オッスオッス! 満員電車がとにかく嫌いなせいじです。
毎日小一時間満員電車に揺られて通勤してる人、マジで尊敬します。
コロナの影響もあり、僕はできる限り電車通勤を減らしたいと考えていました。
でも!!
汗だくで自転車漕いで通勤っつーのも、それはそれで地獄。でも、電動アシスト自転車高いし……
そんな悩みを解決してくれる救世主がいわゆる「レンタルサイクルサービス」だと思ったんですが、サービスを使っているうちに色々問題があることにも気づきました。
今回は、僕がよく使っている『ハローサイクリング』というサービスについてレビューしてみたいと思います。
公式サイト:https://www.hellocycling.jp/
もくじ
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ハローサイクリングが他社サービスより優れている点
現在都内で展開しているレンタルサイクルサービスは4つほどあり、その中でも最大手は赤いミニサイクルがトレードマークの「ドコモ・バイクシェア」で、次いでハローサイクリングです。
今回はドコモ・バイクシェアと比べて優れている点について言及します。
15分単位の価格設定
他社のレンタル自転車サービスが大体30分単位であるのに対して、ハローサイクリングは15分単位で料金計算をしています。
つまり、乗る距離が短い場合は圧倒的にハローサイクリングがお得ということ!
料金自体も15分70円と、ドコモ・バイクシェアの30分150円よりも同じ時間当たり10円安いという良心価格。※東京都以外は場所によって料金のばらつきあり
また、長時間利用の場合も12時間以内であれば上限が700円と、電動自転車のレンタルとしては破格の安さです。
シティーサイクルタイプの電動アシスト自転車
コレ地味に大事だと思うんですけど、都内ならば基本的に電動アシスト自転車がレンタルできます。
都内に設置されている主要なレンタルサイクルサービスでこれに対抗できるのは、同じく電動アシスト機能搭載のドコモ・バイクシェアくらい。
しかも、ハローサイクリングの自転車はドコモ・バイクシェアのようなミニサイクルタイプではなく、一般的なシティーサイクルタイプなので大人であればかなり乗りやすく運転にクセもありません。
乗り慣れたタイプの自転車が使えるのは、運転ミスによる事故を心配しなくて済むので安心!
ステーションが散らばっている
都内にある主要なレンタルサイクルサービスでハローサイクリングを選んだ一番の理由はコレ。
電動アシスト機能付き自転車を提供していない企業は論外として、ドコモ・バイクシェアを選ばなかった理由は「ステーション(貸出場所)の偏り」にあります。
新宿や渋谷、それから港区周辺等……都内でも更に都心を中心とした場所にステーションを配置しているドコモ・バイクシェアですが、あいにく僕は新宿のお隣の中野区民……2020年現在、中野区には3~4つほどしかステーションがなく、しかも駅周辺以外は皆無という有様。
一方でハローサイクリングは都内でも幅広い場所にステーションが設置されていて、駅周辺以外にも借りられる場所があるというのが大きな理由です。
以下は我らが中野区を中心としたステーションの一部抜粋図。
このステーション数エグない?
今後ドコモ・バイクシェアもステーション数を増やしてくるとは思いますが、今僕が住んでいる場所は圧倒的にハローサイクリング優勢です。
シェアサイクルサービスが通勤に向かない理由
ハローサイクリングを利用してみてすぐに気づいたのは「このサービス、通勤には向かないわ!」ってこと。
ハローサイクリングの名誉のために言っておくと、決してこの会社が悪いのではなく、シェアサイクルサービスのシステム自体が通勤に向いていないのです。
通勤に自転車使うなら自分で電動アシスト自転車買って職場近くの駐輪場を月額で契約したほうがはるかに効率がいいです。その理由をまとめてみました。
自転車が確保しにくい
致命的な話ですが、しっかり晴れた自転車通勤日和だと、自転車の確保がとにかく難しいです。朝は住宅街周辺、帰りはビジネス街周辺のステーションがスッカラカン。
これは誰かが通勤に使っているということだと思うんですが、とにかくその椅子取りゲームが熾烈。
特に今はコロナ禍で電車を避ける動きが活発になっていて、需要と供給が釣り合っていないため定刻に自転車を確保するのが難しいですね。
返却先が確保しにくい
やっと良い時間に予約出来て自転車を確保したぞ……!
そうなったときでも返却先のステーションの駐輪可能台数は決まっています。つまり、返却先が満車だった場合は別のステーションに返却するか、返却先が空くまで待機しなくてはいけません。もちろん待機中も料金かかるで
そうすると、行きたい先から遠い場所に駐輪するので自転車を使った意味がなかったり、時間も無駄になってしまいます。
電池満タン状態で確保しにくい
電動アシスト自転車は電池で動いているため前の利用者が長距離を走って返却している場合、大幅に電池残量が減っていることもあります。
そしてレンタルされる際、一番人気なのはやはり満充電状態の自転車。
満充電状態の自転車は返却されるとすぐに誰かに予約されてしまうため、本当に確保しにくいです。
これまでに書いて理由も当てはまりますが「決まった場所から決まった場所への決まった時間の移動」というのはこのサービスに絶望的に合いません。
ハローサイクリングはスマホで自転車を予約できるサービスを行っていますが、スマホに張り付いて予約状況をずっと見て、絶妙な時間に予約するくらいの根性がないと通勤に使い続けるのは難しいと思います。
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時間に縛られないチョイ乗りorゆったりサイクリングならアリ
現在のサービス状況では通勤に全く向かないハローサイクリングですが、時間当たりの貸出料金が安いので、冒頭で触れたとおり超短時間もしくは長時間の利用には向いています。
予約は乗車の30分前に出来て、いざ乗車すると返却の30分前に返却場所の確保もできるため「チョイ乗りで借りたのに返す場所がない……」なんていうトラブルは避けられるし。
長時間の乗車であれば返却先のステーションの空きもゆったり探せるので、返す1~2時間くらい前に返却先のステーションをチェックしておけば空く可能性が高いですよ!
そんな話です。
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