【完全初心者向け】EOS kissのおすすめカメラレンズ4選!

EOS Kiss向けレンズ特集
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カメラのレンズって、ほんと奥が深い!!

一眼レフ初心者にとって、レンズ選びは鬼門ですよね。

多少カメラ歴の長い人にアドバイスを求めると「Lレンズ以外は画質がなぁ~……」だとか「単焦点一個買って、あとは自分の足で動いて撮る!」といった感じで金銭的にも技術的にも極端な意見をしばしば耳にします。

正直に言います

常に人に作品を見られるストイックなプロカメラマンでもない限り、そこまで自分に厳しくある必要はまったくありません!

むしろ、自分が撮りたいものを撮りやすくできるレンズを使って、素敵な思い出をたくさん残した方が何万倍も素敵な写真に仕上がります。

想像してみてください。

あなたは旅行やちょっとしたお出かけのとき、どんな写真を撮りたいですか?

今回はCanon一眼レフの初心者のあなたのために、旅行、スポーツ、グルメと様々なシチュエーションで思い描いた「撮りたい写真」を実現できる素敵なレンズ達を紹介します。

この記事はこんな人のために書いてます!

  • 保有カメラはEOS kiss系(もしくはキヤノンのAPS-C一眼)
  • 一眼レフ初心者だけど、どんなレンズを使えばいいのか分からない!
  • 一眼でどんなシチュエーションでも撮れるように備えたい!
  • 安価なレンズで素敵な思い出を残したい!

もくじ

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【シチュエーション別】キヤノン・EOS Kiss向けおすすめレンズはコレだ!!

それでは早速、初心者におすすめの安価なレンズ4つを紹介します!

前知識として、一眼レフのレンズはそこそこのものでも8~20万程度、大切な瞬間を逃さないプロ用のものなんかは数百万とかも珍しくありません。その理由はめちゃくちゃ暗い場所、めちゃくちゃ寒い場所などの極地で使用することも想定されていて、色々な先端技術が詰め込まれているから。

一方でそれほど高価ではない初心者向けのレンズでも、上手く使えればスマホやコンパクトデジカメとは比べ物にならないくらい素晴らしい写真が撮れます。

というわけでこの記事で紹介するレンズは4万円以内の比較的安価なものをピックアップ!

撮りたいシチュエーションや、そのレンズが威力を発揮できる場所も5つ星評価で比較しつつ、そのレンズで撮った写真も掲載するのでぜひ参考にしてね!

※天候は晴天時で評価しています

ボケ味を楽しみたい時は単焦点・EF50mm F1.8 STM!

使いやすさ

  旅行:

スポーツ:

  暗所:

 グルメ:

「単焦点で迷ったならコレ買っとけ!」Canonの一眼所有者なら誰もが口をそろえて言うほどの名作レンズであり、これをきっかけにレンズにこだわりだして出費がエライことになる「レンズ沼」の入口になるとも言われている恐ろしいレンズ。

このレンズにはデメリットらしいデメリットもなく、APS-Cだけでなくフルサイズカメラにも使えちゃうので、この先ずっと一眼レフを使ってステップアップしていこうという方でも持ってて損はない一品。

EF50mm F1.8 STMはとにかく「ボケ」がすごくて、初めて一眼レフを使う人にとってこのドラマティックなボケ演出はクセになってしまいます。

もうね、買ってからは何撮る時も「ボケ! ボケ! ボケ!」って感じでとにかくボカしちゃう。ボケの虜

でも、確かに人物くっきり、背景ボケボケの写真は「その瞬間の! その人だけを!」って感じで凄く雰囲気ありますよね。まるで映画の主人公のような、はたまたモデルさんにでもなったかのような、見る人に強烈なイメージを残す写真を撮ることもできます。

僕自身も旅行に行ったときや、近所に出掛けた時、このレンズを持って行くとそんなドラマティックなシチュエーションに出会えるんじゃないかとワクワクしてました。

EF50mm F1.8 STMを使うとこんな写真が撮れちゃいます!

EF50mm F1.8 STMで撮影した写真

この写真は買ったその日に撮ったもの。

慣れないレンズでしたがドラマティックなボケも手伝ってか台湾あたりの周遊旅行記みたいな写真が撮れました。※被写体は友人なので顔を隠してます

実際の撮影場所は上野のアメ横とかだったと思います。平凡ゥー!

EF50mm F1.8 STMで撮影したせいじ

これはEF50mm F1.8 STMの暗所での撮影の強さが分かる1枚。

写ってるのは寝てる僕で、朝方の薄暗い室内ですが、カメラに全く興味のない嫁が写してもそれなりに見れるものになってます。いまいちピントがあってないのはご愛嬌

このように、屋外に比べて暗くなりがちな室内で苦もなく撮れる性能は単焦点レンズならではの強みです。

レンズ自体も小型でそれほどかさばらないので、気軽に持ち運びできるEF50mm F1.8 STM

旅行や何気ないお出かけをドラマティックな1枚に仕上げたい時は是非使ってほしいレンズです!

遠くの被写体を押さえたい時は望遠・EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM!

使いやすさ  旅行:

スポーツ:

  暗所:

 グルメ:

Canonユーザーならそこそこ知られているキットレンズのひとつで、ダブルズームキットを購入した方ならもうお持ちでしょう。

僕は一眼購入当初から付いているこのレンズを今でも愛してやみません。

特に晴れた日中は水族館のイルカショー動物園で大活躍!

デメリットは、望遠タイプのレンズであるため、やたらかさばってしまうことと、暗いところではその威力をなかなか発揮できないことくらいでしょう。

EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMはその望遠性能とレンズの大きさに反して意外と軽いので、持ち運び自体は楽。その秘密は構成する部品にプラスチックが多いこと!

よく「プラスチック部品は安っぽい」「金属じゃないと強度が心配」という意見をちらほら見かけますが、カメラにおいて「安っぽい」なんてちっぽけな所有欲を満たすための見栄ですし、金属で部分的な強度を意識したところで全体が精密機器なわけですから、落としたら金属だろうがプラスチックだろうが異常は出ます。ほんと、落としても多少壊れにくさが違う程度

このレンズの望遠性能はワンランク上のフルサイズカメラにも負けずとも劣らないもので、この低価格でこれほどズームができるのは本当にスゴい。

というよりフルサイズカメラでこの望遠性能を出そうとすると金額が一桁くり上がってしまうので、よほど財布に余裕が無ければ手が出るものではありません。そんなお金があれば旅行に行ってその分写真撮った方がいいよね!

EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMを使うとこんな写真が撮れちゃいます!

EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMでイルカショーを撮影

イルカショーでジャンプする1匹を激写!

晴れた屋外だったのでシャッタースピードを上げて撮影できて、水しぶきも止まったような演出で撮ることができました。

EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMでフラミンゴのどアップを撮影

動物園の水辺で戯れるフラミンゴをズームイン!!

間近ではなかなか見ることのできないフラミンゴの表情をしっかりと押さえることができました。

ディズニーランドでパレードやショーを間近で見れなかった時でも、このレンズならミッキーをとても近くに感じられます。

普段近くで見ることのできないものをしっかりと収めたい時はEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMしかない!

空間の広さを表現したい時は超広角・EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM!

使いやすさ  旅行:

スポーツ:

  暗所:

 グルメ:

旅行に行った時に「この広大な雰囲気を写真に収めたいのに!」って思う時ありませんか?

しかしいざスマホなどで撮ってみると、意外と小ぢんまりした印象に収まってしまい、自分が感じたものとは違う写真になってしまうことが多くてガッカリ……

そんな時、このEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMを使えば広大でダイナミックな1枚を撮ることができます。

こちらもズームレンズのため暗所には弱いという弱点はあるものの、基本的に空間の広さを表現したい場所は明るい開けた場所であるため、不便はほとんど感じません。星空の撮影となると難しいけど

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMも入門用の一眼レンズにしては結構な大きさをしていますが、プラスチック部品中心のため、めちゃくちゃ軽くて携帯にはとても便利。

そしてこのレンズが持つ超広角撮影性能は、コンパクトデジカメやスマホでは到底太刀打ちできないほどのもの。

撮った写真を最初に見た時の感想は「本物よりも広い!」でした。

そう、超広角レンズは1画面にできるだけ多くの景色を収めるために、画像に強力なパースがかかります。つまり、遠近法がスゴイってこと!

「見たままの映像を1枚に切り取る」が写真の本分だという方には「なんだかだまし絵を撮ってるみたい……」と思われるかもしれませんが、このレンズ、ハマるとどこでも使いたくなってしまいます。

たとえば、観光旅行先での背景を入れた撮影。

立つ位置によっては後ろの建物が入りきらなかったりすることが多く、構図に困ってしまうことが多いですが、このレンズなら大抵の背景はスッポリ収まってしまいます。

そう、背景と人物を1画面に収めるのに全然苦労しないんです!

このおかげで海外旅行に行ったときの7割強はこのレンズを使ってました。

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMを使うとこんな写真が撮れちゃいます!

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMでカンクンの絶景を撮影

整然と広がるビーチベッドと巨大なホテル、そして海!

全てを1つに収めることができるのはこのレンズならではの強みです。

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMでチチェンイッツァを撮影

現地ガイドさん撮影。遺跡でジャンプしてもしっかりと背景写してます。

……というか画角広すぎて右手前に置いた荷物まで写り込んでるうううう!

広大な大地、うっそうと茂る森、果てしなく続く海、雲ひとつない空……あなたが感じた「大きさ」を誰かと共有したい時、このレンズはあなたの「感覚」を余すことなく表現してくれます。

被写体の「そのまま」を残したい時は単焦点・EF-S24mm F2.8 STM!

使いやすさ  旅行:

スポーツ:

  暗所:

 グルメ:

さあいよいよ真打ち登場!

最強の使い勝手と単焦点の持つ高画質を存分に発揮してくれるEF-S24mm F2.8 STMです!

このレンズ、単焦点が持つ弱点「ズームできない」っていうデメリットはあるんですが、そんなの気にならないくらいどこでも使えちゃうレンズ。

みなさんスマホでも写真撮ることありますよね。

インスタとかその他SNSで使いたい写真って、基本的にズーム機能を使わないと思います。

なぜでしょう……?

なぜなら、ズーム使っちゃうと、画像が汚くなっちゃうからですよね。特にスマホは一眼レフのような光学ズームではなくデジタルズームなので、ちょっとでも拡大しちゃうとすぐに粗が目立っちゃいます。

つまり「どうしても近くに寄れないもの」以外はズーム機能って使わないんですね。特にインスタに上げる写真とかって、食べ物だったり風景だったり自撮りだったりなのでズームとは無縁の被写体ばかり。

こういう「見たまま」「そのまま」を写真に残したい時EF-S24mm F2.8 STMは力を発揮してくれます。

まず着目したいのはその軽さと小ささ。

俗に「パンケーキレンズ」と呼ばれるだけあって持ち運びと撮影の手軽さがハンパないです。

そしてこのレンズ一番の売りは「被写体にめちゃくちゃ近づけること」

最短の焦点距離9cmというテーブルの上のごはんも無理なく撮れる性能なので、グルメ好きには必携のレンズ。

また、単焦点の持つドラマティックなボケ味は健在なので、ミニチュア等の撮影にも威力を発揮してくれます。

EF-S24mm F2.8 STMを使うとこんな写真が撮れちゃいます!

EF-S24mm F2.8 STMで東京タワーをバックに

東京タワーの見えるホテルでシャンパンと一緒に。単焦点ならではの暗所での高画質と、背景のボケ具合がいい感じです。

EF-S24mm F2.8 STMでケアベアと一緒に

レストランでお気に入りのケアベアを主役に。

ホワイトバランスの設定をミスって全体的に黄色がかってますが、白熱球ならではの温かみに拍車がかかっていて、割とお気に入りの一枚です。

僕は普段出かける時、9割9分このレンズをつけています。

グルメよし、自撮りよし、景色よし、EF-S24mm F2.8 STMが持つナチュラルな画角と画質の用途は無限大。あなたはどんなお出かけ先でこのレンズを使いますか?

まとめ

初心者の皆さんにとって、写真を撮る上で一番大切なのは「撮りたい」という気持ちです。

知識や技術をひけらかされて「自分には写真を撮る資格なんてないのかも……」なんて落ち込んでる暇はありません。

自分に合ったレンズを選んで撮ってみたい被写体をとにかく撮る! いっぱい撮ってみる!

そうすればその中のいくつかが10年後に見ても、色鮮やかに思い出が蘇る素敵な一枚になっているはずです。

写真の数は思い出の数! 1枚でも多く素敵な思い出を残そう!!

現場からは以上です。

エンド

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