この記事を開いてくれてありがとうございます! せいじ(@seiji_1986)です。
ここ最近、自己肯定感を上げる方法というお題目で色々な方法が取り挙げられてますね。
「自己肯定感」とは「自分には価値がある」というポジティブな評価ができる感情のことで、人生において自己肯定感は超大事な武器。
自己肯定感が高くなると……
- 行動力がつく
- 他人に寛容になれる
- 自分がブレない
などなど、これ以外にも人生を幸せに生きていくためのたくさんのメリットがあります。
ほんでこの自己肯定感ちゃんの上げ方なんですが、代表的なものだと
環境を変える
とか
今の自分を受け入れる
とかっていうのがよく挙げられます。……が、実行に移すとなるとなかなか難しいですよね。
「環境を変える」つっても、どれくらい環境を変えればいいのか分からないし、そもそも環境を変えたことでストレスが溜まってますます辛くなったり……
「今の自分を受け入れる」も、自己肯定感爆下がりの中で見たくない現実を目ン玉かっぴろげて直視なんて厳しい話……
というわけで今回は、そんな能動的すぎる自己肯定感アップ方法は一旦おいといて、誰もが気軽に挑戦できる方法から切り込んでいこうと思います!
もくじ
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相手に「ありがとう」と伝えることで自己肯定感は上がる!
もうね、コレ。マジコレ
「ありがとう」と言うこと。ハイ終わり
……で終わるのはメガトン級の投げっぱなしになっちゃうので、もう少し掘り下げましょう。
一つ質問します。
今のあなたはどれだけ他人に「ありがとう」が言えてますか?
「すいません」とか、ただの会釈とかで済ませてませんか?
それらを全部「ありがとう(ございます)」に置き換えてみましょう。
ハイこれだけ! マジこれだけ
共同体感覚が自己肯定感を上げる!
さあ、なんで「ありがとう」がこんなにも自己肯定感を上げてくれるんでしょうか?
逆の立場で考えてみてください。他人を助けた時に「ありがとう」って言われると、「本当にこの人の力になれたんだな」って思えて嬉しくなったり、達成感を覚えたりしませんか?
これはアドラー心理学における「共同体感覚」というものの一部で、平たく言うと「他人は敵ではなく、仲間だ」という思考のことです。
共同体感覚を構成する要素として
- 信頼感・・・「仲間は自分を助けてくれる」という感覚
- 貢献感・・・「自分は仲間に貢献できている」という感覚
- 所属感・・・「自分は仲間の一員だ」という感覚
というのがあって、「ありがとう」の言葉は「相手に良くしてもらった」という自分の信頼感が満たされるだけでなく、その相手にも「力になれてよかった」という貢献感を満たしつつ、「ありがとう」を言われた相手の嬉しそうな表情で自分の貢献感も満たされます。
そして、「ありがとう」を伝えることができる相手というのは、たとえそれが偶然すれ違った相手でも、話したこともない見ず知らずの他人より距離を近く感じますよね。そこでわずかながらも「所属感」が満たされるというわけ。
そうすると「自分は共同体の中に存在して、必要とされている」という気持ちが芽生えて、あなたの存在価値……つまり自己肯定感へと繋がるんですね。
自分から頑張って目標つくるとか、小難しい計画を立てる必要もなく、何かしてもらったら「ありがとう」って言うだけ! シンプル!
オイオイオイ、このオールインワン化粧水も真っ青な「ありがとう」の効能……もう乳液いらねぇなあオイ!!
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「ありがとう」を言える人ってなかなか少ない
日本人は世界でも稀に見る「ありがとう」が少ない国です。
道を譲ってもらった時、何かしてもらった時、みんな右を倣えのような感じで「すいません」とか言っちゃいますよね。僕もそうでした
コンビニ店員さんの話とか聞くと「“ありがとう”って言ってくれるお客さんに出会うとテンション上がるわ~」なんて話聞きますよね。めっちゃわかる話です。
それだけ「ありがとう」って言葉はありがたがられるんですね。ありがとうの連鎖恐るべし
だから、10回に1回でもいいので「すいません」とか「どうも」って言ってしまいがちな時に「ありがとう」に置き換えてみましょう。相手の反応はきっといつもとは違うはず。
あまり外に出ない人なら家族や恋人でもいいです。むしろ、一緒に住んでいる人に改めて感謝の気持ちを表せるなんてヤバすぎ。それだけでヘビー級の価値があります。
僕だったら「こんな素晴らしい言葉を惜しげもなくくれるなんて、なんてええ人なんや……」と、感心してしまいます。
ハイ、この時点でもうあなたの価値爆上がりヨ?
こりゃもう自己肯定感を上げざるを得んなぁ!!!!
最初の「ありがとう」まではワケの分からないプライドっちゅーか、羞恥心みたいなものが邪魔をするかもしませんが、少しずつ出していきましょう。頑張らなくてもチャンスはいくらでもやってきます。言うだけやしな
「“自己”肯定感」というワードに惑わされて「自分は賢い」とか「自分はかっこいい」とかの自己完結型な能力値に目が行きがちですが、微力ながら誰かに必要とされている方がブレない自己肯定感を育てることができると覚えておいてください。他人の力……共同体感覚というのはそれほど精神に大きな影響を及ぼすんですね。だって君のバックには仲間がおるんやで? こんなに心強いことはないやろ
人は、一人では生きていけない。
なんかどっかのしゃらくせー謳い文句で聞き飽きたようなこの言葉ですが、こういう話をした後だとなんか身に沁みませんか? ぎゃはは!
この一歩が更なる向上心を育ててくれる
それでずっと自分の価値を保っていられるのかな?
そう思う人もいるでしょう。
まあ、実際そうかもしれん。ぶはは!
「ありがとう」言いまくるだけで自己肯定感が無限大に爆増するならば、それだけやっときゃ世界中みんな死ぬまで幸せラリパッパなわけですから。
ですが、そこで培った小さな自己肯定感は、更に自分を向上させるための堅固な足がかりとなります。これができたあなたは、次はもう一回り大きなことができるはずです。
小さな一歩でも、一歩目を歩みだした自分を褒めてあげてください。
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「ありがとう」はいつでもあなたの味方!
人生を歩むうえで人は何度も挫折や苦悩を味わいます。そしてその度に積み上げてきた自信や自己肯定感は地に落ちることがあります。
でも「ありがとう」という言葉は、いつでもあなたとその周りを明るくしてくれる最強の言葉です。
そんな言葉を素直に言えるあなたをどうか大切にしてくださいね。
そんな話です。
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