に絡まれる大きな要因です。
自然界でも、目立つ存在は天敵に狙われやすく、致死率が高いもの。
やたらと絡まれがちな人は、まず自分の外見的個性を抑える方向に動いてみましょう。
人は見た目で判断している
人は本能的に見た目で人を判断します。これは不良だけではなく全人類共通です。
性格などの見た目以外の要素で判断するのは、ある程度の人間関係ができてから。
そして、僕が「不良」と呼ばれる方々と仲良くなってから聞いた話では、彼らが狙うのは
- 自分より弱そう
- 見た目が気に入らない
この二つの要素が圧倒的多数です。
しかし、ただ弱いだけで絡まれるならば、その辺を歩いているおじいちゃんおばあちゃんは不良に絡みつくされてしまいますよね。
つまり、絡まれやすい要素としては(不良にとって)見た目が気に入らない>自分より弱そうという順位になるので、見た目を変えていくのが一番効果的という結論になります。
ファッションを例にとると、身の丈に合った服をきちんと着こなしている人は、他の能力も高いと思われます。これを心理学用語で「ハロー効果」といいます。
ハロー効果は他にも筋肉や姿勢など、見た目の色々な部分に作用します。
筋骨隆々の人は本人がケンカが強くなくても強そうに見え、姿勢が良い人は自分に自信がある、強い信念を持った人に見えますよね。
一方で、ハロー効果は悪い方にも作用します。
首元がヨロヨロのシャツや、丈の合っていないズボンなど、一般的に「ダサい」「だらしない」と言われる服装をしていると、他の能力も低く見られます。筋肉や姿勢も同じです。
やたら絡まれる人は、このハロー効果がマイナスな方向に働いている可能性があります。
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不良に絡まれない7つの方法
では実際問題、不良に絡まれないようにするには、具体的にどんな対策を取ればいいのでしょうか?
「格闘技をやる」とか「ムキムキになる」という時間のかかる方法ではなく、もっと即効性のある方法を挙げていきます!
基本的に目立つ見た目・行動というのは不良の格好の餌食です。目立たなくなれば、そもそも目に留まらないので不良は絡んできません。野生動物と一緒!
姿勢をまっすぐに
不良対策で最も効果があるのが「姿勢」の改善です。
街を歩いていて、姿勢の悪い人ってとても目立ちますよね。
背中を丸めて、首を突き出すようにして歩いていませんか?
姿勢が悪い人は、ハロー効果で「だらしない人」「ひねくれた人」など色々なマイナスポイントをつけられ、不良だけでなく普通の方々も不快な気持ちにさせてしまいます。
怒りのハードルが低い不良なら、なおのこと見ていてイライラするはず。
まずは姿勢をピンとするところから始めてみましょう。
また、姿勢を正すと「自信がつく」という効果もあります。
アメリカの心理学者ムラビンの実験で、
- 背筋を伸ばして2週間過ごさせた人
- 明るい気持ちでいるように指示した人
- 普段通りに過ごさせた人
この三者では、背筋を伸ばした人だけが大きく自信がつき、気持ちも明るく過ごしていたという結果になりました。
姿勢を正すことは、お金もかけず、すぐに実行できる点で最強の手段といえるでしょう。
表情を明るく
姿勢と同じように、人を不快にしかねないのが「表情」です。
普通にしているだけなのに「怒ってる?」とか「話しかけづらい」「覇気がない」とか言われたことはありませんか?
心理学者メラビアンは
- 表情→55%
- 声のトーン→38%
- 話の内容→7%
の割合で相手の第一印象に影響を与えると説いており、これを「メラビアンの法則」といいます。
すごいと思いませんか? 第一印象の半分以上が「表情」から得られているんです。
客観的に見て普通の表情が悪印象に見える場合は意識して表情を明るくするようにしてみましょう。
不自然に明るい表情で歩いているのも絡まれる原因になりますが、不機嫌そうな顔よりは相手の感情を逆なでする要素は少なくなります。
表情に気を遣うと自然と対人関係も好印象になり、友人が増えるので、一緒に行動する人間も増えて自然と絡まれづらくなるはず。
表情一つでも侮れませんよ!
ファッションに気を遣う
場にそぐわないファッションって、とても目立ちますよね。
電車なんかでファンタジーな洋服を着ている人や、ボロボロの服を着ている人、サイズ感が合わず服に着られている人なんかは「絡んでくれ」と言っているようなものです。
もちろん誰でも「自分の好きな服を着る権利」というのはあります。しかし、目立ってしまう服装というのはそれなりのリスクがあるということも考えなくてはいけません。
肩幅や丈が合っていて、服自体に変なメッセージ性のあるような絵や文字が書かれたりしていなければ、不良側も絡むきっかけがないので声を掛けられることはなくなります。
周囲の同年代の人がしているファッションを真似てみましょう。
「没個性になれ」とまでは言いませんが、服だけがあなたのアイデンティティーではありません。
今はGUやユニクロなどの大衆向けブランドでも、組み合わせればなかなかオシャレなコーディネートになります。
もし自分が周囲より浮いていると感じているならば、ファッションの勉強だと思ってイメチェンしてみましょう!
目を合わせない
絡まれる多くの人が知らず知らずに行っているのが「目を合わせる」という行為です。
よく絡まれる人は分かると思いますが、
「何見とんねんオラァ!」
みたいな言葉が返ってきますよね。
「えぇ……そんな見たりしてないのに……」
と思うかもしれませんが、こんな人は傍目に見ると十分すぎるくらい見ています。
さらによくないのが、目が合った時に動揺したり、あからさまに目を逸らしたりすること。
これでは「バッチリ見てました!」と言っているようなものです。
「目立ってしまう」という意味では不良も同じ。複数人でたむろしていたり、肩で風を切って歩いていたり……
そういった目立つ人が現れたときは最初から視線を斜めに外しておくようにしましょう。
万が一目が合ったときは、慌てずゆっくりと視線を外すこと。
最初は難しいかもしれませんが、これは日常的な訓練で少しずつ身についてきます。
関連記事:自分の性格を変えるには「理想の自分になりきる」が効果的! – にちプチ 【Nichi-Petit】
人の多いところを歩く
絡まれないための大前提となる方法ですね。
人通りの少ない場所というのは不良の縄張りや溜まり場となっていることが多いです。
つまり、特徴的な見た目をしていない人でも絡まれることがあります。
もし何かあったとき周囲の人に助けを求めることができなくなるので、よほど大事な用事でもなければ人通りの少ない場所には行かないことです。
これは、不良うんぬんというより、治安の悪い国や場所で共通する鉄則ですね。
受け答えはきちんとする
これは半分絡まれ始めた場面ですね。
ここで、
- たどたどしい態度になる
- 敵意をちらつかせてしまう
などの状態に入ってしまうと本格的に絡まれてしまいます。
どれをとっても、相手に「絡む理由」を見つけさせてしまう結果になります。
相手が挑発的な態度を見せても「すみません、用事があるので失礼します。」「急いでいるので失礼します。」と、敢然とした態度でのぞみましょう。
間違っても「いや、えーと、あの……」と正面から取り合おうとしたり、「何ですか!? 警察呼びますよ!」のように相手を刺激する言い方はNG。
特に警察沙汰は、その場では正しいように思えて、その後の遺恨にもつながります。
重要なのは「勝つこと」ではなく、「相手に『絡みたい』と思わせないこと」です。
強そうな人と一緒に行動する
姿勢やファッションを見直しても、どうしても舐められる要因として「身長」があります。
自然界でも小さな個体は天敵により狙われやすくなります。
そういう場合は、少しでも強そうな人と一緒に行動するようにしましょう。
一見ダサい行為に思えて、実は色々な場面で取られている対策です。
あなたが絡まれたくないと思っている不良も、強いリーダーを中心に徒党を組んでいることが多いです。一匹狼の不良というのはまずいないでしょう。
また、VIPにはボディーガードがついていますよね。これも自分の身を守るためです。
「背が低い」など、身体的特徴が劣っていることは、あなたのすべてを否定する要素ではありません。
こういう場面で助けてくれる仲間を持てることは、自慢できる一つの「人間力」です!
努力でまかなえない部分は、人に頼りましょう。
不良に絡まれやすい人=職質を受けやすい人
そういう人は、精神的要因から挙動不審な状態になっている可能性があります。
悪目立ちする人というのは不良だけでなく、警察からも声を掛けられます。
僕が昔通っていたバーのお客さんに「僕、よく不良に絡まれるんですよー」と話す青年がいました。
彼は護身のために常に木刀を持ち歩いていると話していたのですが、
いや、絶対それが原因やろ
と心の中でツッコみました。
案の定、彼は不良だけでなく警察にもよく職質されていたようです。
しかし、よくよく話を聞いてみると、手ぶらで歩いていても絡まれるとのこと。
しばらく彼の話を聞いていると、あることに気付きました。
それは「自意識過剰」です。
彼は見た目こそ普通でしたが、その話しぶりは極端な内容が多かったですね。
「ちょっと外に出れば絡まれる」だとか「やられる前にやらなきゃ」だとか、個々の認知に自意識過剰な部分がちらほら。それが「木刀の携帯」という世間的には異常ともとれる行動につながっているんですね。
このように、自意識過剰な人は不良を見れば「ああ、きっと自分が絡まれてしまう!」となり、警察を見れば「ああ、絶対自分が職質されるんだ!」と思い込み、挙動不審やいき過ぎた行動になります。
しかし、見ず知らずの他人というのは思った以上にあなたに興味がありません。
問題なのは、他人の意識が自分に向いていると錯覚して焦りが生まれ、挙動不審になってしまっていること。
普通にそのまま歩いていれば良いのに、急に挙動不審な状態を見せられれば誰でも注目します。
見た目を改善しても状況に好転が見られない場合は、自意識に目を向けて周囲と調和した自然な対応ができるように心掛けましょう。
関連記事:自意識過剰を克服する方法(執筆中)
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自分を客観的に見られるようになれば、絡まれる機会は限りなくゼロになる!
「不良に絡まれる」と悩んでいる間は問題の本質を捉えるのが難しいですが、一歩引いて見てみると自分の何が原因となっているかが見えてくると思います。
これをセルフ・モニタリングと呼び、この能力が高い人は人間関係のトラブルが少ない傾向にあります。
セルフ・モニタリング能力は、認知行動療法で少しずつ伸ばすことができます。
認知行動療法の一つ「コラム法」は客観的意見を自分で見つけ出して思考を整理するため、セルフ・モニタリング能力の向上に役立ちます。
関連記事:落ち込みやすい人必見!マイナス思考は「コラム法」で改善 – にちプチ 【Nichi-Petit】
見た目に比べて精神的な進歩は地味な変化に思えますが、磨くことでより良い人生を歩むことができます。
ちょっと大きな話になってしまいましたが、その頃には「不良に絡まれる」なんて完全に過去の話になっているはずですよ!