
「ホームシアターを作りたいんだけど、どんな機材が必要なのかな? 予算もなるべく抑えめで楽しめるといいんだけど……」
映画料金も上がってきた昨今、わざわざ遠くまで足を運んで映画を観に行くのは億劫ですよね。
自宅にホームシアターを作れば、自分の好きな時に好きな作品を大画面で独り占めできるので、映画館以上の満足度が見込めます。
しかし、ホームシアターを作るといっても、どんな機材を購入すればよいのかわからない人は多いと思います。
今回はそういった悩みを持つ人のために自宅のホームシアター作りで最低限揃えておきたいアイテムを紹介します。
自宅で好きな時に、好きな作品を楽しめるのは本当に快適なので、ぜひ参考にしてください!
もくじ
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こんな人のための記事です
- ホームシアターに興味があるが、機材などの細かいことが分からない
- コスパ重視のホームシアターを作りたい
- 拡張性の高いホームシアターを作りたい
ホームシアターに最低限必要な機材は「プロジェクター」「スピーカー」「再生機器」

ホームシアターの構成には、最低限
- プロジェクター
- スピーカー
- 再生機器
この3つがあれば大画面で映画を楽しむことが可能です。
プロジェクター
映画を大画面で楽しむために必須の機器。
スクリーンサイズは大きいものだと200インチを超えるものもあり、映画館に負けない迫力を演出してくれます。
現在家庭用で主流となっているのは3LCD(液晶)方式とDLP方式ですが、DLP方式は色表現に優れている一方で、虹のようなノイズ(レインボーノイズ)が出やすく価格も高価なため、平均スペックの優れる3LCD(液晶)方式がおすすめ。
我が家では3LCD(液晶)方式のEPSONの機種を使っていますが、長年オフィスの映像機器でトップメーカーとして君臨している信頼性、そして3000ルーメンという十分な明るさを持っているため、光のある部屋でも大画面を堪能できます。
他にも用途別におすすめの機種はありますので、悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:【厳選】ホームシアターにおすすめのプロジェクター3+1選を紹介! | にちプチ 【Nichi-Petit】

スピーカー
映画館のような迫力ある音を楽しむための機器。
プロジェクターの製造技術が世界的に上がり、安価なものでもそこそこの性能を出せるようになった今、ホームシアターで一番こだわって選ぶべき機材はスピーカーです。
ここで適当なものを選んでしまうと、せっかくの大画面が台無しになってしまいます。
我が家はスペースの関係で、現在はYAMAHAのフロントスピーカーシステムを使っています。
テレビでも兼用出来て、汎用性も最高です。
スピーカーは製造メーカーでも特色が出やすく、例えばBOSEのスピーカーは低音に定評があり、SONYのスピーカーはハイレゾ対応など正確な音の表現に優れています。
中でもコスパと音質・表現力を両立させているのは我が家でも愛用しているYAMAHAのスピーカーで、楽器のノウハウを活かした音響技術は音楽や映画、テレビ映像まで幅広くカバーする能力を持っています。
コスパを重視しつつ本格的な音響も取り入れたいという方は、YAMAHAの5.1chサウンドシステムを取り入れれば、安価にワンランク上のホームシアターを実現できます。

再生機器
プロジェクターに投影し、スピーカーからサウンドを出す映像を再生する機器。
以前は動画閲覧と言えば専用デッキが主流でしたが、現在はネット配信が非常に発達しているためPCが一番賢い選択です。
特に、動画再生を主目的に考えるならば、HDMIケーブルが接続できる以下のようなノートPCで十分役目を果たしてくれるのでおすすめ!
ネット配信のみならず、PC本体に保存された動画や、外付けBlu-rayプレーヤーなど、外部機器を接続すれば閲覧できるコンテンツがさらに増える拡張性も魅力です。

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「スクリーン」は投影する壁がない場合だけでOK
映画館ならば投影する対象にスクリーンを用意していますが、家に白い壁があればスクリーンを購入する必要はありません。
我が家は一般的な壁紙ですが、そこに投影しても視聴距離が2~2.5mほどあるため、壁紙の凹凸は気になりません。
うちはこんな壁紙に

こんな風に投影してます。

6畳くらいの部屋でも、壁さえスペースが空いていたら80インチほどの大画面を楽しめます。

設置は圧倒的に有線が良い
ホームシアターを構成していると付きまとう「配線が見えてしまう」という問題ですが、僕は見えてしまってもいいと思います。
一度ワイヤレス化を目指してBluetooth音声やWi-Fiで映像を飛ばしたりなどをやってみたのですが、音の途切れや遅延などで非常にストレスが溜まりました。
もうね、映画一本観終わる前に有線に戻すくらいストレスマッハ。
しかし、有線で完全に配線を見えないようにするには、壁に穴を開けたりしなければいけないため、賃貸では絶対に無理ですし、持ち家でも工事にお金がかかります。
そんなところにお金をかけるくらいなら、少しでもいいプロジェクターや音響機器を買ったほうが間違いなく幸せになれますよ!
ホームシアターの本分は家で映画館の雰囲気を楽しむもので、基本的に上映中は映像にしか目がいきませんのであまり無線化に躍起にならなくてもいいと思います。
とはいうものの、「線に足を引っかけてしまうかも」「線を踏んでしまって壊してしまうかも」という安全上の心配もありますよね。そんな時は、床面に配線カバーを設置してみましょう。
これなら配線に足を引っかける心配も、踏んで壊してしまう心配もありません。
設置が面倒な場合は厚めのカーペットを敷いて配線を隠してしまうのもアリです……が、配線の厚みの分カーペットが波打ってしまうのでちょっと違和感があります。
どっちにしても、ちょっとした工夫や慣れで、有線でも快適に視聴できます。

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ホームシアターは10万円以内で作れる!

以前はハードルの高かったホームシアターですが、今では10万円以内で十分なクォリティーの設備を揃えることができます。
僕は3年前にホームシアターデビューしましたが、今でも飽きることなく名作を大画面で観ては「ホームシアター作って良かったね」と妻と一緒に話しています。
もしホームシアターデビューを迷っているのなら、まずは安い機器から揃えてもいいと思います。
こだわらなければ2~3万円でプロジェクターとスピーカーを揃えることもできますので、まずは自分の部屋に大画面がやってくることを楽しんでみてください!
関連記事:【厳選】ホームシアターにおすすめのプロジェクター3+1選を紹介! | にちプチ 【Nichi-Petit】