日本も年を追うごとにだいぶクールビズが浸透してきた今日この頃。
僕はこの傾向、とっても良い事だと思います。形式にこだわって生産性を落とす日本の悪い風習の一端がそぎ落とされた感じ。
これも世代交代の結果かな?
……と褒めたのも束の間!!
まだまだ会社にはわけの分からん規則やイベントがある。
その一つが「カジュアルデー」だ!
もくじ
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カジュアルデーとは?
企業で週に一度自由な服装での出勤を認める日。日本ではこれを金曜日に当てて、カジュアルフライデーとすることが多い。
もともとはアメリカ発祥の風習で、企業によって規定は異なるけども週末金曜日なんかがよく指定されてる模様。僕のとこもそうだった
ただ、カジュアルデーといいつつも、パーカーで仕事するなんてことは出来ず、やっぱりみんなクールビズみたいにノーネクタイで出勤くらいに抑えてる人が多い。
実質「カジュアルデー=ノータイデー」みたいな感じ。
うん、それだけでも首周りも窮屈じゃなくて気持ち良い!
一部、営業部門なんかは客先のガンコなじじいの所に出向くのでちゃんとスーツを着たりするけど、事務員や社内常駐組みはとても楽なのだ。
クールビズと差別化する意味ある?
日本の企業の多くが採用しているクールビズの「実態」は、ノージャケット・ノーネクタイというスタイル。
つまり普段のスーツの背広とネクタイを外した格好なわけ。
そしてそのクールビズが実施される期間はだいたい5月始め~10月末までの企業が多い。
ということはその期間中も実質「カジュアルデー」なわけだ。
そしてその期間が終わると急に総務部から「明日からネクタイ締めるんやで」「でも週末だけはノーネクタイOKやで」のおふれが。
ここでなんか疑問が生まれない??
- クールビズ ←うれしい
- クールビス終わり・ネクタイしろ ←まあわかる(嫌だけど)
- でも週末はネクタイしなくてOK ←えぇ・・・
ネクタイとは一体何だったのか。
率直に言わせてもらうと、年中ノーネクタイでよくね?
週末だけ全企業でネクタイしなくてもOKな免罪符でも出んの?
違うよなぁ!?
週に1日だけノーネクタイを許す理由ってナニよ?
ということで調べるが、一向に納得できる答えが出ない。
クールビズや生産性のアップなどの観点から、職場での服装規定を緩める企業が多くなってきた。
んー……
生産性アップなのはわかる。実際ネクタイしないだけでもかなり楽に仕事できるし、ネクタイを新調する機会も減って経済的。
でもやっぱり週に1日って理由、しかも固定日ってなんなの? しかもクールビズと意図かわんねーし
分かる人がいたらおせーて
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必要なときに必要な服装ができる教育をしろ
アメリカ発祥の風習だけに合理的かと思いきや、そうでもなさそう。
加えてそんな風習を何の吟味もせず浸透させようとする日本もなに考えてんだって話なんだけど……
結局会社の抱える永遠のテーマとするところで「生産性の向上」「無駄の是正」は必須だったりするわけじゃん?
だから「暑い時にスーツだと冷房代もかかるし、能率も落ちる。だから暑い期間中は薄着しろ」なクールビズは合理的だ。
それが結局は利益に繋がるんだから。
んで個々の仕事のやりやすさと顧客との関係って言うのは良い感じに折り合いをつけなきゃいけない。
「なんでスーツ着てねーんだ! 舐めてんのか!」なクソガンコじじいが客なところもあるし、「ラフな服装のほうが気張らなくて良いよねー」なんていうお客さんもいる。
そんな一様ではない企業間もしくは個人間の関係の多様性を無理に画一化しようというのが間違いなんじゃないかな。
いいじゃん、「内勤は毎日ノータイでいいよ!」で。
ええやん、「営業はあの顧客のまえでは絶対にスーツかっちり着ていけ!」で。
どうせカジュアルデーつくったところで営業はガンコじじい相手にスーツ着ていっちゃうっしょ?
そんなら営業出ない日くらい楽な服装させたってくださいよー! やだー!
ほんでカジュアルデーには前述の他に「普段と違う服装をすることで新しい発想が生まれる」という意図があるらしい。
でもそんなことを固定日にやるより、自分の状況や相手によって自身のコーディネートを組ませるほうが、考える力もつくだろうし、社会人としての「人間力」も育つんじゃないかな。
僕みたいにコーディネートめんどくさいマンはずっとスーツ着てればいいし。(規則には反してないもん!)
職場にカジュアルな服装が悪なのではなく、それを固定した日に画一化しようとする会社がおかしいんじゃないの? 意味のない日を週1でつくるより、意味のある日を毎日つくっていきましょーよ。というお話でした!
願わくば、俺は内勤だから毎日ノータイで出勤させてくれ。
エンド
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