どうも、HSPの沼から抜け出して今は充実した毎日を過ごしています。せいじ(@seiji_1986)です
繊細さに歯止めが利かなくなって、色々なことが自分へのプレッシャーになってしまっているんですね。とてもつらいことだと思います。
「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は病気ではない」
HSPが世に知れ渡ってから、ずっと言われ続けていることです。しかし、医学的には病気認定されなくても、そのつらさは当事者である人間にしか分かりません。
僕自身、HSPが原因で色々なことに思考が巡りすぎて行動に移せなかったり、「考えすぎだよ」と言われることが多々あり、生きにくさを感じていました。
しかし、今回ご紹介する方法でその感覚を少しずつ和らげ、コントロールしていくことができるようになりました。
感覚をコントロールできれば疲れが軽減され、疲れが軽減されれば行動力ややる気が生まれます。
同じHSPで悩んでいる方の人生の助けとなればと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね!
もくじ
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HSPを改善する方法
HSPを改善するには、まず「自分を理解する」ということが大切。
怒っているときや悲しんでいるとき、つらさを感じてしまうのは「自分の心の状態を客観的に理解していない」ことが原因です。
これは、HSPを起因として感じるつらさや窮屈さにも言えることです。
僕も昔は自分のこと知らなすぎワロタ状態でしたが、少しずつ自分を知るための習慣を取り入れてHSPを改善してきました。
あなたも今までは、HSPを「出口のない迷路」のように感じていたかと思います。これからは、自分を客観視することで自己理解を深め、「解決できる問題」として位置づけて行きましょう!
日記をつける
誰でもできる手軽な自己理解の方法は日記をつけることです。
その日のできごとに対して思ったことを細かく書いてみましょう。
心理的な描写が細かいほど自分の心の理解に役立ちます。
文面はなるべく客観的に、淡々とした内容で「読み返すことを前提に」書いていきましょう。
例:クラスメイトの〇〇君と肩がぶつかった。怒りはなかったが、相手の顔は一瞬曇っているようにも見えた。イラっとさせてしまったのだろうか?
このように、できごとを書き連ねてその後客観的に読むことで、物事の捉え方を少しずつ矯正することができます。
客観視する習慣がつくと、自分に起こっていることでも他人事のように冷静に考えることができるようになります。
僕の場合、
3日前の日記は「うわー、なんか恥ずかしいな自分」
1週間前の日記は「うわー、おもろいな自分」
1ヶ月前の日記は「なんやねんこれ俺ちゃうわ」
くらいのテンションで読めてしまってます。
その結果、そのできごとと真正面から向き合わなくてもよくなるため、疲れることもなくなってきます。
コラム法
日記よりさらに一歩踏みこんだ方法がこの「コラム法」。
マイナス思考の傾向がある人のための、深い自己分析を行う認知行動療法の一つですね。
自身の行動を振り返り、紙に詳細に状況と考えを書きだすことで自分の偏りがちな考え方を探り、マイナス思考を止める方法です。
HSPの人はマイナス思考を伴うことで、疲れや生きにくさにつながっていることが多いです。
そこで「マイナス思考を克服すればHSPが持つデメリットも乗り越えられる」という一石二鳥な方法ですね。
自分の思考を丸裸にされるようで、こっ恥ずかしいかもしれませんが、真の意味で自分を理解できるのはやはり自分しかいません。自分を大切にするためにも、マイナス思考は撃退したほうが絶対に良いです。
コラム法については以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:落ち込みやすい人必見!マイナス思考は「コラム法」で改善 – にちプチ 【Nichi-Petit】
HSPの武器を見つける
HSPという区分に対してネガティブな印象を抱いている人は多いと思います。
確かに、敏感すぎる感覚は神経をすり減らし、心身ともに疲弊していく面はあります。
しかし、見方を変えるとその研ぎ澄まされた感覚を活かせる仕事や人間関係も確かに存在します。
仕事においても「楽な仕事=楽しい仕事」とは限りませんよね?
「忙しいけど、充実している」というのは、良いことと悪いことのバランスが取れているからこそ感じられるものです。
HSPに対しても、単に「人生の障壁」ではなく、自分の武器となりうる要素を見つけ出して「人生のスパイス」に変えてみましょう!
HSPの人は「自分はHSPである」という事実に対しても強いストレスを感じています。
しかし、HSPの武器を見つけて「HSPである自分」を受け入れることができれば、張りつめた気持ちも和らいで、結果としてHSPを改善できるようになりますよ!
僕も「自分はHSPである」という事実のマイナス面だけを見ていたときは辛かったですが、プラスの面も見えてきたときは
「なんか、人生山あり谷ありって感じでドラマティックやな……」
と物語の主人公になった気分でした。ぎゃはは
HSPの武器に関しては、以下の記事も参考にしてくださいね!
関連記事:HSPの武器とは?(執筆中)
自分を知れば、HSPは改善できる!
研ぎ澄まされた感覚というのは、自分のコントロール下にない状態ではとても生きづらさを感じてしまいます。
しかし、冷静に、少しずつ自分の思考を理解し、整理していけば心はもちろん、身体的な感覚も改善できます。
「感じ方」や「考え方」というのは心と身体に密接にかかわっています。
夜寝るときに時計の秒針の音を「当たり前のもの」と考えると気にならず眠れますが、意識を向けると非常に耳障りになり眠れなくなるのは「感じ方」「考え方」のよい例ですね。
HSPで悩みが尽きないならば、外に意識を置くのではなく、まずは自分の内面を深く理解することから始めてみましょう!
やったるで!