「お茶飲んできまーす」「タバコ吸ってきまーす」
あなたの職場はこういう休憩が許されてますか?
僕が今勤めている会社では、暗黙の了解として「なんとなく」やってます。
表立ってやると「お前仕事中に何してくれてんの?」みたいな空気。
こういう会社、結構多いよね。
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非喫煙者は損?
「タバコ休憩」「トイレ休憩」「お茶休憩」と、細々休憩を挟む理由は、それこそいっぱいあります。
非喫煙者の僕はタバコ休憩を取らないかわりに「ボーっと休憩」をしています。
「ボーっと」というと聞こえが悪いですが、要するに「脳を休ませている」ことに他なりません。これも仕事のため!
でもね、世間的には「タバコ休憩」よりこの「ボーっと休憩」の方が害悪とされてる。
「ボーっとしてる暇あったら手動かそうよ」
ってやかましいわ! さっきまでボーっとタバコ吸ってたくせに!! しかも3本
喫煙所は「大人の社交場」という側面を持っているのはわかる。
しかし、所詮嗜好品。そんなもんプカプカやって鼻ほじりながら帰ってくる人間は何も言われず、仕事のために脳を休息させる向上心のある人間は虐げられる……
何だこれはーーーーーーー!!!
どこだここはーーーーーーー!!!
まあ人が観てる前でボーっとするのは勘違いされやすくはあるので仕方ないとして、タバコも吸わない、茶も飲む気がないのに席をはずして何をするのか……
喫煙所の近くでボーっとしてる姿を見られても「何やってんだ」だろうし
はぁ……非喫煙者って会社では肩身狭いな
「あそび」がない会社は続かない
人間の身体の連続稼働時間には限界も個人差もあり、本来なら適宜休憩を取ることが望ましいにもかかわらず、会社は全ての人間に時間いっぱい(大体は8時間)の労働を課します。
以前勤めてた会社ではもっと過酷でそういう事ができず、その労働時間に沿って時間いっぱい頑張らされたんだ。
これってすごく非効率だと思いませんか?
特に頭脳労働において休憩なしの連続作業なんかは作業効率、精度共に著しく落ちてしまいます。
それでもいるよね「時間無いんだからさっさとやれ」っていう無能上司。
適度に休んだり、気分転換しながらやったほうが結局は早く終わるのに。
「頑張ってるふり」が評価されがちな社会ならではの「実のない仕事」ですね。
僕はこういう会社が嫌いで、しかも悲しいことに今までのほとんどの会社がそんな方針でした。
待遇としてのホワイト・ブラックは関係ありません。
該当する会社は、僕は長続きしません。今の会社も正直辞めてぇ!!
別にホイホイ辞めてるわけじゃないですけど、早い段階(試用期間等)で見切りをつけています。
体力的にも辛く、精神衛生上も常に「こんな無駄をいつまで……」とモヤモヤしてしまうので体調を崩しがちになります。
ただ、肉体労働と頭脳労働両方経験した身としては、精神的なストレスのほうが健康への害が大きいです。人体って不思議
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「あそび」で何を実行し考えるか?
自分が休憩したり、ボーっとしてる時間って基本的に身を任せて何も考えないほうが体力も回復するんですけど、そこはやっぱ人間だから考えちゃうじゃん?
そんな時僕は、ブログのネタを考えたり、スマホで転職サイト見てたりします。
仕事に「あそび」がないとそんな時間もなく、ひたすらPCに向かうだけ。
しかも特にクリエイティブな仕事をしてるわけでもないので、思考が薄れる薄れる!!
こんなことをあと数十年毎日やると想像するとぞっとする。
僕はその「あそび」の時間こそ未来に繋がる材料だと思ってます。
さっきは「ブログネタを考える」と言いましたがブロガーでない人の目線でいうと、週末の予定を考えたり、晩ごはんのレシピを考えたり……
疲れきった終業後よりよっぽどいい案が浮かんだり、楽しいことも考えつきます。
それを糧に「よし、この楽しみのために仕事をさっさと片付けちゃうぞ!」って奮い立つのに。結局は仕事を頑張る「ハリ」になるのにもったいない!!
「休憩=サボり」と考える土壌をなくそう
日本人って、合理的でも会社に規定がないと頑なに認めないよね。海外ワッショイってわけじゃないけど
裏を返せば規定を決めてしまえば偏見というのは簡単になくせるということ。
クールビズなんてあっという間に浸透したよね。
昼食の休憩は主に「食事のための休憩」ということで除外するとして「タバコ休憩」「トイレ休憩」「その他休憩」など自由に使える時間を「マイ休憩時間」として1時間付与したらどうだろう?
だから、休憩時間をとっても余裕が生まれるように人をもっと雇ってくれ!!
就職氷河期で人手不足とかいう二律背反的な状況に終止符を!!
そんな懇願はおいといて、その「マイ休憩時間」まるまる使いきれば8時間労働中実働は7時間になるわけだが、8時間ダラダラと働くより7時間しっかり働いたほうが成果は上がるんじゃないだろうか?
まさに「損して得取れ」的な考え方。
もちろん本人がとりたくなければ取らないのも自由なので取りたい人向けです。
前の会社に昼食の休憩すら1時間あるのに20分で戻ってくる人いたもん。そういう人は使わないだろう
特にホワイトカラー・プログラマーは毎日のようにデータベースやコードを延々と睨み続けて仕事をしている。
僕は彼らに対してはタバコやトイレなんかより「めぐりズム休憩」を是非取っていただきたい。
これらは職業ごとに千差万別だろう。
例えばレストランのホールなどの立ち仕事ならば「しぼりもみ休憩」があってもいいし
原宿の竹下通りで喉がガラッガラになるまで呼び込みやっているお兄ちゃんには「のどあめ休憩」があってもいい。
「タバコを吸いながら、お茶を飲みながら、肩を叩きながら、書類を作る」という「ながら行動」前提の仕事のありかたは、業務に必要なことを複数こなす「マルチタスク」とは違い、気分転換もできない、喉も潤せない、疲れも痛みも取れない、書類作成の進捗もイマイチという非常に意義の無い時間の過ごし方になる。
その日は良くても、いつか体調崩すし心も病むで。
僕らに必要なのは「まとまった休憩時間」ではなく「必要なとき、必要な分だけ休める時間」じゃあないだろうか?
大企業のお偉いさん方、「マイ休憩時間」の案、採用してもらえないでしょうか?
エンド
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