両利きになる訓練をした結果とメリット・デメリットを紹介するぞ!

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  みなさんは手を怪我したりなんかして、使えなくなってしまったことってありますか?

不便だよね。とくに利き手をやっちゃったりすると、日常生活がめちゃくちゃ大変になる。

普段僕はめちゃくちゃ右利きなんですが、ある日思い立って両利きの練習を始めました。

理由は2つ

  • 荷物を持ってたりとか怪我でどちらかの手がふさがっても、反対の手で色々できれば便利だから
  • 両利きが単純にかっこいいから

こんな感じです。

ほんで、どっちかっつーと「かっこいいから」のほうが理由としてはデカいです。ぎゃはは

今回は僕が両利きになるためにやっているプチ習慣をメリット・デメリット織り交ぜて紹介していくのでよろしくゥー!

※この記事は「利き手が右」の僕を基準に書いてます。逆の人は右と左を読み替えてね!

もくじ

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両利きになるためにやったこと一覧

僕が両利きに近づくために日常的に訓練したことを紹介します。

結果から言うと、以前より飛躍的に左手が器用になって、ちょっとびっくりしてます。

完全に両利きというにはまだ足りない感じですが、同じことをやってもらえれば確実に両利きへの道が開けるはず。

初級編:歯磨き

歯磨きは一番簡単な両利きの訓練だと思います。

といっても、最初は本当にやりにくくて、単純な動きであるはずなのに右手と同じように磨けません。

まずは利き手で磨いて歯磨きの時の自分の動きを意識して覚えましょう。

ひとしきり利き手で磨き終えたら今度は逆。なるべく利き手と同じアクション、順序で磨けるように頑張ってみて!

利き手でない方だと、慣れないで力が入りすぎて歯や歯茎を痛めてしまうことがあるので優しく磨いてください。この訓練は力を利き手に近付けるというよりは、筋肉の使い方・コントロールを覚えさせるのが目的なので力より繊細な動きを意識してやることが大事です。

中級編:筆記

ここから急に難易度が上がりますが、慣れてくると意外とできちゃいます。

最初は利き手と逆の手で字を書くって本当に大変で、まずはペンの持ち方すら満足に身に付けられないと思う。ミミズみたいな字になっちゃって何を書いてるのか自分でも読めないくらい……

ただ、その果てしなく地味で単純な筆記をゆっくり、ゆっくりやっていけば少しずつ読める字が書けるようになります。急いでやるより精度を意識してね

僕の場合、筆記で最初に注意した点はペンの角度でした。どうも慣れないほうでペンを握ると角度が紙に対して平行に近くなるようで、コレではボールペンがきちんと機能してくれず、かすれまくった字になっちゃった。

こんな感じ。これだとななめすぎてインクが紙に乗りません

そこで、落ち着かないけどなるべく角度は紙に対して垂直に近く、80~85度くらいの傾きを維持して書くようにしたら「ミミズみたいな暗号」「スゲェ下手くそな字」くらいになりました。

こんな感じ……

現在もたまに練習中です。むずかC

この訓練も利き手のフォームを忠実に真似ることが大事なので、利き手で持ったペンを見ながら反対の手も持つようにしてみてください。まずは書くことより、いかに利き手に近い持ち方・フォームを体に覚えさせるかが重要。

書くことに慣れてきたら、今度は左右同時に書いてみたり、鏡文字を書いたりするのも面白いよ!

僕は、鏡文字書くと混乱するからまだまだ修行が必要……

上級編:箸を使って食事

 これは筆記よりもさらに難易度が高いです。

日本人って「箸」を使った食事がメインだけど、片手で扱う食器で完全に2つに分かれる器具というのは世界でもとても珍しいらしいです。

更にそれを利き手の逆で扱うので、めっちゃハード……

こちらもペンのように、利き手で持ったものを見ながらやった方が良いですね。すべてはフォームを真似ることから入ってください。でないと変な癖ついちゃうからね……

僕はまだこれで食べようとすると手が震えたり、箸の方向が定まらずで上手く食べられません。熟練度は赤ちゃんのヨチヨチ歩きレベル

ちなみに、これは人と食事する時に実行するととてもお行儀が悪く見えてしまうので、自分ひとりでごはんを食べる時か、理解してくれる人がいる時以外はなるべくやんないほうがいいです。間違っても女の子とデートするときにやっちゃダメだゾ

上級編+α:投擲

難しく投擲(とうてき)と言ってみたりしてますが、要は「投げる」ことです。

僕が最近ハマっているのはコレで、ティッシュを丸めたボールや柔らかいプラスチックボールを部屋の中の的(例えばごみ箱やカーテンなど)に向かってヒョイヒョイ投げてます。

投擲という行為自体、ほぼ人類固有のもので、他の霊長類にも真似をする種はいますが人間ほど早く、そして正確に投げられる動物はいません。

また、投げるにあたっての筋肉の連携も複雑であり、やる前と比べてかなり左手の感覚が変わりました。

ボールがなくても、フォームを身につける練習だけでかなり感覚が養われます。野球選手の投げるフォームを見て右手でまず実践して、その後左手でやってみてください。

最初は左右の違いに大いに混乱しますが、慣れるとなんか気持ちいいよ!

字を書くことや食事と違って一瞬で終わる動きなので身体的ストレスも少ないですが、瞬間的な筋肉のコントロールは鍛えられるというかなり実用的な訓練になります!

利き手と同じように投げられるようになるには時間がかかりそうだけど……

日常編:物を持つときは利き手と逆で

これはいつでもどこでも何度でもできるやつですね。

実際、片手ばっかり使いすぎると筋肉の発達も不均衡になってしまい、体のゆがみなんかの原因にもなります。

僕の場合は二の腕の発達具合が右と左で全く違ったんですが、少しずつこの習慣を取り入れたことで、今ではだいぶ左が右の太さに近づいてきました。

スポーツにおいても、左右非対称の動きをするものは基本的に筋肉の発達が偏るから他方もたまには使った方が良いとされますよね!

利き手と逆の方って、無意識に楽をしようとするからしっかり意識して使うようにしてみてください。

両利き訓練のメリット

両利きの訓練を続けていく中で感じたメリットについてお話します。

「両利きになる」という目的以外にも思いがけない効果がありましたので、その辺もピックアップしていきます。

利き手がさらに器用になった

これは副次的な結果ですが、これまで訓練した動作を利き手に戻すと、驚くほどスムーズに動かせるようになりました。

例えば、電話対応のメモなんかもテンパって読める字が書けなかったりと結構大変なこともありましたが、今はすっごい楽。電話しながら、別のことやりながらもメモ取ったりが簡単にできるようになりました。

このように、あえて辛い(苦手な)ほうで頑張り続けることで、相対的にいつも使用している環境が楽に感じられるのは運動なんかでもよくあります。重しつけて走ったりとかもその一例ですね

あと、僕はたまに絵を描いたりするんですが、右手でうまく引けなかった線をあえて左手で描き、また右手に戻すときれいに引けるようになってたりしました。

利き手自体の能力向上も目的としたい人は、逆の手での訓練おすすめです!

歯磨きが上手くなった

これ、自分でも気付いてない人多いけど、歯って手癖で磨いてる人がとっても多いんですよ。

そうすると必ず特定の部位が磨き残しになってしまって、長い時間をかけて虫歯になったり、歯肉に炎症が起きて歯周病の原因になったりします。

それらの意識しない部分を左手で磨くと、右手と違う角度でブラシが歯にあたるので、今まで磨き残していた部分までしっかりとカバーしてくれます。

ちなみにこの磨き方、歯医者さんで話したら結構実践してる歯科医師さんもいるようで、確実に効果があるみたい。

食事の量が減った

これは、ダイエットを志す人には結構良い話かも!

左手に箸を持って食べると扱いに慣れてないので、とにかく食事に時間がかかるんですよ。

そんな状況で里芋なんて食べようもんなら、平気で1時間里芋に費やしてるレベル。

しかし、その「食事に時間がかかる」というのは、ダイエット的には結構良い影響を与えます。

食事の時間が延びれば延びるほど、脳の満腹中枢から指令を受ける時間が長くなるため、ご飯を食べきる前に満腹感がやってきて、非常に食が細くなります。

食べ物をよく噛んで飲み込むのも同じ理屈で、時間をかけて食事するのは身体にも優しいので、無茶な食事制限に苦痛を感じている人は、その苦痛を逸らすために始めてみるといいかも!

箸で口に食べ物を運びきれた瞬間の充実感はヤバいで

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両利き訓練のデメリット

日常生活に結構な好影響をもたらしてくれたこの両利き訓練ですが、一つだけくそデカいデメリットがありました。

ストレスはんぱない

これは全ての実験に言えることなんですが、慣れないうちは自分の思い通りに行かずにめちゃくちゃストレスが溜ります。

特にお箸の練習は、マジでストレスマッハ。左手に罵声浴びせたいレベル

やっぱ「食欲」という基本的な欲求がかかわると、人間なかなか穏やかにはいきません。

それで「やーめた」ってなっちゃったらもうそこで試合終了なので、あまりにもストレスが大きくてハゲそうになっちゃったら、右手と左手の使用割合を上手く調整してあげればOKです。厳しすぎる訓練はモチベーション下がっちゃうし

僕も左手にお箸持ってずーっとごはん食べてたんですが、イライラが募りすぎて若干げっそりしてきてからは右手でも食べるようにしました。少しずつ慣らして、継続できる時間を増やしていこうと思います。

デメリットはほんまこれくらい。

あとはお金もかからないし、自分のペースでできるし、自分のできなかったことができるようになる快感を日常で味わえるので、この両利き訓練はかなりおいしい習慣だと思います。

まとめ

両利きになってすごく役に立つことってすぐにはないけど、スピードを求められるものではないので結果を出しやすくて良い訓練だと思います。

「何かを習得して自分に自信を持つ」という、大事な習慣が手軽に身につくので、仕事や日常の隙間時間にぜひ試してみてください!

そんな話です。

エンド

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1件のコメント

利き手の右腕が激痛が走るようになり、病院に行ったら、長年利き腕を酷使すると、神経が炎症を起こす人が多いとのこと。なるべく負担をかけない事が大事だそうです。今さら左手の訓練です。箸やペンは矯正用が手軽に買えるので便利です。

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