「最強の毒物」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
青酸カリ? ヒ素? はたまたサリンガス?
ノンノンノン、たしかにそれらは有名な毒物ではありますが、これから紹介する毒物達の中ではまだまだ少年のような存在です。ポイズンボーイ
今回はそんな素敵な毒物ファンタジーへ皆さまをいざなうべく、生物毒と化学毒のガチンコ対決TOP10を面白い解説と共に紹介していきます!
もくじ
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毒物とは何ぞや?
まず皆さんに知ってほしいのは「毒物とは何か」ということです。
飲んだら死ぬ薬? 吸ったら死ぬガス? 触ったら溶けちゃう薬品? イメージは色々あると思います。
しかしここはある程度定義をはっきりさせ、皆さんに一定の「毒物目線」を身につけていただきたい。
毒性の強さの目安として使われているのは「半数致死量」(LD50=50% lethal dose)という物差しで、「同じ量を投与された対象(動物)の内、半数が死に至る用量」(濃度)を表しています。単位としては「mg/kg」(体重1kg当りの投与mg)を使用しており、日本の毒物及び劇物取締法などは、このLD50を目安に指定されている。
極端なことを言ってしまえば、致死量が異なるだけで「食塩」も「水」も大量に摂取すると死に至ります。
毒性学(毒物学)という分野では塩も砂糖もアレもこれも毒物の一つとして対象となっていて、そこらじゅう毒物だらけ。
……しかし、んなこと言い始めたら特集する数が多すぎて、皆さんとしても読む気も失せると思うので、今回は経口・注射問わず一番危険な投与方法で、少量でも致死量系の毒物を紹介していきます。
最強毒性TOP10
生物毒が持つ特性はタンパク質を基礎としているため、人体と非常に親和性が高いことだ。
そのため血液に混入すれば筋肉や中枢神経に対してけいれんや機能不全、麻痺などを引き起こし、結果それが死につながるという毒物らしい毒物。
特に経口摂取する生物毒は速やかに症状が現れることが少なく、徐々に身体を蝕んでいく恐ろしさがあり、絶対に体験したくない。
一方で化学毒は非常に作用の幅が大きい。生物毒のように徐々に身体の不調を起こす毒もあれば、速やかに皮膚や粘膜を通過し骨までも侵すようなヤバイ毒も存在する。
特に「酸」などはその毒性もさることながら、触れただけでも人体から金属までも腐食させるため、「痛い」と「苦しい」のダブルパンチが非常に恐ろしい。
では、生物毒と化学毒、どちらがその威力は上なのでしょうか?
ランキング形式で見てみましょう!
10位:ヘビ毒
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.025mg/kg
最初にランクインしたのは生物毒の典型・ヘビ毒。
その中でも最強の毒を持つとされるのは、コブラ科の「ナイリクタイパン」というヘビ。
2m前後の全長でクイーンズランド州北西部や南オーストラリア州南東部といった内陸部に住んでいる。
強力な神経毒・出血毒・溶血毒をあわせ持っており、まさに毒界のハイブリッド。
神経毒はその名の通り神経系に作用し、とりわけ筋肉を過剰に弛緩または収縮させ制御を困難にする。結果横隔膜等のコントロールを失い、呼吸困難により死に至る。
また出血毒・溶血毒は血管・血液に作用し、血管および血液の細胞を破壊することで血が止まらなくなった結果、多臓器不全により死に至る。
これらは一般的な成人男性でも噛まれて45分で絶命するほど速やかに作用するため、噛まれたら全速力で病院に駆け込むことが望まれる。
ただ、ありがたいことにこのナイリクタイパン、それほど獰猛な種ではないため積極的に咬みつかれる可能性は低い。
しかし近縁種であるタイパンはナイリクタイパンに準ずる強力な毒を持っている上、獰猛で攻撃的な性格をしているため油断は禁物。オーストラリアは毒ヘビ天国ゥ!
9位:テトロドトキシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.01mg/kg
9位は皆さんご存知フグ毒のテトロドトキシン。
一般的にはフグ毒として認識されているが、アカハライモリ、ツムギハゼ、ヒョウモンダコ、スベスベマンジュウガニといったフグ以外の生物にもテトロドトキシンを持っている生物は存在する。
こちらもヘビ毒と同じく神経毒で、摂取経路は主に口から。食後20分~3時間程度で中毒症状が出はじめ、重度の中毒症状では死に至る。また、その中毒症状は4段階に分けられている。
- 第1段階: 唇や舌周辺、指先などの四肢に痺れがあらわれ、正常な歩行が困難になる。また、頭痛や腹痛を訴えることもある。
- 第2段階: 軽度~中等度の麻痺が起こり、嘔吐後に動けなくなる。知覚の麻痺・血圧低下・言語障害など様々な異常があらわれ、呼吸困難の症状も出始める。
- 第3段階: 全身が完全に麻痺し、筋肉が弛緩したことにより、なんとか発声はできるが言葉として認識できる形ではなくなる。血圧が著しく低下し、さらに重篤な呼吸困難に発展。
- 第4段階: 意識を失い呼吸が停止する。呼吸停止後しばらくすると心臓も停止し、死亡する。
中毒症状があらわれても助かる方法は、とにかく呼吸を止めないこと。テトロドトキシンは神経自体を破壊するわけではないので、代謝によって毒素を排出するまでの時間を乗り切れば死ぬことはない。
極端な話、人工呼吸器で毒が抜けきるまで呼吸をできるようにしておけば、いずれ回復するのだ。
また、テトロドトキシンは少量であれば鎮痛剤として使用できるため、薬効としても注目されている。まさに毒と薬は表裏一体
確実な原因はまだ特定されていないが、テトロドトキシンが多く含まれるフグの卵巣を1~1年半漬けこむことによって、人間が食べても問題ないほどの毒量に減少する。食への執念ヤバいわ
8位:リシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.005mg/kg
トウゴマの種子に含まれるリシンは我々の身近に存在するひまし油を抽出する副産物として登場する。
リシンを摂取した場合の症状は、病原性大腸菌O157が生み出す「ベロ毒素」を摂取した時に近く、吸入によって体内に入った場合は8時間以内に吐き気や嘔吐、発熱を訴え、呼吸困難を経て最終的には呼吸不全となる。
食事で体内に摂取した際は、6時間以内に嘔吐、血便を伴う下痢を誘発し、肝臓や腎臓、脾臓といった臓器がダメージを受け最終的には多臓器不全で死に至る。
神経毒と違い細胞にダメージを与えてしまうため、ある程度の時間を超えれば快方に向かうこともなく、またリシンの解毒剤は存在しない為、非常に危険。
7位:バトラコトキシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.002mg/kg
「ヘビに睨まれたカエル」とは言うけれど、毒はヘビにも負けないぜ!
南米に生息するモウドクフキヤガエルは1mgで20人の人間を死に至らしめるほどの猛毒の持ち主。
その毒の正体はテトロドトキシンと同じ神経毒で、テトロドトキシンが筋肉を弛緩させる特性を持つことに対して、バトラコトキシンは収縮する特性を持っていて、両者とも麻痺を引き起こし、最終的には呼吸困難に繋がる。
筋肉が弛緩する特性の場合は力が抜けている状態なので、人工呼吸等の処置がしやすい傾向にあるが、収縮する特性の場合、呼吸器の挿入や注射等の処置も困難になるためタチが悪い。
この毒はカエルの毒として有名だが、ピトフーイというニューギニア島固有の鳥も同じバトラコトキシンを保有しており、モウドクフキヤガエルが表皮から毒を出すのに対して、ピトフーイは筋肉から羽毛まで毒を帯びている。
ちなみに1990年代にニューギニアのジャングルを調査していた団体の一人がピトフーイの羽毛を舌に触れさせた際、死にはしないが、口・鼻等の粘膜の麻痺と灼熱感を覚えることからピトフーイには毒があるという結論に至った。体張りすぎやろ……
6位:ベロ毒素
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.001mg/kg
1990年代に猛威をふるい、全国的にその名を知られることになった腸管出血性大腸菌O157(正式名称:O157:H7)が産出する毒素がこのベロ毒素。名前の由来は、ほんの少量でもベロ細胞(実験などに使われる細胞)を殺してしまうため「ベロ毒素」と名付けられた。
O157に感染する原因は主に牛などの家畜のフン。食肉として解体するときに牛の腸管から飛び出したフンが僕らの食べるお肉の部分に付着し、そこから増殖する。
外に放出されたフンから水辺を汚染し、井戸水から検出されることもあるので、手洗いや食肉の衛生に気をつけているだけでは感染リスクを潰しきれない。
ベロ毒素が体内で生成された時の主な症状は下痢。潜伏期間4~8日を経て激しい腹痛を訴え始めるが、ただの下痢ではなく、鮮血を伴う出血性の下痢へと変わってゆく。
しかもベロ毒素の一部は吸収され血液に乗って全身へと散らばり、腎臓や脳までも侵される場合があり、一般的に知られる大腸菌の影響を超えた症状を引き起こす。
O157が持つ特徴は
- 水中、土中でも最大数ヶ月間生存する
- 低温に強く、-50℃下でも死なない
- 酸に強く、胃液の中でも生存する
なかなか凶悪なスペックやんけ……
しかしその反面で
- 熱に弱く、75℃の熱湯であれば1分で死ぬ
という弱点もあるので井戸水でも一度煮沸すれば少なくともO157の感染リスクは抑えられる。
元来大腸菌は毒素を生産する働きがないとされていたが、赤痢菌にくっついたバクテリオファージというウィルスが大腸菌に「毒素を出す遺伝子」を運んでしまったことで、「遺伝子組み換え」と似たような状況が起こり、ベロ毒素を生産する大腸菌が誕生したと考えられている。
ちなみに抗生物質に対する耐性菌も、この現象と同じ理屈です。
5位:ダイオキシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.0006mg/kg
ここにきて初の化学毒がランクイン!
焼却ゴミから放出される有害物質として1990年代に大いに話題になった毒物・ダイオキシンだ。
「ダイオキシン」とは関連する物質の総称で、英語読みは「ジオキシン」と発音される。
その中でも最強の毒性を誇るのが「2,3,7,8-テトラクロロジベンゾパラダイオキシン」で、国際がん研究機関(IARC)からは「人体に対し発ガン性が認められる」とされている。
ダイオキシンを摂取した時の症状は幅広く、内臓系、筋肉系、分泌系、神経系などほとんどの器官に能力低下やガン化が懸念される。
ダイオキシンの重さ・濃度を表す単位として「ピコグラム」という単位が使われるが、水一リットルあたり1ピコグラムあるだけでも問題視されるため、その警戒度は非常に高い。
もっとわかりやすく例えると、長さ50km、幅20km、深さ1mのプールに1gのダイオキシンが溶かされたのと同様だ。
一方でダイオキシンは動物実験での種による差が著しく、モルモットの半数致死量が0.0006mg/kgであるのに対し、ハムスターの場合は5mg/kgであり、その差は約8000倍もの開きがある。
そのため、人間に対する正確な致死量は諸説分かれるところではあるが、最も高い数値を採用してのこの順位である。
ちなみに、これほどの毒性を示した場合でも、我々の日常生活で急性毒性を生じさせるシチュエーションは皆無であるため、あなたが要人で誰かから命を狙われる立場でなければ心配はいらない。
4位:パリトキシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.0001mg/kg
テトロドトキシンに続いてさらに高い毒性を示すマリントキシン(魚介毒)、それがこのパリトキシン。
こちらは主にハワイに生息するイワスナギンチャクが有毒渦鞭毛藻を捕食することで獲得している毒で、その名前からイソギンチャクの仲間のような印象を受けるが、原始的なサンゴの仲間である。
手で触れたり足で踏んづけてしまったりした際、イワスナギンチャクは身を守るために刺胞からこのパリトキシンを放出する。
その毒の威力は凄まじく、触らずともイワスナギンチャクの群生の周辺を泳いだだけでも、その後軽い中毒症状が表れることがあるほど。
ただ、毒の含有量はそう多くはないので、今までイワスナギンチャクの毒で重大な事故は起きておらず、むしろイワスナギンチャクを捕食するアオブダイが内臓にパリトキシンを蓄えるため、フグと同じく危険だ。(アオブダイはフグと同じく食用として用いられる)
パリトキシンが体内に入ると、12~24時間の長い潜伏期間を経て筋肉を溶かし(融解させる)、激しい筋肉痛が起こる。
また、溶けた筋肉は血中に流れ出すことで血液をろ過している腎臓に大きな負担がかかり、黒褐色の尿が排出され(ミオグロビン尿症)、最終的に急性腎不全に繋がります。
あわせてパリトキシンは神経系にも作用し、筋収縮に伴う麻痺・痙攣も引き起こすため、最終的には呼吸困難に陥り死に至るという、内臓と神経の両面から攻めてくる鬼畜っぷり。
パリトキシンの解毒剤は存在せず、加熱や塩漬けによる毒性の低下もないので、アオブダイ含む見知らぬ魚を釣り上げても、素人は安易に食べないよう注意が必要だ。
3位:マイトトキシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.00005mg/kg
マリントキシン最強の毒、それがこのマイトトキシン。
こちらも有毒渦鞭毛藻を由来とする毒素で、それを食べるサザナミハギが捕獲されたタヒチの現地名「マイト(maito)」に、毒を意味する「トキシン(toxin)」を繋げてマイトトキシンと呼ばれる。
マイトトキシンを摂取した時の症状は詳しくわかっていないが、細胞内のカルシウム濃度を上昇させ、筋肉の収縮を引き起こすことから、痙攣や麻痺を伴い呼吸困難や不整脈に繋がると予想される。
また、マイトトキシンは非常に複雑な構造をしているため人工的に合成することが難しく、未だ成功していない。
現時点で海洋系最強の毒はこのマイトトキシンだが、研究がさらに進むとマイトトキシンより強力な毒が現れる可能性は高い。
2位:テタノスパスミン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.000002mg/kg
皆さんご存知の破傷風菌が生産する超強力毒素がこのテタノスパスミンだ。
菌といえば高温下では生きることができないため、加熱処理をすれば良いと思われがちだが、破傷風菌は非常に熱に強い「芽胞(がほう)」という状態に変化することができる。
芽胞の状態では煮沸消毒をしても死ぬことはなく、増殖に適した環境に戻れば、また芽胞から発芽し増殖を始める。
どうしても芽胞を殺したかったら120℃で15分以上の加熱か、ホルマリンなどの薬品による処理が必要であり、怪我をした人間の傷口に使える方法ではない。
不衛生な場所で傷を作ってしまった場合、「破傷風菌を殺すこと」を目的にするのではなく、大量の水などで洗い流すことを第一に考えるべきだ。
また、破傷風は潜伏期間が長いため怪我をした時は自覚症状がなく、傷がふさがった頃に症状が出てくることがあるが、その原因は破傷風菌が増殖に酸素を必要としない「嫌気性」の細菌であるため。
破傷風菌は世界中の土壌に存在しており、主に傷口から体内に侵入し症状を呈する。
潜伏期間は3日~3週間ほどを経て顔周辺の筋肉に硬直したような違和感を覚え始め、それが次第に手足にも広がった末に、体が弓なりに痙攣を始めて死に至る。
破傷風の苦しみは歴史の上でもとても有名で、背中の筋肉が収縮する力で背骨すら折ってしまうほどである。
また、発症に際して意識の混濁は見られないため、はっきりした意識の中これらの症状で苦しむことになる。
破傷風菌は土壌中でなくとも不衛生な環境に潜んでおり、病院の消毒が甘い手術用のハサミなどに付着して赤ちゃんのへその緒を切る際に感染することがある。
予防法としては破傷風トキソイドワクチンを接種することが最も有効。特に年配の方は過去に予防接種を受けたとしても、年々抗体を作る働きは衰えているので追加接種が必要だ。
1位:ボツリヌストキシン
出典:Wikipediaより
半数致死量:0.0000003mg/kg
さあやってきました「キング・オブ・毒物」ボツリヌストキシン。
こちらも食中毒のニュースなどで度々見かける「ボツリヌス菌」を由来とする最強の毒物であり、500gあれば全世界70億人を死亡させることができるメチャメチャヤバい毒。
ボツリヌス菌は自然の土壌中に広く存在しており、破傷風菌と同じく身近に存在する菌であり、傷口からの侵入もまれにあるが、ほとんどの事例は食品による経口摂取での発症。
ボツリヌストキシン由来の症状は主に筋肉の弛緩を伴う麻痺で、潜伏期間は5時間~3日を経て全身に倦怠感を覚えたり、食べ物を飲み込みにくくなったり、多量の汗に喉が乾きやすくなったりといった症状の後に呼吸するための筋肉も侵し、最終的には呼吸困難から死に至る。
ボツリヌス菌も熱に非常に強く、100℃で6時間、芽胞の状態では120℃で4分間の加熱が必要となる。
一方でボツリヌス菌が生産するボツリヌストキシンは100℃で1~2分加熱すれば毒の威力を失うため、食品をきちんと加熱しておけばまず問題はない。
また、加熱でも死ぬことがなかったボツリヌス菌が体内に入った場合でも、腸内細菌との生存競争に勝てず、ボツリヌス菌が体内で増殖するということはまずないので安心だ。
しかし、注意しなければいけないのは腸内細菌の調和がとれていない乳幼児がボツリヌス菌の存在する食品を摂取した場合、乳児ボツリヌス症を引き起こしてしまうため、赤ちゃんにハチミツや黒糖などのボツリヌス菌が存在する可能性のある食品は絶対に与えないように。
ちなみにこのボツリヌストキシン、その筋弛緩作用を利用して、ごく少量であればシワ取り注射でおなじみの「ボトックス」として世界で広く使用されている。
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生物毒と化学毒、どっちが危険?
「対人間」という基準で致死量を見れば、生物毒は化学毒など足元にも及ばないほどの凶悪さを持っている。
特にボツリヌストキシンなどは我々の生活にごくありふれた環境に存在し、容易にテロや犯罪に使用できるため、日常生活レベルでの予防では対処しきれない。
一方で、化学毒の怖さは極端な温度・環境下でもその特性を失いにくいところであり、「危険度」という基準では生物毒よりも化学毒の方が一枚上手である。
こちらで紹介した毒物は、致死量を基準にランキングされているが、実際にはこれよりはるかに弱い毒を持つ生き物でも注入量がハンパじゃなかったり、スズメバチの被害のように人間の免疫機構が原因となりアナフィラキシーショックで死に至るなど、単純な致死量では語りきれない危険性もある。
いやほんと、毒物って奥が深い。
現場からは以上です。
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