「オフィスにやってくる保険会社の営業さん、嫌味じゃなく断る方法はないかなぁ?」
大体の会社員の方が一度は経験あるんじゃないでしょうか?
お昼休みくらいになると、エレベーターホールなんかに見慣れない女性が立っていて
「○○保険の者なんですが、少しお時間よろしいでしょうか♪」
と言われ、話しているうちにあれよあれよと個人情報を抜かれまくって、興味もない保険内容を延々と聞かされる……
「興味ありません」
ときっぱり断れればいいんですが、初対面の方にあまりつんけんした態度もとりづらいですよね。
かといって、そういう勧誘を避けるために隠れるようにコソコソするのも面倒。
今回はそういう人たちのために、後腐れなくしっかりと断れる方法を、営業経験者の立場からしっかり伝授します。
この方法を覚えてもらえれば、他の勧誘に対しても応用できるので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
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こんな人のための記事です
- 営業をお断りするのが苦手
- 相手に嫌な思いをさせずにお断りしたい
- 今は保険に入る気はない
断り文句は「身内で懇意にしている保険会社がある」でOK!
タイトルでも触れていますが、保険において最強の断り文句は、
「親戚一同同じ保険屋でやってるんですよ~」
この一言でOKです。
会社名を聞かれた場合は、その保険会社と違う会社名を答えれば問題ありません。有名どころだと、日本生命や第一生命とかですね。
これさえ言っておけばたとえ本名、携帯番号、メールアドレスを相手に教えちゃっていたとしても連絡は一切来ません。
まれに「○○さん(あなたの名前)には、さらに良い提案ができるかもしれないので、現在の保険の契約内容が示された書類を後日見せていただけませんか♪」ということを言ってくれる強者もいますが、
「実家で通帳などと一緒に金庫に保管されてるので自分の一存では出せないんですよ~」
でOKです。ここまで言っておけば、強引に保険の乗り換えを仕掛けてくる営業さんはまず諦めます。
もっと食い下がる例として「投資とか興味ありませんか?」という若干保険から外れた提案をしてくる営業さんもいますが、それも
「親戚が懇意にしてる会社に任せているので、問題ないですね~」
ここまで言っておけば鉄壁のガードです。
僕の場合、結婚してるので「妻のご両親方で懇意にしている保険会社で入っています」と言うようにしています。(実際そのルートで入ってるし)
とにかく、現在保険に入っている・いないにかかわらず、営業の断り文句として「親戚」というキーワードは最強ということです。
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調べようもない事実なので突っ込まれない
保険会社の営業さんは探偵ではないので、「誰々がどんな家族構成で、どの保険会社を利用していて、どんなプランか?」というのは知りようがありません。
そして、顧客になるかわからない人の事実確認に手間暇をかける時間も余裕もないため、相手の言うことを鵜呑みにするしかないのです。
そのため、あなたが仮に独身であろうと「結婚しています」といえば保険会社の営業は「既婚者」として提案してきます。
「単身か」「持ち家か」「年齢」などなど……これらの情報が本当かどうか確認が必要になるのは、実際の契約に入ってからです。
つまり、あなたが保険に入る気がない段階での言葉は嘘でも真実になってしまうのです。
実録・せいじの営業お断りトーク
ここでは僕が実際に勧誘されて、お断りするまでの流れを紹介します。
-お昼休みにて-
-ここからお断りトーク開始-
こんな感じ。ちなみに保険のお姉さんはこの会話が終わった数秒後に別の社員に営業してました。
営業なんて断られるのが当たり前なので、そんな痛手をいつまでも覚えているひとはまずいません。
このくらいライトなやり取りで全く問題ないのです。
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誰も損しない嘘はついても良い!
こういう話でも「人に対して嘘をつくのは良くないんじゃないか」と心配される真面目な人がいますが、誰も損しない嘘なら別にいいです。
僕が営業の時も割と分かりやすい嘘で断ってくる人が結構いたんですが「ああ、真正面から断りづらかったんだろうな」としか思いませんでした。
真正面から断っても、嘘ついて断っても結局はその営業さんの得にも損にもなってないので、自分の切り出しやすい形で良いと思います。
むしろ、嘘だったとしても、こちらの気持ちを汲み取ってくれた「優しい嘘」だと感じます。
「嘘は全部悪!」みたいな頭でっかちな倫理観に惑わされず、自分の納得のいく形でお断りしましょう。
保険の仕組み・メリットやデメリットは自分のために勉強しておくべき
保険に入る気がないのにやってくる保険の勧誘は正直迷惑ですが、それでも保険の仕組み・自分にはどんな保険が向いているかなどは知っておいたほうがいいです。
自分で知識を持っていて不要と判断するのと、無学でただ避けているのでは天と地ほどの差があります。
まずは簡単な書籍で自分に保険が必要か不要かの判断をしてみると良いですよ。
本書は保険の本だからといってどこかの保険会社の回し者みたいな内容ではなく、不要な保険は無くても大丈夫と明言しているところが好感が持てます。
僕自身、ずっと無学な無保険主義で、結婚していざ保険に入ろうと契約するはずの2日前に派手に骨折してるので、もっと早く勉強して入ってればと後悔してます。
営業に流されず、自分の意志で断る!
保険の過剰な勧誘の裏には保険会社の過酷なノルマが横行しています。
無理なノルマのために売りたくもない保険商品を売らされている営業がたくさんいることは仕方のないことです。
グイグイくる保険の営業に「断りにくいから」と流され時間を無駄にせず、サクッとお断りをして必要か不要かは自分で判断するようにしましょう。