【脱・ヘタレ】職場で後輩にナメられないようにする3つの方法!

先輩後輩
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後輩にナメた態度をとられるのって、スッゲェ嫌ですよね。

後輩がナメた態度とる →人間的に自分が劣ってると思われてる? →自分ってそんなにクソみたいな存在だと思われてるのか?

こんな思考に行きついて、余計イライラしてしまいます。

僕自身、後輩の立場でもあり、また先輩としても頑張っている中堅世代であるため、それらの苦悩はよくわかります。

そこでこの記事では「どうやったら後輩にナメられなくなるのか」「なぜ後輩にナメられるのか」を軸に解決策を語っていきたいと思います。

こちらで紹介する内容を理解してもらえれば、後輩からナメられることもなくなるし、そのストレスが減ることで他人にも優しくなれて良い人間関係が築けるようになりますよ!

もくじ

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こんな人のための記事です

  • 職場で後輩からナメた口をきかれがち
  • 自分「だけ」が軽く見られている
  • 絶対に後輩にナメられたくない!
  • 自分にも何かナメられる原因がある気がする

後輩にナメられないために心がける3つのこと

後輩にナメられる理由は「目上の者なのに、人間としての器が小さい」ということに他なりません。

ということは、「器が小さい」と思われることと逆のことをすればいいんです。

当たり前のことだと思うかもしれませんが、これができてなかったり、めんどくさがってるせいでナメられている人は多いですよ!

負の感情を周囲に発散しない

大変な時、辛い時、人はついつい怒りや苛立ちを顔に出してしまいます。

それを抑えて冷静でいることは難しく、誰にでもできることじゃありません。

後輩から見て、先輩を尊敬するときってどんな時でしょうか?

僕は「大変な仕事を顔色一つ変えずにこなしている時」に「この人スゴイ……!」と思います。こういう先輩はナメられませんね

逆に、忙しいからってイライラしたり、八つ当たりみたいな態度を取る人ってどうでしょう?

すごく幼稚で子供っぽいと思いませんか? 「大人」という定義は様々で、僕自身「大人」について自信を持って「こういうものだ」と語ることはできませんが、「ガキっぽい思考・行動」というのはわかりますよね。

特に負の感情が心に湧いた時のガキっぽい行動は後輩にナメられる大きな要因です。

キツくなってきたときこそ心穏やかにいましょう。そこで周囲に当たり散らしても気まずくなるだけで何のメリットもありません。

虚勢を張らず素直になる

先輩の立場になると、自分が知らないことや出来ないことを恥に感じて、どうしても斜に構えたり下からの指摘を素直に受けられないことがあります。

人は皆同じ人生を歩んできたわけじゃないので、中には分からないこともたくさんあるはずです。

知らなかったことがあって、後輩から教えてもらったら「知らなかったよ。教えてくれてありがとね」とサラッと言える人って、人間的にすごくスマートに見えませんか?

そうやって後輩の人間性を尊重して感謝できる先輩は、ナメられるどころか深く尊敬されます。

僕も技術系の仕事をしているので、後輩に「俺もわからない技術があるかもしれないから、知ってたら教えてね」と言うようにしてます。

職場の人間関係を良好に保つ

ナメられる人は、職場でも浮いている人が多いです。

職場で悪い噂を立てられてそれを後輩が聞きつけ、「あ、この人って皆に嫌われてるんだ」と思った瞬間ナメられ始めてます。

逆に職場のみんなから好かれている人ならば、まずナメられません。

なぜなら、職場のみんなに好かれている=みんなはあなたの味方だからです。そう、数は正義!

そんな中、後輩がナメた態度をとりだしたらどうなるでしょう?

真っ先に上司や同僚が「ナメた態度を改めろ!」と注意するはずです。後輩の立場で考えても、職場で浮くのは嫌ですもんね

よく「彼女に浮気された彼氏が、気付いたら悪者になっていた」なんて話聞きますよね。あれは彼女の根回しの賜物です。

この例えは超胸糞悪い話ですが、とにかく「外堀を埋める」というのはかなり効果があります。

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「ナメる人」は「ナメられる人」になりやすい

これまで15年近く色々な職場を眺めてきましたが、ナメられやすい人は「些細なことで他人をナメる傾向にある」ということが見えてきました。

無意識に序列をつくり、それにこだわって、人に押しつけがち。

つまり「先輩をナメてきた人」「ナメられる人のみじめさ」を人一倍意識してしまうため「後輩に絶対にナメられたくない!!」というオーラを放ってしまうんですね。

すると周囲からは「何この人必死じゃん(笑)」と嘲笑されてしまいます。そして更にナメられます

なにこの悪循環

他人をナメるのはやめましょう。小さな世界でのマウントの取り合いほど傍から見て滑稽なものはありません。

「まずは他人を尊敬すること」がナメられないための最初の一歩です。

あくまで一線は引くこと

ナメられない先輩として求められるのは「人間としての器」ということは分かってもらえたと思います。

しかし、その「器」を勘違いして、「ただ優しい」「ひたすら怒らない」が正解ではありません。難しいよね

後輩が勘違いしてあなたとの距離を見誤ることもあります。

典型例として「俺後輩可愛がるよ~何でもおごるよ~」な先輩は、基本的にただの便利なお財布程度にしか思われてません。

後輩が勘違いした時は真面目に「それ、よくないよ」「やめろ」と言えるようになりましょう。

「誰からも好印象で、誰からもナメられず、ひたすら穏やかな先輩」なんて、オシッコなんてしないアイドルなみの幻想です。

そういう後輩からは距離を置くのも一つの手。距離が近いとナメるポイントがたくさん見つかってしまって結果ナメられるということもあります。

人間としての自分のあり方が定まらない方は、こんな記事も書いてますので参考にしていただければ幸いです

関連記事:「いい人」をやめると生きるのがめっちゃ楽になる | にちプチ 【Nichi-Petit】

前述した通り「ナメんなよ!」と虚勢を張る必要はありませんが「君と僕、立場は違うよ」という軸は持っておきましょう。

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僕の周りにいたナメられやすい先輩達

ここでは実際に僕が出会ってきた「ナメられた先輩」を紹介します。

自分が少しでも当てはまるっていう人は気をつけて!

事務職・Kさん

タイプ:元ワル自慢系

僕がわりと長めに勤めていた会社のKさんは、見た目は小柄、顔もいかつくないふっくらした感じ、声はチョイ高めの男性でした。

ご本人としてはそういう部分が「ナメられる要素」だと思っていたのかもしれませんが、常に「自分はワルやってた」「ケンカに明け暮れてた」といった類の話ばかりでした。

仮にそれが本当だとしても、今はそんなことを微塵も感じさせない風貌なので、相応に振る舞っていれば「優しい先輩」だったのに、自己顕示欲が勝ってしまったのでしょうか?

結果嘘付き呼ばわりされ、後輩社員からも鼻で笑われる存在となってしまいました。

ホスト・Hさん

タイプ:捻くれ者系

ホストは昼職と全く毛色の違う職場です。

奥深くまで入ってしまうと人間の愛憎渦巻く生々しい世界で心を病んでしまう人もいるかもしれません。

そんな世界で後輩にナメられまくってたH先輩は生粋の捻くれ者でした。

後輩が白といえば黒、黒といえば白と、逆張りを続けた結果誰ひとり賛同者がいなくなり、「でもHさんって売上ないじゃないっすかwww」と新人に核心をつかれる始末。

ある日何があったのか分からないままお店から姿を消してしまい、ナメられっぱなしで飛んでしまわれたのは、今となっては一つの思い出です。

ITエンジニア職・Sさん

タイプ:マウント系

ITエンジニアの職業病といっても過言ではないくらい蔓延している「マウント系」

後輩から何か物言いがあると「え? 俺にケンカ売ってんの?」と言わんばかりにまくしたてて「俺ツエー!」をやってしまうんですね。

一緒に仕事をしていたSさんは、前任の後輩からの評価が凄まじかったです。

「あの人ただのバカですよ」「あれ一生結婚できないですね」と、仕事からプライベートまで全否定。

ただ、実際に接して見るとなんとなく前任者が言ってることも的を射ている感じ。

でも、ある程度歳を取ってしまうと、それを指摘してくれる先輩もいなくなるので、さらに良くない方向に行ってしまうんですよね。

ITエンジニア職・Yさん

タイプ:キレキャラ・マウント系

さあ、マウント系が続きますよ。今度はキレキャラとのハイブリッドです

僕が赴任したある現場に勤めていたYさんは、「みんなより歳下だけど先輩」という絶妙なポジションにいました。

本来なら、エンジニアの世界は技術が勝るなら歳など関係なく羨望の眼差しを浴びる存在となるのですが、彼は違いました。

イライラすると周囲に「あ゛!?」とキレ周り、PCのキーボードを叩きつけ、未経験の後輩から質問をされると「そんなの当たり前だよね?」とバカにする態度。

ただ、技術はある程度持っているようで、周囲は腫れものを扱うがごとく接していました。

しかしある日「Yさんってどんな人なんですか?」と聞いてみると、周囲が口を揃えて「ああ、あいつ大っ嫌いだよ」「○ねばいいと思ってるよ」「この職場じゃなかったらいじめられてるでしょ」と全員から散々な評価。

せっかく仕事ができるのに、もったいない……

せいじ

タイプ:虚勢系

ラストは私、せいじです。

元々僕は身体も大きくなく、力も弱い自分にコンプレックスがあり、それを隠すかのように虚勢を張ってました。

10代後半の頃、バイト先に身体の大きな後輩が入ってくると、そのコンプレックスにブーストがかかり、語気を強めた言葉ばかり出すように。

後輩が僕をいじってくると「あんまナメんなよ? 俺怒ると何すっか分かんないからね?」みたいな、なろう系マンガの主人公ばりのイキリようでした。

今振り返ると、僕をいじってきた後輩は僕と仲良くなろうとフランクな空気を作ってくれたんだろうと思います。注意くらいはすれど、キレ散らかす意味はなかったと反省。

等身大の自分を隠して必要以上に大きく見せようとした罰ですね。めっちゃナメられまくってました。

今は全てを反省して後輩との距離感や自身の心の持ちように気を遣いはじめ、ナメられるようなことはまずなくなりました。

心に余裕があることが、後輩にナメられない最大の武器

『ジョジョの奇妙な冒険』の第一部で主人公ジョナサン・ジョースターのお父さんがこんなことを言っています。

逆に考えるんだ

出典:『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド』より

この話を乱暴に総括すると「心に余裕を持て」ということなんですね。

それ即ち「ナメられないこと」に固執しないこと。さすれば道は開かれん

なんか説法のような言い回しになってしまいましたが、後輩との人間関係なんて長い人生の一部でしかない。

それくらいのものならば、余裕を持って過ごそうじゃありませんか。

そんな話です。

エンド

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