空気を読むことって大事ですよね。僕はたまに「ここでめっちゃデカイ声で叫んだらどうなるんやろ……?」「真剣な話してる今、急に屁こいたらどうなるんやろ……?」だとかよく考えるんですがもちろん行動に移しはしません。
いや当たり前なのはわかってるよ? でもこれって広い意味で空気読んでるよね?
視力検査で言うと一番上の一番デカイ文字を500倍したくらいデカイ読み物だけど
その例えで行くと、社会で空気をなんとなく読む瞬間って言うのは、真ん中から下あたりの読めるか読めないかくらいの小さな文字なわけだ。
上司「これ『め』だよ。」
???「あー、たぶんこれは『め』ですね。まあ『あ』ってこともあるんでしょうね」
こいつは空気が読めてる。いい感じの着陸地点をやんわり決めて、しかも類似する例まで挙げてくる。
一方
???「見えません」
こいつ空気読めてねぇわ!
同じことが仕事や日常生活の会話にも当てはまる。
???「あー、たぶんこれは『先輩の意見が良さそう』ですね。まあ『山田の意見に賛成する人もいる』ってこともあるんでしょうね」
こんなような会話、規模やシチュエーションは置いといてあちこちで見かける。
そしてその度に思う
なんで「わかりません」って言わないのか。
なんで「無理です嫌です違います」が言えないのか。
なに? そいつに不倫でもバレてんの?
弟を人質にでも取られてんの? シンタローかお前は
もくじ
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文字はずっとぼやけたまま
僕は「空気を読む」という行為は「事実をぼかす」行為だと思っている。帰納法っぽく考えて
だって「空気が読める」といわれる人を見てると、ケンカの仲裁うまいし、本人もケンカなんてしない。
だからと言って白黒ハッキリさせてケンカを治めてるかと言ったら、そうでもない。それは司法の範疇でもあるしね
上司のクソみたいな命令にもいい感じの返事はする。
「ちょいキツくないですか?」なんてニッコリ言いながら、業務量の削減に貢献する。
上司も気分は悪くしない。周辺の人間も少しは負担が減る。ただしクソな命令内容は据え置き
え、なんなのこれは
なんだこれはーーーーーーーーーーー!!!
どこだここはーーーーーーーーーーー!!!
結局はそんな感じで「よく考えてみると大して改善されてない状況」が残されたまま、だましだましその場を収めているようにしか見えないわけよ!!
これは「気配り」でも「気遣い」でもない。ただの優柔不断
もうクソクソクソアンドクソ
空気を読んで得られる恩恵なんてたかが知れている
おまけに空気読んだ人間は「空気が読める人」という毒にも薬にもならんような評価だけもらって。いや、上司や先輩は空気の読めるあなたを気にいるかも
でも僕はこう思う
「借金増やしやがったな!」と。
借金って言うのは比喩なんだけどさ、結局どっかでしわ寄せが来るんじゃないのって話。
さっきの話で言うと、ケンカを何となくごまかして治めても結局はやり合った二人の心は救われてないし、クソ上司のクソ命令は以降もクソのように続くだろう。
そこで「お前が悪い!」「部長、それは無理です」の一言が言えたなら……
こんな借金のような真似までして空気を読んで、何が自分に返ってくるんでしょうか。
空気を読んでる人は、何を期待してそんなことをしてるんでしょうか?
不思議でたまりません
むしろ上司とケンカして鼻くそ飛ばしあってる姿の方が僕は正常に見えます。
空気が読めない人間の方がよほど上等だ。
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誰がこの風習始めたの?
正直言って今の日本企業の大部分は異常だ。
暗黙の了解が横行してて、そこで空気が読める人間が幅を利かせる。
空気が読めたのは「視力検査で見えにくい文字の正解をたまたま出した」程度の偶然のくせして「空気読めないね~」とハズれた人間を揶揄する。
オイオイオイ一寸先は闇っつーだろ!? イェイイェイイェーイ
お前次も他人に「空気読めないね~」とか言えるアレなの!? ヘイヘイヘーイ
次の会議でも上司の機嫌損ねずやってけると思ってんの!? ホイホイホーイ
「空気を読む」というミッションが完遂できればその場はごまかせるが、それが失敗したときの痛手は普通に怒られる時の比ではない。
結局はそれまで読んだ空気を材料に「君は主体性がない」「あいつはいつもごまかして生きてる」なんて思われるわけだ。
そういう事実を踏まえると「空気を読む」って行為はハイリスクローリターンなわけで、僕らが頑張って先代から引き継ぐべき「スキル」でもなければ日本の美しい「習わし」でもない。
ただのガラパゴス負債だ
いくつかの企業に勤めてきて、それなりに空気を読んでみた僕が言う
もうみんな空気読むなーーーーーーーー!!
「空気読まない」空気にしづらいだろうがーーーーーー!!
だけど俺のブログは読んでくれ
エンド
で?
空気をぶち壊したのですか?
職場環境は改善しましたか?
現状を教えて下さい
>名無しさん
空気がブチ壊れたかはわかりませんが「このプロジェクトはこの人員では無理です」って正直に上司に言ったら、超過工数問題を本気で議題に上げてくれて残業がほぼなくなりました!
おかげで社員の笑顔が若干増えた気がします。
言ってみるもんやで
何という事でしょう。
上司が「あ」といったら「め」であっても「あ」と読むべしという例えが
まんま、バカという言葉の漢字が「馬」と「鹿」になった理由と同じで笑えない。
空気を読む人が増えた事でクソみたいな人材しか残らなかった国が古代中国大陸にあった秦。
空気を読めない人嫌い、等と高慢ちきな女が言っていた。自己防衛のためにハッキリ駄目と言わないからコロナが蔓延するんだよ!